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2018.10.12 (Fri)

≪背中の靴跡シリーズ≫ 『ミッドライフ・クライシス』~vol.3~

≪背中の靴跡シリーズ≫ 『ミッドライフ・クライシス』~vol.3~
クライシス圧縮

※※※「ミッドライフ・クライシス」※※※
仕事も私生活も順調だと思っていた自分の人生。しかし「本当にこのままでよいのだろうか」「悔いのない人生をおくれるのだろうか」とふと悩みが生じる壮年期。 人は時に人生の中頃に、自分の人生を問い直さずにいられなくなる深刻な心の危機が訪れる。
「ミッドライフ・クライシス」=中年期に人の心に巣食う危機






【More・・・】

≪ ミッドライフ・クライシス~vol.3~ ≫背中の靴跡シリーズ


「……また悪い酒やってる」
俯いていた顔を上げれば、口元は笑みの形を作っているものの、目は真剣な小牧が手塚の酒に手で蓋をした。
「今日は、これ以上は止めた方がいい。――――話がいっぱいあるからね」
そう言う小牧の肩越しに後ろを見て――――手塚は言葉を呑み込んだ。
堂上…はわかるとして、進藤、緒形、それから、玄田。
バンッと大きな玄田の手で叩かれ「よぉ、久しぶりだな! ちょっと見ねぇ間にお前、人相悪くなってんぞ」と悪びれもせずに言われたと思ったら、グイッと腕を掴まれて「……移動だ。奥へ」と完全に個室になっている奥座敷の方へと連行される。
手塚は訳も分からない。
――――今日は、堂上、小牧と3人のつもりだったのに、何故――――…。

麻子に鮎川の名前を出してから、完全に麻子との間に溝が出来た。
もう麻子はまったく俺に心を許さなくなってしまい、なんとか話をしようにも取り合って貰えなくなった。
挙句に、麻子ときたら俺と2人きりにならないようにだろう、仕事が忙しくて、と手塚の実家に頼ってしばらく生活の拠点は手塚家にお願いしたいと頼み込んだ(もちろん、母さんは大喜びで――――麻子さん、家事は任せてね、無理しないでね、と張り切っている)。子供も俺も帰宅先は手塚家。もちろん麻子自身も帰ってくるのだが、両親を前にあんな話は出来ず――――子供や両親が居る場では完全に体裁は繕っている麻子だが、2人だけの時間を作ろうとしても仕事が残っているから、と書斎に籠って仕事をしていたり図書基地に戻ったりする始末だ。
――――そんな麻子に為すすべもない。話が出来ない。
それでも手を拱いてばかりもいられなかった手塚は、少なくとも今の麻子の仕事の状況だけでも知りたいと、小牧と堂上を飲みに誘い、現在図書隊で麻子が抱えている仕事内容を教えて欲しいこと、更には何か(麻子と仲がいい2人の伴侶からも)些細なことでもいいから麻子のことで聞いていることはないかと乞うた。
切迫したような必死な様子の手塚に、聡い2人の元上官達はすぐに何かを察してくれたらしい。
外部に漏らしてはいけないだろう麻子の仕事内容について、知っていることを教えてくれ、更に麻子のことに関しては調べて事細かく教えてくれると約束までしてくれた。
「……気になってることがあるなら、特に注意して探るよ。――――何かある?」
小牧が何気ない風を装ってそう尋ねてくれたのは、手塚の抱えている何かを察知したのだろうか。
言うべきかどうか、しばしの逡巡の後、――――手塚は『鮎川』については特に知りたい、と漏らした。
長らく命を預け合ってきた上官達に、隠すべきことは何もないと思えた。
図書隊の業務、今後の動向に、何か『鮎川』が関係しているのではないか。
『鮎川』に接触せねばならない仕事があって近づいたものの、思うように状況が進展していないのではないか。
…………あの麻子が、鮎川という男相手に、上手く立ち回れていないのではないか――――。
手塚は、麻子が酷く傷つきボロボロになっていて――――追い詰められているような気がしたのだ。
殻に閉じ籠って1人で抱え込んで苦しんでいる。
それは、『鮎川』に予測も出来ないような何かが隠されているからでは。

…………この期に及んでも、まだ手塚は、麻子の気持ちが離れたとは思えなかった。

本当は、助けを求めてるんじゃないのか……?

都合のいい解釈かもしれない。
でも。
それでも、どうしても、麻子が鮎川に心を移したとは考えられなかった。
考えたくないだけじゃないのか、と自分を自嘲したこともある。
麻子と離れられない自分の、自己欺瞞な思考だと。

だけど、どうしてもそうは思えなかった。

例え、裏切られるような行為があったとしても――――それは、麻子の本意じゃない、と。

…………どこまで傲慢なんだろう…………。
それでも、麻子には俺だけだと思っている。
信じて――――信じたいだけだとしても、それでも。

でも、必死に涙を堪えてる気がしてならない。

手塚の言葉に、小牧と堂上は顔を見合わせた。
わかった、と頷いた堂上の横で、珍しく小牧が厳しい顔をした。
「…………聞きたくない内容の報告になったとしても――――俺は、手塚に言うよ」
そう言った小牧に手塚は深く頭を下げ、お願いします、と短く答えたのだ。


そしてそれから2週間経らずで、小牧から連絡が入った。
直接話したい、と言うから、てっきり、今日もまた堂上と小牧と3人だと思っていたのに。
奥の、完全個室の座敷に入ると、手塚を挟むように小牧と堂上が、前に玄田を中心に進藤、緒形が並んで座った。
口火を切ったのは玄田だ。
「……単刀直入に聞くが、今、柴崎は『鮎川』に手を出してるのか」
歯に衣着せぬ言い方に、手塚の方が慎重に言葉を選ぶ。
「……『鮎川』が麻子に手を出したとは考えないのですか」
現図書隊ナンバーワンの玄田に対する言葉とは思えない程不機嫌な手塚の声に、玄田が苦笑した。
「すまん、それはわからん。――――だが、今、柴崎は鮎川と関係を持ってるんだな」
「……接触はしているようです。関係を持っているかどうかは知りません」
またしても固い手塚の声に、進藤が玄田の隣で必死に笑いを堪えている気配がした。
――――この手塚から醸し出る空気を前に笑えるのは、玄田と進藤くらいのものだろう。
「~~不貞腐れてるからって、イチイチ言葉尻拾って目くじら立てんな! 柴崎が会ってんのは確かなんだろ」
進藤からそう言われると、不承不承頷くしかない。
小牧まで手塚の隣で吹き出す音をさせた。
「ちなみにお前の言う『鮎川』が知りたい。どうせ証拠写真でもあるんだろ、見せてくれ」
なんでもないことのように玄田に言われ――――少しの葛藤の後、しぶしぶ写真を出す。
そのうちの1枚を手に取って見た進藤が、「…………お前、よくこれで、相手が鮎川だってわかるな」と感心したように呟いた。そりゃそうだろう、写る男女は暗くて顔等はよくわからない。
言いたくはないが、口を開く。
「…………文科省の伯父から……麻子に、鮎川には近づかない方がいいとの伝言を頼まれて…………」
「そんでわざわざ調べたって訳か。私立探偵か? 高い金払ったんだろうなぁ。
――――って、そんなことより、文科省の伯父さんっつったら、鮎川の上司だろ?」
進藤までそんなことを言い――――つまり、ここに居るメンバーは鮎川についてそれなりに知識のある面子なのだと手塚は察した。
「……ええ……文科省では伯父の跡を継ぐのは鮎川だともっぱら言われている程の将来有望な人物です」
「しかも頭の切れるイケメンで、まだ三十代後半――――だっけ」
進藤の言葉にムッと来たが――――背筋を正して玄田を見る。
「……現在、図書隊においては、文科省と共同で進めている話があるのですか」
既に図書隊を離れた手塚は部外者だ。――――だが、鮎川に繋がるかもしれない話は絶対に聞いておきたい。
意志を込めて真っ直ぐに玄田を見つめた手塚を、玄田も真っ直ぐに見つめながら、「……ねぇな」と呟いた。
手塚は、足元が崩れるような感覚を必死に耐える。
「…………では…………以前に、鮎川と進めた話などは…………」
「それも、ない」
キッパリと言われ、喉の奥に蓋をされたような気がする。
申し訳なさ気に話出したのは小牧だ。
「……悪いけど……文科省との共同戦線の時は、いつも手塚の伯父さんが全面に立ってくれてね。そりゃ、文科大臣の任を受けて鮎川ってヤツがした仕事もあるだろうけど――――なんと言っても文科大臣が手塚家に関係する人だったから、図書隊が直接文科省に話をする時でも大臣を通して話ができたんだよ。……わざわざナンバー2が出て来る必要はなかったのさ。
…………だから、正直、柴崎さんと鮎川との関係を――――と言われても最初は全然ピンと来なかった」
小牧の言葉に項垂れそうになり――――だが、小牧の最後の言葉にふと引っ掛かる。
「…………では、今、は…………何か心当たりが…………」
「『鮎川』という名前を聞いた時に、どこかで聞いた名だとは思ったんだ」
今度は堂上が口を開いた。
「もう……かれこれ30年くらいになるか。――――当時の文部科学省大臣の名が『鮎川』だ」
――――――――え?
慌てて自分の頭の中のページを捲る。
過去の大臣――――そんなところまで思考が回っていなかった。
確かに、まだ中学か高校の頃の文科省大臣は、そんな名前だったような気がする。
「鮎川大臣は射殺された――――犯人はまだ捕まっていない。……そして鮎川大臣の後ろ盾がなくなった図書大学は閉鎖せざるを得なくなった」
…………え……?
手塚の腰が浮いた――――話はまだまったく見えないのに、胸がざわつく。
思い出した。
確かに鮎川大臣の殺害事件はセンセーショナルだった筈だ。なのにあまり報道はされず、犯人が捕まったのかどうなのかも手塚の記憶にないくらいだった。
――――図書大学を立ち上げる為に尽力した大臣の殺害――――
それで得をするのは良化委員会に他ならないだろう。
思わず視線を向けてしまった先で、緒形は首を横に振った。
「――――殺害したのは良化委員会じゃない。当時抗争を繰り広げていた暴力団同士の銃撃戦の流れ弾だったという噂だ。……結局、犯人はあげられなかったと聞いている」
「…………暴力団…………」
でも、それで得をしたのは良化隊だ――――それでも、その思考が離れない手塚をジッと見つめていた玄田が口を開いた。
「……鮎川大臣を動かして図書大学創設に漕ぎ着けたのは、稲嶺顧問と手塚会長の尽力に他ならない」
話の方向が急に変わったことに戸惑う。
「――――正直……あまり言いたくはないが、かなり強引に鮎川大臣を引き込んだ、とも聞いている」
珍しく少し苦みの混じった玄田の声。
手塚の鼓動が速くなる。
「日野の事件以降――――稲嶺顧問は図書隊が良化隊に対抗し得る力を持つことに、それこそ顧問のすべてを投げ打っていた。全国の図書館を守る為にも手塚会長は稲嶺顧問の一番の理解者でもあったと聞く。二人がどうやって鮎川大臣を動かしたのかはわからないが――――地位も財力もある鮎川大臣を捲き込み図書大学を創設したことは間違いない。鮎川大臣のお蔭で図書隊がここまで力を付けて来られたのは事実だ。
……だが結果として、鮎川大臣の立場は悪くなったとも聞く。特に当時は一番勢力の強かった法務省からは相当の圧力が掛かったとは耳にしたことがある――――」
「…………良化隊の方でも、鮎川大臣をマークしていたのは事実だ。だが直接手を下した訳ではない――――もっとも、もし鮎川大臣が流れ弾で死んでなかったら、ひょっとしたら良化隊が手を下していた可能性は否定出来ないが、今となっては、結果としては良化隊は潔白だ」
玄田の言葉を引き継いだ緒形が、これまた苦々しげに呟いた。
しばしの沈黙が席を包む。
「…………つまり……鮎川大臣の子にしてみれば――――もっとも恨むべきは図書隊、という考えが生まれないわけじゃねぇ、ってことだ。父親を無理矢理引き込んだ挙句に見捨てた、と考えたとしても、それを否定する材料はこちらにはない。
もちろん、得をするのは良化委員会なのだから、何らかの方法で法務省や良化隊が暴力団の抗争を利用して殺害した可能性は大きいが――――それで法務省や良化隊を恨んでいるなら、今、鮎川ってヤツが柴崎に接触している理由がわからん。
柴崎も俺達に内緒で鮎川と接触を試みているなら――――ひょっとすると柴崎は、柴崎だけが知っている秘密――――例えば、稲嶺顧問やお前の父親を庇う為に、何も言わずに鮎川の出方を見ている可能性もある」
沈黙を破った玄田の言葉に、速くなっていた手塚の鼓動が、ドクンっ、と一際リズムを狂わせた。
嫌な、予感…だ。
稲嶺顧問。…そして、父。
2人はどんな手を使って鮎川大臣を引き込んだのだろうか。――――図書隊にとって、公表出来ないような手段を使ったとは考えられないか。実際、図書大学の話がどうやって進んだのかまったくわかってない話なのだ。
――――綺麗ごとだけじゃない。
武力と言う手段を手にし、血塗れになっても戦うことを目指した時代だ。
鮎川大臣は権力も地位も、そして財力も持っていたという。
そんな彼を後ろ盾せしめた手段とはなんだったのだろう。
稲嶺顧問は、どうやって鮎川に取り入ったのか。
父はどうやって鮎川を動かしたのか。

その時の話を餌に、鮎川が麻子に近づいたとしたら。

――――麻子なら、誰にも言わず、鮎川から情報を引き出そうとするんじゃないだろうか。

鮎川の思惑はわからない。
図書隊を叩き潰したいのか、はたまた恐喝か。
鮎川大臣に早すぎる死をもたらしたと図書隊に対する怨恨を募らせていた可能性は高い。
だが。
――――なんで、今更、……今になって、と思うのは勝手だろうか。
稲嶺顧問は数年前に亡くなっている。
図書隊における『鮎川の怨恨』の当事者は、もはや居ないのだ。
――――いや、父、か…?
ゾクリとする。
父に近づこうとした鮎川の存在を、麻子が気付いたのだろうか。もしくは、父の跡を継ぐ形になった息子の俺か?
鮎川の意図が父や俺にあるならば、麻子は隠密に鮎川に探りを入れようとするだろう。
鮎川が図書隊や協会、そして俺達に、絶対手出し出来ないような最強の切り札を探る為に。

だが、稲嶺顧問や父の手段が真っ黒だったとしたら――――切り札がある可能性の方が低い。
必死に鮎川に探りを入れた挙句――――逆に、蜘蛛の糸に絡み取られるように、麻子の方が身動きが取れなくなってるんじゃないのか。
「――――他に、柴崎が俺達に内緒で動いている理由はみつからんからな。…………とすると、非常にマズイ状況だとしか言えん」
苦虫を噛み潰したような玄田の言葉を受け、進藤が反吐を吐くように続けた。
「……今、柴崎に大々的なスキャンダルが起こったとしたら――――図書隊もだが、何より図書館協会会長のお前も責任を取らねばならなくなるだろうな。……下手をしたらお前の兄貴にまで影響するぞ」
ぞわ…ッ、と全身が総毛立ち、思わず腰を浮かした。
諌めるように小牧が口を挟む。
「…………そこまでの手段に出るかどうかはわからないけどね。――――鮎川も今では文科省ナンバー2なんだろう? その地位を手放してまで親の仇討をいうタイプではない気はするんだ。柴崎さんのスキャンダルの公表はすなわち、鮎川自身のスキャンダルというわけだからね。
――――逆に言えば、今柴崎さんはその駆け引きの最中だとは考えられないかな。
…………毬江がね、1週間ほど前に、図書館のトイレで顔色の悪い柴崎さんを見かけて――――嘔吐きそうになるのを堪えてる様子に思わず「ひょっとして……悪阻ですか」って声を掛けちゃったんだって。そしたら力なく笑って「……そんなこと、もう1年くらいしてないわ……今出来たらキリストね」って必死にいつもの饒舌を装うとして失敗してたみたいだ。…………毬江が凄く心配してた――――手塚さんとずっと擦れ違ってるのかもしれないってね。手塚も柴崎さんも仕事がハードだから、時間が取れないのかもしれないって。……普段は一切仕事に関しては口を挟まない毬江が、なんとか柴崎さんの仕事の負担を減らしてあげられないのかって聞いて来たよ。それくらい柴崎さんの様子が弱っていたんだろうね……俺達には見せない顔をたまたま毬江が見ていたんだ。
――――今なら間に合うんじゃないかな。
これ以上柴崎さんを深入りさせないように、今ならまだ、止められるんじゃないかな」
小牧の言葉に、暗闇に一筋の光が射した気がした。
――――今なら、まだ…………

麻子を助けたい。

グッと握った拳。

ぽん、と肩を叩かれて顔を上げれば、真っ直ぐな堂上の目を合う。
小牧も。進藤も、緒形も、そして玄田も。
皆の眼差しに励まされる。

独りじゃない。

俺は。
麻子も。

「……伝えます、麻子に。――――分かち合う仲間が居ることを」

手塚の言葉に、囲む顔が不敵に笑った。
「ああ。――――1人で暴走すんなって言っとけ」
「ずっと暴走しっぱなしだった玄田顧問には言われたくないでしょうがね」
力強い玄田の言葉を進藤が茶化す。
ふ、と場が和んだ。
バンッと進藤が手塚の肩を叩く。
「お前もあんな美人、よく1年もほっとけたな! 嫁好きなお前がムラムラしなかったとは思えねぇし、忙しいとはいえ、パッと済ます暇くらいなかったのかよ?」
突然スライドした話題に咄嗟に付いて行けず、つい噛み付くように言ってしまった。

「~~~~麻子抱いたら、パッとで済む訳ないでしょうッ?! 1発で終わりなんてとても――――っ」

言いかけて、滑った舌にボンッと顔から火が出た。
一瞬の沈黙――――のち、ドッと空気が揺れる。

「~~~~そ…っ、そそうか…っ!」
「~~~~いやはや、まだまだ若い」
「~~~~なるほど、それは、なかなか時間が…………」

笑い転げ出した上官達が「酒だ、酒ッ!!」「素面じゃやってられんっ!!」と次々に注文を始める。
居た堪れなくなった手塚だったが、逃がして貰える筈もなかった。



……To be continued.






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05:10  |  *『図書館戦争』二次小説  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

★「弄られ」は堂郁最強(笑)

ママ様

いつもコメントありがとうございます!
そうなんです藁をも掴む思いで元上官を頼る……、元上官との日々が手塚を「頼る」ことが出来るまでにしていたんだと思いますね!タスクの日々は手塚にとって手塚の為人を形成する上にとっても本当に大切な日々だった証です。
ママ様も仰るように、それに対して、柴崎の方はこういう上官が持てなかったんですよね……。唯一、稲嶺司令がそうだったんですけれど、このお話では亡くなっているので、本当に柴崎は困難にぶち当たった時には自分で対処する、という選択肢しか知らないんですよね。業務部は、柴崎のストーカー事件でも本当に何も出来ない上官ばかりだったし……。タスクメンバーに頼るには、柴崎の中で自分自身が正式にはタスクメンバーになったことはないからやっぱり出来ないし(なんだかんだ言っても、やっぱり同じ戦場で戦ったわけではないから、そこまでタスクに甘えられないと思ってますよね)。
そう言う意味では、手塚は本当にタスクに選ばれてタスクに育てられて、共に戦って、その記憶が別の場所で働くようになっても生き続けてるんだなって思います。
頼られて嬉しいと思ってくれる、懐の広い元上官達ですしね(*^^*)
手塚は、今の「鮎川」について調べてたからわからなかったんですよね。まぁ、問題になってるのは今の鮎川なんで仕方ないんですけど。
図書隊に絡んでくる原因とか、柴崎が何も言わない理由とか…………そのあたりは、今の鮎川を調べてもよくわからなかったのはそういうわけでした。
まさかの図書大学創設に関係する「鮎川大臣」が何か関係してるかも??
ひょっとすると図書隊を汚名から守る為に柴崎は動いてるのかもしれない、と知れただけ、手塚はホッとしましたね(苦笑)
疑いたくないけど疑っちゃう……もう新婚じゃないし、そんな毎日愛を確かめ合うこともない中年期。
疑惑が出てきて、それに功名が差さなければ、誰もが闇に闇にと思考が沈んじゃう頃です……。
でも、疑いたくない、と、疑ってしまう自分にもきっと嫌悪していた手塚だったと思うし、元上官に相談出来たことは本当に良かったです!
元上官達も嬉しいし(笑)
久々に可愛い部下を弄って、楽しい酒が飲めたと思います(笑)

> 鮎川の目的が今一つ何処にあるのかはこの時点では判らなかったけど色んな事柄を知れたのは手塚にとっては良いことでしたね。
そうですね、鮎川の目的ね。
この後、鮎川の目的がわかるまでに、また嫌な話があっての終幕になると思いますので…………すみません。
今回、楽しい感じで話が終わったんで、続き書くのが気が引ける…………ううう。
でも、絶対ハピエンでしか終われないので。
といつもこういう話を書く度に、言い訳のようにこの言葉ばっか言っちゃう私ですね。。。。。トホホ。

> ああ手塚って素直(笑)揶揄い甲斐があるって言うか。
笑!
ですよね!
3/4の確率でからかわれるww
郁ちゃん、堂上さんはもう、いろいろやらかしてもくれるから最高の弄られキャラですからねww
手塚はあんまりやらかさないから、弄る取っ掛かりが少ないんですよね。でもいつも傍に居た小牧さんにとっては弄る取っ掛かりもよーく見てたし、手塚を弄って可愛がってたんですよねぇ(笑)
ホント、旧堂上班はタスクの皆に可愛がられるに値する、弄られ班で最高でしたよね!!!
まぁ一番はともかく、堂郁最強!!!(笑)


ツンデレラ |  2018年10月13日(土) 07:29 | URL 【コメント編集】

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 |  2018年10月12日(金) 13:49 |  【コメント編集】

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