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2017.07.12 (Wed)

≪背中の靴跡シリーズ≫ 『ひとり寝る夜の明くる間は』~vol.68~

≪ ひとり寝る夜の明くる間は~vol.68~ ≫背中の靴跡シリーズ
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
  歎きつつ ひとり寝(ぬ)る夜の 明くる間は
   いかに久しき ものとかは知る
         右大将道綱母(53番) 『拾遺集』恋四・912
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆




【More・・・】

≪ ひとり寝る夜の明くる間は~vol.68~ ≫背中の靴跡シリーズ


「……まさか、杉谷が殺られるとは、誤算だったな」
進藤が苦々しげに呟いたが、玄田はアッサリと流した。
「殺られたのは誤算だが、杉谷が柴崎を襲った証拠は揃ってる――――覚せい剤所持でヤツの罪は送検できるし、被疑者死亡ではあるが罪は罪として裁ける」
「…………ですが、柴崎の発砲事件についての関与を立証するのは難しいのでは…………」
「それについては実際、杉谷は無実だ。ヤツの計画は未遂に終わってる――――元々、立証出来るとは思っとらん」
玄田の言に舌を巻く。
本当にこの人は、大雑把そうでいて本質はきっちりと押さえているのだ。――――だからこそ、関東図書基地特殊部隊の隊長として、長年良化隊を相手に一歩も引かずに来られたのだ。
「――――正直…………柴崎の身の為には、一番安全な結末かもしれん」
言われて、その場に居たメンバーもその意味を正確に理解して複雑な気持ちになる。

――――そう、ストーカー事件で怖いのは、刑罰を受けて刑務所から出てきた受刑者が、再びまたストーカー行為を繰り返すことだ。それも、対象は同一人物のことがほとんど――――そして、その執拗さや執着心は以前にも増してエスカレートしていて、被害者が殺害されるなど身に危険が及ぶことが多い――――。

杉谷が生きていたらどうなったかはわからない。
だけど杉谷は、バックに松和会(和木派)や麦秋会も付いていたような人物でもある――――。
折口が玄田の言葉に頷いた。
「――――そうね――――、麻子ちゃんの身を想うと、私も正直ホッとしたわ…………」
こんなこと言っちゃいけないんだけどね、と困ったように付け足して。
「杉谷の罪については、私も警察に協力させて貰うわ――――。スクープを撮らせて貰ったんだもの。これで政界はまた大揺れね――――これを機に手塚慧は一気に重要ポストに就くかしら」
「万一、今回付けなくても、次期には大臣ポストは絶対だな。――――昨日の今日でもうヤツは口火を切った――――まず、柴崎拉致に関与した麦秋会に向けての攻撃を既に始めてる。
ったく、攻めるところをよくわかってる――――このまま良化隊から麦秋会への武器の横流しへと、厳しい言及をしていくだろうな――――しかも世論を完全に良化隊の武装解除、良化法を改案へと向けさせるような弁論弁術でのな…………あのカリスマ性と饒舌ぶりは性には合わんが、一応感心せざるを得ない男だな」
「凄いわね、玄田くんにそこまで言わせる男なんてなかなか居ないわよ」
折口が言うと、玄田の口がへの字に結んだ。
堂上が口を挟む。
「…………世論が良化隊の武装解除へ向かえば、図書隊の武装解除という声も上がるでしょう」
「そりゃそうだろうなぁ」
進藤がぼやくような口調で相槌を打った。小牧も少し困った顔で同意する。
「……それは仕方ないでしょ。――――確かに、図書隊は良化隊に対抗する手段として武器を手にした訳だしね。良化隊が武装解除となれば当然図書隊も――――と法務省を中心に強い声が上がるに違いないよ」
堂上に小牧が言うと、堂上は難しい顔をした。
「――――言うのは簡単だが、実際に武装解除となれば金も時間もかかる。どうやって廃棄していくか――――」
「そっかぁ……そうですよね、普通にゴミとして出せるモノじゃないですもんね!」
至って真面目に笠原は言ったのだが、笠原の言葉に小牧はぶぶっ、と上戸に入った。
当たり前だ、アホウ! と笠原の頭に堂上の拳骨が入る。イッタァ! といつものやりとりだ。
「――――もし、本当にそんなことになったら、後方支援についても考え直す必要があるでしょう。後方支援部だけじゃない、図書隊の組織編成自体も見直す時期が来る――――」
緒形が真面目な顔をして玄田へ言葉を投げたが、玄田はボリボリと頭を掻いた。
「――――まぁ、今じゃないがな」
「ですが――――そう遠くない未来の話になりそうな流れが見えてきました」
「だな! 俺の退官までは、まだそういう事態にはならねェかとも思ってたが、ここに来て急に良化法改案にまで話が発展しそうな感じだからな!」
「検閲撤廃までいくでしょうか」
堂上の言葉に、進藤がニヤリと笑う。
「夢だな――――けど、届かない夢じゃなくなったな」
――――そう……ずっと望んでいた夢だった。
ずっと望んで――――望んで望んで、望むだけの夢だった――――その夢が、今、手の届きそうなところに広がり始めたのだ。
手が届きそうなポジションに、今ようやく、図書隊は立つことが出来たのだ。
苦難の中でも希望を捨てずにずっと夢を見続け、引き継いできたその夢がようやく――――
「…………まぁ、デカいことに関しては、司令や顧問も含めて皆の意見も取り入れながらやっていくことになるだろう。政府の方針を見ながらな。俺達だけでどうこう出来るもんじゃない。
――――差し当たって俺達のやるべきは、柴崎の復帰祝いだろうよ」
シシシ…と進藤が笑うと、笠原が「柴崎、大丈夫かなぁ」と呟く。
「大丈夫だろう、手塚が付いてる」
堂上が言えば、笠原には少しだけ面白くない気持ちが湧く。もちろん、柴崎にとっては手塚が傍に居るのが一番良いに決まってる――――それは頭ではわかってはいるのだが。
「――――それはわかってるけど…………けど、昨日はかなりキツそうだったから」
と心配そうに呟く。柴崎が精神的な病気も抱えてしまったことはもう知っている――――病気になってしまうくらい柴崎は苦しんだのだと思えば辛い。辛い時に何も力になってやれなかった自分が悔しい。
「杉谷との1vs1のタイマンの後、あの射殺事件だったからね――――どんなに柴崎さんが肝っ玉が据わってるって言っても、あれは精神的に相当キツかったよ――――柴崎さんよく頑張ったよね。流石だと感心したよ」
小牧がそう言い、玄田が続ける。
「……まぁしばらくは、体調の回復に専念して貰う。これからの時代に柴崎の力は必要だ」
柴崎の復帰。
柴崎が柴崎として、この場所に戻って来るのだ。
その言葉に、涙が出そうになる――――。
慌てて、明るい話題を探して口を開いた。
「――――柴崎の復帰と、隊長と折口さんの結婚式と、どっちが先になるでしょうね?」
笠原の爆弾に、折口を除く全員が被弾して固まる。
「やだ、郁ちゃんったら! 私達、まだその話はこれからで――――」
「でも、これで晴れてその話が出来るじゃないですか。柴崎を取り戻したら…って言ってましたもんね。もう指輪もしてるんだし、お互いの意思の疎通は出来てる訳で――――そうなったら後は、意外にあれよあれよって言う間にどんどん話は進んじゃうもんですよ」
「あーら。実体験が籠ってそう! 郁ちゃんと堂上君のところはそうだったのかしら」
「~~~~そうだったよね?」
くくく、と小牧が早くも上戸に入る。堂上は酷い仏頂面になった。
「そうなんですよ! もうあっと言う間で――――今考えれば一生に一度の時期なのに――――」
「もっとゆっくりしたかった?」
「~~~~あー…、いえ。あたしのトコは実家の母がややこしい人だったから――――早く結婚したかったです。だから後悔はありません!」
「あらー、郁ちゃんに惚気られちゃった! 良かったわね、堂上君」
「…………別に……」
ますますしかめっ面になった、ほんのり耳朶の赤い堂上を見て、ニヤニヤと人の悪い笑みを進藤が浮かべる。
「――――おー。……それ言ったら、お前らもそろそろいい時期なんじゃねェの?」
キョトンとする笠原に、意味深な笑み。
「……柴崎の復帰と、隊長の結婚式……それよりもひょっとしたら、お前らのオメデタ報告の方が先なんじゃね? 武装解除の方向になれば、やっと堂上も安心して励めるってもんだろ?」
「「~~~~ッ!!!!! 進藤三監ッッ!!!!!」」
真っ赤になった夫婦同時に抗議の声を上げるから、シシシシ…と進藤の引き笑いが止まらない。もちろん小牧は笑い死んでいる。
笑いながらチラリと進藤は横を見た。
我関せずと話に入らないようにしている寡黙な男――――引き合いには出さなかったが、同格で同僚のこの男の方が隊長より先に挙式ってこともあるかもな――――。皆の前で言うと本気で嫌がるこいつには、後でこっそりとからかってやろうと思う。

いずれにせよ、すべての未来は明るく、幸せな色をしている――――。

     *

今日は休みを貰って正解だった。配慮してくれた上官達に感謝するばかりだ。
疲れ果てたように麻子は眠ってる。
――――腕の中に居る麻子を、ただただずっと見ていたかった。


杉谷の射殺事件――――図書隊のメンバーが俺達に替わって警察の事情聴取を引き受けてくれた。
なんとかあれからは発作を起こしたりすることもなく頑張った麻子だが、拉致されてからの肉体的疲労、精神的疲労が目に見える程で、宮澤医師に連絡を取って病院で診察と点滴を受けた。
うーん…、と悩んでいた宮澤医師は、「まぁ…、サイキさんの場合は自宅の方がいいんでしょうねェ。入院させたい気持ちは山々なんですけど――――とりあえず検査だけはしておきますんで、明日、必ずまた来て下さい」と言って帰してくれた。
手塚家に戻るかどうしようかと手塚は迷ったが――――麻子が、マンションの方がいいと言うのでそうした。
麻子の緊張感はなかなか抜けなかった。
点滴を受けている間――――時折、うつらうつらしては飛び起きるを繰り返す。怯えるような目や、恐怖に駆られる目をして――――夢見の悪さが尋常じゃない。
――――夢の中でも自らの身の上に起こった出来事を反芻してしまうのだろうか。
杉谷に襲われそうになったことか、杉谷が射殺されたことか――――どちらも麻子の精神力を奪うような事件だった。麻子が受けた精神的苦痛は、終わった後もこうして麻子を襲って苦しめるのかと思うと胸が痛む――――。
点滴を施して貰ってもふらふらと足元が覚束ない麻子を抱きかかえてマンションに戻った。
麻子がギュッと俺にしがみつく。
子供のようにしがみ付く。
「――――帰って来たぞ。……もう大丈夫だから――――俺がずっと付いてるから。な……ほら、もう寝ろ――――」
そう語り掛けても、ギュッと固まったように俺にしがみ付いたままで――――麻子を抱いたまま布団に俺自身も横になった。
小さな背中をゆっくり慈しむように撫でて、あやすように軽くポンポンと背中を打つ。
「…………大丈夫…………こうしてるから…………もう大丈夫だから、な?」
――――とにかく安心させたくて、少しでもリラックスさせたくて、とにかく優しく語り掛けて強張る身体を宥める――――疲れ切っている筈なのに、麻子の身体からなかなか力が抜けていかない。
ふいに、胸の中で麻子がキュッと小さくなった――――しがみ付かれる感覚に愛おしさが増す。
名前を呼ばれた――――ここに居るよ、と敢えて口に出す。
「…………ひかる…………」
「……傍に居る…………大丈夫だ」
「…………ひ…かる…………」
「ずっと傍に居るから…………安心して寝ろ、な?」
「…………ひか…る…………」
ふいに麻子の中に昂るものを感じた。
うねる。
揺れる。
泣き出しそうなのを必死に堪えているのか――――泣いてもいいんだ、と口には出さずただ優しく背中を撫ぜて伝える。
「~~~~っ……、っ…かる……っ、…………傍に居て…………どこにも、いかないで…っ……」
「傍に居るよ。――――ここに居る……」
麻子の声が完全に濡れた声になっていた。堪えようとしても、ますます麻子の中で激情が暴れている――――。
「~~~~い…かないで……っ、こ、ここ…に…………、ッ、いいいっちゃヤ…ッ……、やだッ…光ッ!!」
パニックを起こし始めてるんだろうか――――慌てて顔を見ようとするのに、麻子は必死にしがみ付いて離れまいとする。
「――――大丈夫だから…………ここに居るから…………な、ほら……顔上げて、――――麻子?」
麻子の脇に手を入れて、少し力を込めて引き剥がして顔を覗き込む。
俺から引き剥がされた不安でか、怯えたように縋るような目で必死に俺を見る――――思った通り涙で濡れた大きな黒目がグラグラと揺れていた。
「――――大丈夫。俺はここに居るから――――ずっと麻子の傍に居るから…………大丈夫だ」
言いながらも堪らなくなって、麻子に口付ける。
涙に濡れた頬は少し冷たくて――――温もりを分け与えたくて、何度も何度もなぞるように這わせる。
麻子の身体の芯が震えてる――――大丈夫、大丈夫、と、想いを込めて口付け続ける。
――――麻子がしゃくり上げた。
「~~~~っ……、……ッ……、~~~~こ……こ、…わい…………」
絞り出すような震える声が聞こえて、慌てて顔を上げた。麻子の揺れる視界に覗き込むように入る。
「…………大丈夫――――」
「~~~~こ…わ…い……っ、……っ……、怖い……、あ、あんな……かかかんたん…に、…………ひ、ひとは…死…んじゃう……っ、……っ……も、もし………もし、ひか…る……が……っ……、し、死ん……じゃっ…たら……」
――――怖いの…………
ボロボロと涙が零れてゆく。

――――人の死を、あんなに間近で目撃したのは初めてだったのかもしれない――――

目の前で、ついさっきまで生きていた人間が呆気なく死ぬ。
例えそれが自分を苦しめた相手だろうと――――目の前で人の死を目撃するなんて経験は、麻子にとって初めてだったのかもしれない。

思い出す。
始めて人は簡単に死ぬのだと認識したのはいつだったろう――――小田原の時か――――覚悟を持って行った俺ですら、倒れていく仲間に感覚が麻痺したような気分に陥りそうだった。状況が状況だったし、考える暇もなくて――――ただただ、目の前のやらねばならないことを必死に熟すことで自分を保っていた。
その覚悟を持っていてもそうだったのだ――――突然の一発の銃声で、呆気なく人が死ぬのを見た麻子が冷静でいられないのは当然で――――むしろ頑張りすぎる程頑張って自分を必死に保っていたのだとわかる。
「――――大丈夫…………死なない。死なないよ、俺は――――麻子を置いて逝かない」
気休めだとわかってる。
そう言われたって、麻子だってそんなこと誰にもわからないって、冷静になればわかるだろう。
でも、そんなことじゃなくて。
これが今、必要な言葉なんだ。――――今、麻子に必要な言葉はこれだ。
今、麻子にそう言ってやることが大事なことなんだって、俺の中の俺は直感で言う。
今の麻子に、とにかく気休めでもなんでもいいから、俺はここに居る、傍に居ると伝えることが大事なんだと。
「――――傍に居る。ずっと傍に居るよ――――絶対にお前を離さない。……お前がもういいから離れろって言ったって、俺は絶対離してやらない。俺が離さない。どんな時も傍に居る――――麻子の傍に……ここに」

涙に掻き濡れて不安に揺れていた瞳が、俺を見つめる――――。……ようやく、少し落ち着いた目で、覗き込んでいる俺を見つめ返してくる。
「…………ひかる…………」
「――――な? ここに居るだろ?」
「……………………」
少し落ち着いて来る気配――――ひかる、と呼ばれると、うん、と返事をする。
それだけで十分で――――…………ひかる、と呼びながら、麻子の手が頬に触れて来た。そのままゆっくりと後頭部へと回ってゆく――――。
「…………ひかる…………」
「…………うん…………」
麻子が俺を抱き締めてくれる――――俺も麻子を抱き締めながら、俺の名を呼んでくれる唇に唇を重ねる。
甘い――――麻子の香りが鼻腔から入り込んでくらくらする――――唇を割って舌を挿し込んでしまいたいと欲情が昂るのを、グッと堪える――――麻子の唇が薄く開いて、微かにまた名前を呼ばれた気がした。
誘われてるような気すらする。
このままこの唇を貪り尽くして、麻子を味わってしまいたい衝動が湧き上がってくる――――ヤバい…………。
…………駄目だ、ダメだと、とにかく理性を掻き集めて、自分に言い聞かせる――――名残惜しくも、なんとか引き剥がすような気持ちで、その可憐な唇から自分のそれを離す――――……

「…………抱いて…………」

掠れた、声。

吐息に交じったような――――でも驚いて、麻子の顔を見る。
俺が慌てて見つめると、恥じらうような――――少し困ったような気配を滲ませて――――少し目を伏せて、確かにもう一度呟いた。
「…………抱いて……欲しいの…………」
思わず凝視してしまう。――――頭が真っ白になって、返す言葉も思い付かなかった。
俺の視線に、逃げたいとでも言うように少し宙を彷徨った麻子の視線――――でも、躊躇いがちに、恥ずかしそうに、チラチラと上目遣いで俺の元に戻って来て――――困ったように自信なさ気に囁く。
「…………嫌? ……かな…………」

ドクン、と下腹部に血が集まって猛り出す。
――――ヤバい、と頭のどこかで思うのに、それもどこか遠くになっている。

「…………だめ……?」

プツリ、と理性の糸が今にも切れそうだった。
慌てて気を紛らわせるように、言葉を吐く――――自分でも笑いそうになる程、酷く上擦った声になってしまった。
「~~~~い、いや…とかっ、そんなの絶対――――いいいいや、駄目だろっ…そんなの…………だ、ダメだって、お前、壊れちまう――――」
言いながら、だけど、言葉とは裏腹にどんどんと意識がそっちに向く――――ヤバい、麻子に触れたくて堪らなくなってくる。
さっきは必死に堪えた唇――――視界に入るその濃桜色の唇が動いて、艶めかしく俺を誘う――――
「…………壊れない……大丈夫。――――光が嫌じゃなかったら――――お願い、……抱いて欲しいの……」
ブチッと総動員していた理性が切れたような気がした――――いや、必死に堪えようと構えていたのに後ろから突き飛ばされたような衝撃――――。
思わず、その唇を塞いでいた。
余裕もなく、貪る。
舌を割り入れて麻子の舌を奪い、呼吸すら呑み込むほどの勢いで麻子の口内をただひたすらに夢中で冒した。
麻子の乱れる呼吸すら、誘われてるような気がしてしまう――――。

甘い――――ヤバい…………。

止まらない。

乱れる麻子の吐息が、苦しそうな気配を滲ませるまで、ただただ麻子を求めて貪ってしまった。



……To be continued.







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05:10  |  *『図書館戦争』二次小説  |  TB(0)  |  CM(4)  |  EDIT  |  Top↑

★おねだり(笑)

Sauly様

ハイ、おねだりでございます!
なかなか見れないレアもんですよー!!
皆々様にはしっかりと見て欲しい、超レアな麻子サンです!(笑)
原作の麻子サン張りに、ひとり寝る夜の~の麻子サンにその体力があったら、きっとおねだりする前に剥いてると思いますが(笑)
手塚を脱がせる麻子サンっていうのも、なかなか妄想して、乙だな!とふと思いました(笑)
手塚戸惑いっぱなしで、麻子サンがガンガン脱がせるシーン…………笑える…!!
そういうのも、それはそれで萌えますね!(爆)

> さて、ソプラノズの方ですね。
> トニーbについてお話しします。
せっかく、真っ当な道に行きたいと望んだのに、マフィアの内紛に関わってきちゃうんですかぁ……不幸!!!
懲役20年も頑張って終えたというのにねェ!!
ホント不幸ですね。
コン・エアーの方のYoutubeは怖いシーンではないのに、なんかめちゃめちゃ存在が怖かったです(苦笑)
なんですかね…………あの黒い仮面剥がすだけのシーンなのに、何かがありそうでめちゃめちゃ怖い!!
しかし、ワンピースのサンジのモデルとは知りませんでした(苦笑)

トニーBは皆から歓迎されてトニーの家族の中に入っていくのに…………真っ当な道を歩みたかった彼は、意に反していくのかと思うと、明るいパーティがむなしい気持ちになりました。
人って思うようにはなかなかなれないもんなんですよねー。

ツンデレラ |  2017年07月13日(木) 15:13 | URL 【コメント編集】

★図書隊としては……です

ママ様

ですよねー。
玄田隊長の、デタラメそうでいて実は一番いい立案しか選ばないトコロが大好きだったりする私です(笑)
いやー、デタラメそうでいてってトコロが玄田隊長なんですよね(笑)
だから、核心は逃さないんだけど、手段を択ばないからそうなるんでしょうね(笑)
ママ様も仰るように、もう杉谷の件や、松和会の件は警察の手に渡りましたので、図書隊としてはここまでです。
警察は、松和会和木派の杉谷→麦秋会の流れは追うことになるでしょうし、一方で、麦秋会←良化隊の流れについては、手塚慧の手で暴かれ始めようとしていますので、こちらもまた図書隊としてはここまでです。
ただし、図書隊は自ら動くことはありませんが、常に話の流れの中心には位置する存在になってきますから、政界の動きからは目が離せなくなってきましたね。
そういう意味では、柴崎の復帰は望まれるところなんですが。

まぁ……すぐに復帰できるような体調でないことが悔やまれますね(((((--;)

でも、図書隊のみんなは待っていてくれると思いますけどね(私の希望(苦笑))!

> これは上書きですよね。
そうですね~~~~。
まぁ……イメージとしては上書きと言うか、リセット、という感じです……って同じことか!(笑)

> もう自分からは離れないと決めた柴崎ですから、助けて欲しいと素直になれたんだと思います。
あー!そうかもしれない!
それはそこまで私は考えていませんでしたが、そうかも!
いろんなことが重なって、疲労困憊の中で、唯一自分の信じるものに縋って助けて欲しかったのかもなァ…!!
あまりに疲労困憊過ぎて、柴崎自身すらどうしたらいいのかもわからない中で、唯一縋れるものが「傍に居る」って抱いてくれてたら…………流石の柴崎も素直に出せたのかもしれませんね。
それまでは、とにかく疲労困憊の柴崎を保護してやらなきゃ、守ってやらなきゃで、よしよしと抱いていた手塚ですが、ここにきて一気に保護者意識や介護者意識がぶっ飛びましたね(笑)
いやでも、ここまで言われてやらなかったら……………相当なヘタレですよね!!!
この先心配になるくらいのヘタレになっちまうのか、どうする手塚?!(笑)
どうしたい、私?!(爆)


…………いやー、手柴には幸せになってもらいたいですよ(ぽそり)
ツンデレラ |  2017年07月13日(木) 15:02 | URL 【コメント編集】

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 |  2017年07月12日(水) 16:27 |  【コメント編集】

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 |  2017年07月12日(水) 14:20 |  【コメント編集】

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