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2017.02.20 (Mon)

≪背中の靴跡シリーズ≫ 『ひとり寝る夜の明くる間は』~vol.47~

≪ ひとり寝る夜の明くる間は~vol.47~ ≫背中の靴跡シリーズ
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
  歎きつつ ひとり寝(ぬ)る夜の 明くる間は
   いかに久しき ものとかは知る
         右大将道綱母(53番) 『拾遺集』恋四・912
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆



【More・・・】

≪ ひとり寝る夜の明くる間は~vol.47~ ≫背中の靴跡シリーズ


内閣府の警備を統括する人物の射殺。
その情報に歯噛みした。
…………口封じだろう。
――――兄からの情報がもう少し早ければ――――と八つ当たりに似た気持ちが湧くが、所詮、兄からの情報が先だったとしても、この射殺事件は阻止出来なかっただろうこともわかっている。
警察は未だに矢間竜士郎を捕えられず。密売現場の情報もあったが張り込んでいた場所に、誰一人現れなかったという。まんまと敵に裏を掻かれただけだ。元々ガセネタだったのかもしれない。
――――そう簡単にいく訳がない、そうは思うのだが…………。

兄からの情報は流石だった。

矢間竜士郎の写真――――警察でも手に入れていないものだ。
やはり予想通り、あの時麻子を襲った犯人の一人――――。俺に殴り掛かろうとする男へ『止めろ!』と制止の声を上げた方の人物――――それが矢間竜士郎だった。やはり事件に松和会が関わっていたことは、これで実証された。
写真でしかないのに実行犯の一人だと思うだけで、腸が煮えくり返るような感情が湧き上がり、ギリリ…と奥歯を噛み締めて堪える。
すぐそこにあった幸せが、あの事件のせいで砕け散り、今は思うように会うことすらままならなくなっていると思えば負の感情しか湧き上がらない自分――――こちらに銃口を向ける良化隊員にすら向けたことのない殺意が芽生えそうになる。その激情に流されずにいられるのは、『柴崎麻子の安全を確保する』為にはこいつをただ殺すだけでは駄目だとわかっているからだ。こいつですらその為の1つの札にすぎない。最終的にどこの誰に付き付けるかはまだわかってはいないが、麻子の安全を保証するための交渉材料の一つにはなる存在だろう。
『麻子を取り戻す』――――その想いが手塚に冷静な判断と理性を与えると思えば、こんな時も麻子に助けられていると思う。

兄からの連絡は、内閣府警備担当者射殺事件から数日経ってからだった。

内閣府警備担当者射殺事件については麗華らから詳細な情報を教えて貰っているが、人気のない深夜の場所で銃弾一発で即死だったらしい。
「――――犯人は相当な腕前よね。……なんでも、国立図書館襲撃事件の後に殺された麦秋会幹部に向けて発砲された銃弾と同じものだったらしいわ。共に一発即死――――同一犯なんじゃないからしら。……それを考えると柴崎さんを撃ったのは別の犯人よね――――彼女に向けては3発も撃ってるんだから。それこそ今回殺された内閣府警備担当者が犯人なのかもしれないけれど家宅捜索では銃は見つかっていないの。――――ただ柴崎さんを撃った銃弾と麦秋会幹部射殺事件、内閣府警備担当者射殺事件の銃弾はどれも同じものなのよね――――まぁ同一組織の犯行なら武器が同じであることはよくあることだけどね。――――けど、だとすると内閣府警備担当者は松和会関係者ってことになる…………警備会社の方も洗った方が良さそうね」
このあたりの推察は流石エリート警察官だろう。
もちろん心穏やかな推測など手塚には無理だったけれど、だがもし、一発で仕留めた犯人が麻子を狙っていたなら今この時間に麻子は生きてはいなかったかもしれない……。それを思えば神だろうが何だろうが、麻子の命を守ってくれた何かに感謝するばかりだ。
確かに、俺が襲撃事件で矢間竜士郎を見た時、ヤツの手に銃は握られていなかった。

――――ということは、矢間竜士郎に下りた命令ではなかった、ということになる。
それは、松和会が麻子を殺そうとしている訳ではない、ということになるなんじゃないのか?

では、一体誰が――――……

松和会ではないとなれば、杉谷しか居ない。――――だが、杉谷が麻子を殺したがる理由がわからない……。
もう1つわからないことは、なぜ今頃になって内閣府警備担当者が殺されたのかということだ。
麻子が襲撃された事件から、もう数か月も経っている。
警察の事情聴取も既に終わった人物で、新たにヤツを追及するような事実を警察が掴んだわけでもない。それを今頃になって射殺する理由――――そこを考えるとわからない。

いや、ひょっとして。

警察以外に、嗅ぎ回っている俺達の存在に勘付かれた?
――――その可能性はある。
兄も折口も人手を駆使して情報を集めてくれているのだろうし、免れたと思っていたことで蒸し返されると困るような事態があったのかもしれない。
――――今になって思えば、なぜ、内閣府警備担当者に俺自身直接会って喋ろうとしなかったのかと悔やまれる。
矢間竜士郎からの指示だったのか、杉谷からの指示だったのか――――それだけでもわかったかもしれない。

「……矢間竜士郎ってのは、松和会のヒットマン――――その認識で間違いないでしょうね?」
沈黙が降りた部屋に、小牧が大事なところを確認するように口を開く。
「だろうな。しかも結構、腕は確かだ。深夜に歩いている人間を一発で仕留めるなんざ、早々出来るもんじゃない」
「進藤三監でも?」
小牧の問いに進藤がシシシと笑う。
「愚問だな。――――出来る出来ない以前の問題だ。しようとも思わねェよ。何千万積まれたってお断りだな」
「――――何千万!」
そこに反応するのは笠原で、進藤がからかうように笠原に笑う。
「腕のいいスナイパーを多額の金で雇うというのはよくあるこった! ……まぁ、一度でも引き受けたら最後、自分の命が常にどこの誰ともわからないヤツから付け狙われる覚悟が要るがな。――――俺にはわからんがね。
俺は嫁さんや子供とのんびり過ごす方がいい……いつもピリピリと周囲に気を張って生きるなんざ、考えただけで疲れるわ」
へ、へぇ…、と笠原は引き攣り笑いだ。
確かに進藤や緒形副隊長ならばやってのけるだろうと手塚は確信するが、出来たとしても二人は絶対にやらないとも確信が持てる。

今日は、折口が新たに情報を持って来てくれたので、こうしてまた、例のメンバーで会議室に籠っている。
射殺された内閣府警備担当者の経歴だ。元自衛官だったが定年を待たずして自衛官を退官し、4年前に内閣府警備担当となり今年になって責任者となっている。昨年結婚したらしく、妻となった女性は27歳も年下と言うから驚いた。女性の方はキャバクラ等で働いていたらしい派手な美女で、二人の為り染に杉谷が関わっているらしいというから、射殺された内閣府警備担当者と杉谷との繋がりは職場だけではなくプライベートにも及ぶことが判明した。
杉谷との繋がりを消したくて殺されたのでは、という疑惑は、既に最初に一蹴されている。
なぜなら射殺されたことでむしろ、こうして調べられて繋がりが判明しているからだ。射殺することはむしろ逆効果になる――――それがこの場での一致した意見だった。
むしろ、杉谷に疑惑の目が行くように仕向けたみたいじゃねェか、とは隊長の意見だ。
警察の耳にも入れ、杉谷からの事情聴取をしっかりとして貰おうという話にまとまっている。
杉谷でないとすると誰だ?
松和会のメンバーが殺しをと言うならば、矢間竜士郎が狙撃した筈だ。

…………正直、そこで止まってしまった感じだった。

結局のところ、掴み切れない。
珍しく思考が苛々するが、周囲の冷静な声がそれを治めてくれる。

「…………結局、警察は矢間竜士郎と接触しようとしてしそびれたんだよね? もし、その時に確保出来てたら今回の事件はなかったんだろうなぁ」
溜息を吐きながら笠原が言う。
――――そうなのだ。麻薬密売現場に矢間竜士郎が現れると思っていた現場は、警察がずっと張っていたけれど誰も来なかった。結局、警察はガセネタを掴まされただけなのか、それとも警察が嗅ぎ付けたことを察知して逃げたのかは定かではないが、警察は何一つ掴むことが出来なかった。
「――――腕がいいだけでなく、恐らく、かなりやり手だな。命令されたことだけを忠実に守るだけのヤツじゃないんだろう。…………ヒットマンとして駒のように使われているのがわからんな」
珍しく真面目な顔で玄田が言った。
「噂とはいえ、現松山会長は矢間竜士郎の父、荘士郎の暗殺を指示したかもしれんのだろう? そんなヤツの下でいくら金を積まれたとはいえ働くもんかねぇ」
相槌のようにぼやいたのは進藤だ。
矢間竜士郎の父、荘士郎についての情報は兄から教えて貰っている。
松和会の創始者、前松山会長の父親が、思慕を募らせた女性との間に生まれた子供が荘士郎だ。財閥の娘であった彼女は、身分も家柄もなかった前松山会長の父との結婚に両親から反対され、添い遂げることは出来なかった。だから身籠ってしまった子供をひっそりと産んだ後、彼女の両親はその子を誰にも知らせずに捨てた。その荘士郎を引き取ったのが前松山会長の父で、生涯独身を貫こうとした彼は荘士郎を右腕同様に育て上げた。
晩年になって、前松山会長の父親は乞われて皇室の血筋ある人と結婚することとなり、生まれたのが現松山会長だ。天皇家の血筋ともなれば、戦後は象徴としての存在となったとはいえ、やはりあの時代の年功者には天の上の存在だ。松山家の次期党首は前松山会長と皆が認め、荘士郎もそれに意を唱えることもなく常に徹底して影から前松山会長を支えるサポート役に徹していた。前松山会長の父親の死後は、より一層荘士郎は裏業務に徹するようになり表にはでなくなった。ひたすら前松山会長を立てる荘士郎と、裏業務を全面的に任せた前松山会長――――二人の関係は良好だったと思われれる。
だが――――前松山会長の死後、様相が狂い出す。本人の意志とは無関係に、やはり裏組織を牛耳っていた荘士郎を松和会松山派会長として推す人の声が強まったらしい。実際問題、当時の実力は荘士郎の方がはるか上で実績もあり、前松山会長の義兄でもあるわけで条件は揃っていた。若造の子供に実権を握らせるよりは、荘士郎がトップに、と思う人達は多かったようだ。
――――その後は推察の域を出ないが――――確かに現松山会長が矢間荘士郎を殺したという噂はある。真実は誰にもわからないけれど…………。噂でしかなく、証拠は何もない。
これに関しては警察もほぼ介入出来ていないと言うのが現状のようだ。
ともあれ、荘士郎はその時期に死に、現松山会長が会長就任。竜士郎はヒットマンとして松和会に所属している、というのがどうやら現在の状況のようだった。
「――――その辺りの情報は全然なので……。ですが、推察として、内閣府襲撃事件の実行犯と国立図書館襲撃事件の実行犯である麦秋会幹部を射殺した人物は矢間竜士郎と見ていいのかもしれません」
手塚の言葉に皆が頷くのを確認してから、言葉を続けた。
「……そして、国立図書館襲撃事件だけは種類の違う目的があってのことだと思います」
「襲撃方法の違いからか?」
堂上の言葉に頷く。
「それもあります。国立図書館襲撃事件に関してだけは銃を使っていません。実行犯の動きからも『ターゲット』となる人物は思い浮かばない……。父が巻き込まれた為に錯覚しそうになりますが、父以外の政府要人には誰一人として危害はありませんでした。――――優秀なSPによって守られたからという見方は出来るかもしれませんが、銃ではなく刃物で襲ってきた犯人達の真の目的は『政府要人に危害を及ぼすこと』ではなく『ただの脅し』だったのではないかと…………。恐怖で竦んで動けなくなった母を庇って父は射されましたけれど、SPと間違われての刺殺だったのではないかと思うのです。――――でなければ、父を引き剥がして母も刺した筈だと――――そう思うのです」
…………そう……、国立図書館を図書館に組み込み、それを足掛かりにして全国の図書館を国家権力の中に組み込んでいくこと――――その考えを是とする派閥が文科省、内閣府、図書館協会の中にあった。
現在、各地域によって認められている図書館を、文科省の持つ学校図書館と融合することで文科省を後ろ盾にする組織への改編――――それを望む声が、アンチ良化隊を掲げる組織の中にもあり、燻っていた。
実行犯のメンバーである麦秋会としては、現在の図書隊の力が少しでも弱まってくれることを望んでいるだろう。――――世論は図書隊を称え、良化隊の力が減弱されている現在、アンチ良化隊の中で対立が起き、分裂、内乱が起きることは大いに望ましいに違いなかった。
「国立図書館襲撃事件に関しては、アンチ良化隊組織の内部に対立を生むこと――――それが真の目的だったのではないかと思うんです。本来、視察団の誰も傷つけるつもりはなかった襲撃なのではないかと――――」
「だが結果的に、手塚のお父さんが巻き込まれた」
笠原の言葉は手塚を気遣う沈痛な響きだったが、手塚はサラリと受ける。
「そう――――父が倒れたことで、奴らの目論みは更に達成される筈だった――――父は国立図書館の図書館への組み込みを否定する一番の障壁でしたから」
「だが、実行犯は殺されたと思われる――――ということは、恐らくそこには『松和会』の意志があったというのはどういうことだ?」
緒形が腑に落ちないと言う顔をした。
――――そう、実行犯は麦秋会――――ならば手塚家にも遠慮はない筈だった。
だが、国立図書館襲撃事件の後日すぐに射殺された麦秋会幹部が居る。手口は矢間竜士郎によるのではないかとの推測がある。射殺された麦秋会幹部が父を襲った人物かどうかはわからないと言う……。父は母を抱きかかえて守っていたために背中を数度刺されている。差した犯人の顔は見ていなかった。もっとも実行犯達が勝手に顔を見られたと思って足が付かないように殺したということも考えられるのだが、それならばSPを襲った実行犯も殺されるべきだろう。もっとも、射殺した実行犯がSPをも襲っている可能性も高いが。
『手塚の血は守られる』――――その真意は手塚にはわからない。ヤクザにそこまでの恩義はあるのか、と問われれば手塚にはよくわからない。だが、仁義はあるとの話も聞くし掟は絶対だとも聞く。…………その辺りのことは自分がヤクザにでもならない限り、一生わからないだろう。
「――――本当に、あくまで推察でしかないのですが…………。国立図書館襲撃事件の計画犯は、杉谷ではないでしょうか」
手塚の言葉に皆の目が集まり、説明しろと無言で促す。
「国立図書館襲撃事件は、本来、政府役人は襲われる心配がなかった。――――そのように指示されていたからです。計画犯が襲われる側の人間であってもなんら問題がなかった――――その上で、麦秋会と繋がりのある者と考えるならば、そんな人間は杉谷くらいしか居ない。国立図書館の視察に関しては、政府高官が集まるものとしては異例の緊急招集に近い感じのものでしたから、視察団に関わっている人間以外で計画を立てて実行するには付け焼刃的な計画になったことでしょう。ですが実際は未だに解決していない――――入念に計画されていたとも考えられます。それが出来るのは国立図書館視察団についての情報を詳しく知っていた人物――――とうことになる。あの時現場に居た役員ならば可能なことでしょう。
視察団として集まったメンバーはアンチ良化法の立場を取るメンバーでした。ですがそれは一枚岩ではなく、今ある図書館の自由を守る原則派と図書隊の力が一時弱まったとしても国家権力を後ろ盾に――――文科省をバックにしてメディア良化法に対抗しようという行政派があります。行政派は未だに根強く、賛成者も多い。杉谷は協力することで義父に恩義を売ることが出来ます。国立図書館への視察自体が行政派の意図がかなり見えるものでしたから。
杉谷が行政派なのか原則派なのかはよくわかりませんが、杉谷の現在の父に当たる文科省ナンバー3の柳川副大臣は国家権力を後ろ盾にした図書館の構図を目指しています。柳川は未来企画の幹部でもあった男で図書隊を文科省下に置くことをずっと理念として推進しようとしてきた男です。もちろん柳川だけでなく行政派のメンバーは皆、そういう思惑を持っています。
――――とはいえ、行政派が麦秋会と繋がることはあり得ません。良化法推進組織である麦秋会とアンチ良化法である行政派が繋がるわけがない――――。けれど、杉谷ならば松和会に顔が利くということは松和会から流れた者を伝手として麦秋会にも顔が利く筈です。麦秋会側に『アンチ良化法メンバーが国家権力を後ろ盾にするという思惑を潰す為に襲撃せよ』と言えば、最近の劣勢を鑑みて、覆す為にもと動きたがる輩は少なくはなかったのではないでしょうか。麦秋会を動かすことはさほど難しいことではなかったのでは、と思うのです」
「…………だが、証拠はない」
緒形が苦い顔で言い、手塚も頷く。
「はい。…………あくまで推察です」
「だが、やけにピタリと嵌まる感覚だな」
進藤の言葉に堂上が考え込む。
「……例えピースが嵌まったとしても、現状では手が出せません」
「証拠がないわね」
折口も肩を竦めた。
玄田が腕を組み――――静けさに包まれかけた部屋の沈黙を破る。
「――――事件の証拠を追うんじゃなく、杉谷と麦秋会の繋がりを掴めやしねぇか? 松和会とでもいい」
「…………なかなか尻尾を出さないのよ」
玄田の言葉に折口が苦々しく声を出す。そんな折口の苦渋を声を玄田は切った。
「もう少し、そこを何とか調べてくれ。――――杉谷は政府役人だ。正直、あまり性質の良くない連中とつるんでいるとなればゴシップになる。それをネタに揺すれば杉谷が黙るようなネタさえあればいい。
――――俺達の目的は、事件解決じゃなくお姫様の身柄の安全だからな。お姫様が図書隊で安心して戻って来られるような環境が出来ればそれでいい」
アッサリと言い放った言葉に、部屋中の人が呆気にとられる。

――――確かに。

つい、事件が事件がと、そちらにばかり気を取られて大事なところが抜けていたことに皆が気付く。
流石としかいいようがない玄田の本質を突く言葉。
だがその言葉がおよそ巨体にそぐわぬ『お姫様』だなんて表現なものだから、皆が素直に尊敬の眼差しを向けることが出来ない。
先に笑い出したのは折口、進藤、そして小牧。
緒形と堂上は苦笑を浮かべるしかなかった。
手塚は表情に困りつつ大きな溜息を吐いたが、その吐息は安堵の混じるそれに近かった。
最後に笠原が盛大に笑い出す。
「~~ですね!! 確かに!! …………犯人が誰だとかは、あたし達にとってゴールじゃないんですもんね!! あたし達の目的は、柴崎がこの場所に安心して帰ってくることで――――ついうっかり、推理小説みたいな気分で犯人探しにしか頭が回んなくなっちゃってました!!」
「バカ者っ!! 最終目標を忘れる奴がどこにいるッ!!」
「はいっ!! …………けど、隊長がこんなに柴崎のこと考えてくれてるなんて、柴崎が知ったら驚くだろうなぁ……」
誰に対してもかなり失礼な台詞を吐いた笠原に向けて、折口がニッコリと微笑んで口を開いた。
「――――あら当然よ。だって柴崎さんが帰って来るまで私達の結婚式はお預けなんだから」
サラリと零した折口に、一瞬、皆の目が点になる。
次の瞬間、図書基地を揺るがしたんじゃないかと言う大きな悲鳴が上がる。
「~~~~なっ、ななななななななななに…ッ?! なんだってぇ…ッ?!?!」
笠原だけではなく、男性陣もこぞって仰け反っている。
「…………おい……」
その中で唯一、耳を赤くしたナマハゲ――――もとい、玄田が不服そうに声を発する。
「――――お前…………別に今ここで言う話じゃねぇだろう」
「あらだって、皆にも発破かけて少しでも早く柴崎さんに戻ってきて貰いたいじゃない? ――――私だってね、早く式を挙げたいなぁって思ってるんだから。……いくつになっても女はね、結婚式には憧れるものなのよ」
化け物の唸り声のような玄田の抗議にもまるで意に介さず、折口は世にも美しい微笑みを湛える。
そんな彼女を見てナマハゲ――――もとい玄田は耳だけでなく首元まで赤くなる。
「――――わかってる。…………けど、柴崎が戻るまではって言ったのはお前もだぞ」
「そりゃ当たり前でしょ。私は強欲な女だから、一生に一度の晴れ舞台には誰よりも皆から私達のことを祝福して貰いたいって思ってるの。――――1人だって欠けるのは嫌だし、1点の曇りもなく心から幸せでいっぱいだって状態で式は挙げたいのよ」
「うわああああ! だから、この前から指輪してるんですねっ?! 聞きたかったけど玄田隊長の居る手前、万が一のことを思うと聞きにくくって!! 折口さんってば玄田隊長とずっと一緒だったから聞きそびれたーっ! って思ってたんです!!」
笠原の声に、ふふっと世にも幸せそうな微笑みを浮かべた美女が顔の横に手の甲を上げる。その左手の薬指には手塚も先日気付いたあの指輪が――――。
珍しく玄田はそれ以上口を開くことはなく、小牧と進藤は既に上戸に陥っている。殊に笠原の言った『万が一』というところにツボを感じたらしい。
きゃあきゃあと笠原のはしゃぐ声に、室内はすっかりさっきまでの事件モードが崩れ去っている。
…………一頻り騒いでようやく落ち着いて来た。
「あー、結婚式かぁ…懐かしい! 小牧教官と毬江ちゃんの結婚式ももうすぐだもんねー。それまでに柴崎に戻って来て欲しいな」
そう言いつつ笠原は、先日射殺された内閣府警備担当者の写真を手に取って見つめる。写真は折口が集めてくれていて、笠原が手に取ったのは警備担当の同僚からのものだという射殺された内閣府警備担当者の結婚式の写真入りの葉書だった。
27歳も年下の美女と昨年結婚したと言う――――まさか1年後には死別することになるとはその時の二人は夢にも思わなかっただろう。ケーキカットをする二人は笑みを浮かべている。
笠原の手にしていた葉書を隣から眺めつつ、笠原の言葉を反芻する。
――――確かに、小牧の結婚式までに麻子を取り戻せたら――――とは切に願うところだ。もちろん、1分でも1秒でも早く、と願っている。麻子もきっと二人の結婚式には出たいと思っているだろう。小牧と毬江を『興味深い案件』なんて言いながらもずっと見守って居たことも知ってる。
……万が一まだ取り戻せなくても――――マコとしてでもチラッとだけでも覗けないだろうか。
体調的にまだ不安定ではあるが随分と元気になってきていると聞いている。俺が付き添って――――辛そうなら途中で抜けてもいい。少しでも二人の姿が見られればきっと喜ぶ筈――――……。

…………と思うけれど麻子のことだからきっと渋る。

自分がまだ狙われていることを知っている。――――マコになって襲われてはいないとはいえ、もしものことではあるが犯人にバレて、万が一小牧と毬江の結婚式の場で犯人に狙われたとしたら――――結婚式が修羅場と化す。幸せな結婚式を踏みにじることになる――――そんな周囲への影響を麻子なら考え、式に出ることを拒むだろう。
そんな麻子の思考が読めてしまう。
きっと、写真で十分よ、なんて嘯いて、絶対にその場に出ることは辞退するだろう。

小さな溜息が出る。
――――早く麻子が安心して居られる場所を取り戻してやりたい。
その保証がなければ、麻子自身が日の当たる場所に自ら出てくることは一生ない。
それがわかる…………。

矢間竜士郎はあの現場に居た。――――けれど、矢間竜士郎が麻子へ発砲したわけじゃない。
竜士郎と杉谷が繋がっているらしいことは兄からの情報で知っている。
ターゲットは麻子だった。にも関わらず、竜士郎はあの場に居ただけ――――どういうことだ?
杉谷から何か指示を受けていたんじゃないのか?
――――それを考えるとわからない。
杉谷は何故、麻子を狙ったのか。
会談の時は、むしろ麻子に執着しているような感じだったのに…………麻子を手に入れたいと、露骨に態度にも言葉にも出していたのに。厭らしい目で舐めるように麻子を見つめるのに反吐が出そうだった。
そのすぐ後で――――手に入らないとわかったからといって、殺せと命じるものだろうか?
まるでわからない。
杉谷の考えなどもちろん手塚にわかるわけもないし、わかりたくもないが――――杉谷が麻子を狙うとして、その狙いが殺しであったと言うことにはどうしても結びつかないのだ。

兄が手に入れた矢間竜士郎の写真を手に取る。
――――完全に闇の中で、表に出ることのない男の顔。
矢間竜士郎が撃ったわけではないとすると、杉谷は麻子を狙って居たわけではないのでは…………。
杉谷が麻子を殺せ、と命じるなら、竜士郎が撃つだろう。

――――――――…………。

ふ、と、竜士郎の写真を見ていて、何かに引っ掛かりを覚えた。
よくわからず、顔を上げ、笠原の手にしている写真葉書を見やり――――慌ててまた手にした写真を見る。
「~~~~おいっ!!! 貸せ…ッ!!!」
思わず笠原の手から葉書を引っ手繰る。
「~~~~へ…っ?! ななななに…っ、突然ッ?!」
驚いた笠原の声などまるで耳に入らず、手にした写真を並べて凝視する。
なんだ、と部屋中の視線が集まる。
「~~~~ッ!!! この女、竜士郎のこの奥に居る女じゃないのかッ?!?!?!」
思わず手塚らしくもなく、誰にでもなく叫んでしまう。
なんだなんだと皆の視線が集まるのに気付いて、ダンッと荒っぽくテーブルの上に2枚の写真を並べて置く。
「~~暗くて見えにくいけど、こいつ…っ!! この奥に写ってる――――これ、射殺された警備員の妻だろうッ!!!」
「…………確かに、同一人物だな」
「ふむ、奥さんは確かキャバクラ勤めだったんだっけ?」
「このクラブに勤めてるのか、今も?」
その疑問に答えられる者は居ない。結婚してもまだ働く者が居ないとは限らないが――――こういう職業に関しては考えにくいことではある。
写真を見た折口が首を捻る。
「働いてるのかどうかとかはわからないけど――――ねぇこれ…、この写真に写る彼女ってどう見ても竜士郎に向かってお酒持って歩いて来てる感じじゃない?」
「なんだ、繋がりがあんのか、この二人は?」
「確かになんか、彼女の方は嬉しそうな顔を向けてるっぽいな」
皆も口々に、想いのまま口に出す。

確か、このナイトクラブは厳選された者だけは入れる会員制のクラブで、簡単に入れるものではないと兄が言っていた。自分がわざわざ足を運んでやったんだぞと恩着せがましく言っていた。
そんな場所にこの女が働いていたとして、一介の元自衛官の内閣府警備担当者が出入り出来るものだろうか?
いや、杉谷が二人の結婚に関わっていたと言うから杉谷が引き合わせたのか? ――――しかし、こんなところに居る女が、ただの内閣府警備担当者へ恋に落ちるとはあまり考えにくい…………地位も名誉も金も揃っている人物ばかりが訪れる場所だ――――正直、射殺された警備担当の男よりはよっぽど杉谷の方が見栄えもいい。
――――もちろん、見てくれだけで生涯を共にする相手を決めるわけじゃないことはわかってはいる。
だけど――――。

「…………俺、ここに行ってみます」
ポツリと零れた言葉に、皆が一斉に注目する。
「兄はコネを使ってここの会員になっています。兄の紹介なら俺も入れるんじゃないかと思うんです。
彼女は杉谷のことを知っている筈ですし、――――ここで、竜士郎も杉谷も目撃されています。ここに行けば誰かと接触出来るんじゃないかと――――……」
そう言うと、小牧が苦笑しながら口を開いた。
「――――ハッキリ言って悪いけど、敵地に乗り込んだところで相手に探りを入れるとかそういうことには、手塚はあんまり向いてないと思うな」
指摘されたことに反論出来ず、グッと言葉に詰まる。――――自分でもわかっている。ここに居る皆も。
「手塚が出向くことで、逆に向こうの警戒心を煽るだけなんじゃないかな」
小牧の言葉はキツイがまさにその通りで言い返せない。
堂上がチラリと手塚を見て、少し小牧を窘める。
「…………確かにそうだろうが、だからと言って俺達が行けるような場所でもない」
「まぁ俺達は一般庶民の鏡だからな」
堂上の言葉に進藤が口を挟み、更に進藤が畳み掛けた。
「だが、餅は餅屋に……確かに小牧の言う通り、そういうことは兄貴の方が向いてるだろ」
「~~~~けどっ! 俺には兄貴にはない証拠を握ってます! 襲撃現場で竜士郎を目撃しましたし、そのことは竜士郎もわかってる筈で、俺が行くことでヤツも動くのでは――――」
「殺されに行くのか、お前は」
呆れたように進藤が言い、緒形も顔を顰める。
だが、閃く物が手塚の頭を霞めた。
冷静に頭が回り始める。
「……囮になります、俺。俺はヤツを見てる――――そしてヤツも俺に見られてることを知ってます。俺が出向けば竜士郎だって心穏やかには居られない筈だ――――ヤツと話が出来るかもしれません。警察にその現場を押さえて貰えばどうでしょうか。発信機でも盗聴器でもなんでも身に付けて行きますよ」
「~~~~ちょ…っ、ちょっと待って!!! 囮って言ったって、向こうが万一手塚を狙ったら、本当に命を落とすかもしれない相手だよ?! そんなの……っ!!!」
笠原の言葉に向き合う。
「――――お前だってこれまで何度も囮になってきただろ。今回は俺しか出来ない上に適任だと思わないか」
「~~~~思わないよッ!!! あたしの時の囮と深刻さが全然ちがうじゃないかっ!!!」
「変わんねェよ。相手が襲いかかって来ることは前提だろ」
「あたしは拳銃相手にしたことは一度もないッ!!!」
「もちろん、備えていくつもりだ。殺されに行く訳じゃない」
「~~けどッ!!!」
まだ言い募ろうとする笠原を無視して玄田に顔を向ける。
「知り合いを通じて警察に話を通して見ようと思います。矢間竜士郎に関しては警察も尻尾を掴みたがっていました。事件の参考人として確保するだけでも警察にとっては意味があると思います。喜んで協力してくれると思うのですが」
「――――だろうな。
……確かに情報が集まっては来たが、結局は推測の域をちっとも出やしねぇ。証拠のない現状に苛々してたところだ。そろそろここらで抜小路を見つけて一気に展望を開きたいところだな」
「~~隊長ッ?!」
ダンッ! と机に手を付いて立ち上がった笠原には一瞥もせずに、手塚だけを真っ直ぐに見つめたままいつもの口調で話を続ける。
「だが警察だけでは頼りにならん。せっかくの大魚を逃す訳にはいかんからな。――――俺達も俺達のやり方をさせて貰う。警察の穴は俺達が塞ぐ。手塚は警察からの情報を全部俺に流せ、いいな?」
「~~~~え…っ、いやけど…っ!! そこは図書館じゃない…っ!!」
思わず上擦る手塚の声に、進藤がニヤリと笑う。
「別に銃撃戦するわけじゃねぇよ。矢間竜士郎を殺しに行く訳じゃねェからな」
「矢間竜士郎を押さえられればそれでいい」
緒形までが静かに口を開くのに呆気にとられる。
「一般市民が外に居たって普通だろうが。俺達がたまたまそこに居たとして、そういうこともあるさ。だろ?」
進藤があっけらかんと言うと、折口までがワクワクした口調で口を挟む。
「あら、そのスクープは私がいただくわよ!」
「…………お前も来るのか。俺が動きにくくなる」
珍しく若干苦い顔をした玄田に折口が肩眉を上げる。
「あら、特ダネを逃すわけにはいかないわ、現場で証拠を押さえないと!! 信憑性のないスクープなんて意味がないじゃない!! 玄田くんに報道の自由を邪魔される筋合いはないわね!!」
「――――別に駄目だとは言ってないだろう」
「私が行くと動きにくいって言ったじゃない!」
「――――あくまで俺の問題だ。お前を制限するつもりはない――――どうせ言っても聞かんだろうしな」
「当たり前よ。こんなネタ見逃すなんて有り得ないわ」
そのやり取りに小牧が肩を震わせる。
目を吊り上げていた笠原も、少し雰囲気が緩んだ。
「――あたしも! 矢間竜士郎の逃げ足が速かったらあたしが追いかけます!」
「…………お前より、今はまだ俺の方が速い。追うなら俺の方が適任だ」
仏頂面で言い返した堂上に笠原が噛み付く。
「あたしはまだ伸び盛りです!! 入隊当初より更に伸びてるんですよッ!!」
「伸びたところでお前に負けはせん」
「じゃあ今度タイム計りましょうよっ! 皆の目の前で!」
「――――俺は構わんが、お前、吠え面描くなよ」
「それはこっちの台詞ですッ!!!」
折口と玄田のみならず、笠原と堂上のやり取りも加わり、小牧は完全に上戸に落ちた。
姦しくなった部屋で、手塚は口を挟む隙もない。
話の展開に茫然としたような手塚に、進藤がニヤニヤと笑いながら肩を叩いた。
「――――ってなわけで、こういう一般市民達が目を光らせとくから。だからお前さんはしっかり大魚を吊り上げてくれよな。そこが出来んのは手塚だけだからよ?」
まるでお使いでも頼むような口調で言われ周囲もそれに同意する声があがったのに、反論の余地もない雰囲気を感じてガックリと肩を落とす手塚だった。



……To be continued. 







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05:10  |  *『図書館戦争』二次小説  |  TB(0)  |  CM(4)  |  EDIT  |  Top↑

★Re: 幸せへの駆け引き

アリアアリス様

追い付いていただきありがとうございます!(笑)
もうすっかり最近は週刊誌★月曜発売! みたいになってるので、助かります(苦笑)

> とか思ってたら!ナマハゲ...いやいや、隊長が
> 「事件解決じゃなくお姫様の身柄の安全確保」を再確認されて、うっっかり私も郁ちゃん同様推理夢中になっていたことに反省しました!
いやもう、これは私もでして!!!
隊長の鶴の一声に「ハッ」としましたよ~~~~
なんだかんだ言ってもやっぱり頼りになるナマハゲ(笑)

いやー、別にこの話、推理小説じゃないから!!!と隊長に言われて、私もハッとした感じでした。。。
ついつい、謎っぽく書こうとして(いやいや、最初から言ってますが、特に難しい話じゃないのでコレ)自分でよくわからなくなってきてる自分が居て。。。。。いやいやいや、これ推理小説じゃないから不要!!!と急に気が楽になりましたよ~~(笑)
まぁ事件はある程度解決してくれないといけないのですけど、別に、「柴崎麻子」の人権が回復出来たら、ある程度事件がうやむやでもまったく問題ないのですよね、この話では!!!(←←って、完全に逃げてるな、私も……苦笑)

> 「目指せ!柴崎麻子人権復帰!!」
そうですよ、そこそこ!!!そこが問題なんですよね!!!
ホント、ただのナマハゲじゃないわ…………(笑)
私も正気に戻して貰って、ホッとした鶴の一声でゴザイマシタ!!!(笑)

> しかし、だんだんと手塚の責任が重大になってきましたね(笑)
> まさか!自分の隊の最高責任者の結婚まで先延ばしになるとは!
爆笑!!!!!
ですよね!!!!!
手塚の肩には、直属上司の結婚と隊長と副隊長の結婚まで圧し掛かっていたとは…!!!!!
誰も知らなかったですが、今知りましたね!!!!!(笑)
これはもう、大変だ!!!
皆様そんなにもう長くないから、早めに結婚したいでしょうし!!!
手塚、ガンバレー!!!
早く解決して柴崎を取り戻して、隊長の結婚式を!!!(そしてその次は副隊長の結婚式も!!!笑)
直属上司はもう結婚式の日取りは決まってるから、それまでにマコさんを柴崎として復帰できるようにガンバレー!!!
…………ホント、手塚の責任重大です!!!!!(笑)


> 後悔しない選択を慧がした相手は手塚でしたね。
そうですね。
やはりブラコンなのですよね。
マコさんの「お願い」はフラれた形ですね。
まぁこの話の慧は、立場は微妙だけど、悪代官じゃないからなー(笑)
この選択が「吉」と出て、事件解決に向けて前進するのを祈るばかりです。
いやぁ前進しないと終わんないよ。まったく……………
そろそろ、何とかしてほしいと、多分一番私が想ってます。
ガンバレ手塚!!!!!
そして、事件解決の暁には、マコさんの「お願い」を振った代わりに、手塚のナイトクラブでの出来事をネタにしてマコさんにも顔を立てれば、慧としても、立場はなんとかなるのでは?!(笑)

というわけで、手塚も面白いネタ、よろしくね!!!!(ええええええっ)



ツンデレラ |  2017年02月24日(金) 05:17 | URL 【コメント編集】

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 |  2017年02月23日(木) 02:25 |  【コメント編集】

★間に合うかなァ……

ママ様

タスクフォースは、『王子様』と『お姫様』には耐性があるので(笑)
そうか、郁ちゃんの時は『姫さん』でしたか~~~ウッカリウッカリ(苦笑) こんな時に、手柴キャラ読みしてるから抜けてるんですよねぇ。。。イカンイカン★
多分、隊長の中では柴崎は『お姫様』で手塚は『下僕』かと…(笑) お姫様と下僕。あ、しまった、女王様と下僕だよね~~それじゃ!(笑)
じゃあまぁ、折口さんに、「柴崎さんはお姫様にしといたげてよ。まだ20代独身女子でしょ?」と言われて折り合った感じ?(なんだそれ(笑))

> 手塚はこうやって考えてくれる仲間がいて良かったですね。
そうですね! そこが一番違うトコロだと思いますね、慧と…(苦笑)
手塚はやれば出来る子ではありますが、慧や柴崎と違って、やっぱり狸の化かし合いは出来ないでしょうね。
なので、タスクフォース面々も若干心配して『怪しい一般市民』なんて話が…(笑)
ホントはあんまり手塚が囮になることには賛成ではないのだと思いますが、そこはやっぱタスクだから、手塚じゃないと引き出せない情報ってもんがあるならやってみる価値はある、とは思うのかな~と。
ただ、手塚なので、やっぱ狸の化かし合いは誰も期待はしてないと思います。
手塚が寝床で情報を探るとか………ないな!やっぱり★
そういうことは出来ないと思いますけど、手塚は手塚なりにやるしかないので、それは本人もわかってると思いますね。
間違っても、寝床で情報を取ろうとは露にも思ってない手塚だと思うし(笑)
そのあたりの情報への覚悟は、慧や柴崎が覚悟しながら当たってるのとは違うと思うので…………手塚は手塚の覚悟だから、差し違える方向での覚悟かなって思ってます。


ツンデレラ |  2017年02月21日(火) 06:15 | URL 【コメント編集】

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 |  2017年02月20日(月) 14:54 |  【コメント編集】

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