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2017.02.06 (Mon)

≪背中の靴跡シリーズ≫ 『ひとり寝る夜の明くる間は』~vol.45~

≪ ひとり寝る夜の明くる間は~vol.45~ ≫背中の靴跡シリーズ
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  歎きつつ ひとり寝(ぬ)る夜の 明くる間は
   いかに久しき ものとかは知る
         右大将道綱母(53番) 『拾遺集』恋四・912
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【More・・・】

≪ ひとり寝る夜の明くる間は~vol.45~ ≫背中の靴跡シリーズ


襲撃事件の実行犯の1人に関係する人物だということで麗華に頼んであの写真の人物について調べて貰ったら、松和会の闇取引事情が漠然として見えてきた。
松和会の息のかかった末端組織には、武器弾薬や麻薬などの密売で過去に何度か警察も目を付けている。
ただ、驚くことに松和会が明らかに関与していると思えるのに、それらの密売組織は松和会とは独立した組織として密かに成り立っているらしく、警察が目を付けるといつの間にかその組織は離散してなくなっているという…。
トカゲの尻尾切りのように、危うくなると捨て駒として斬り捨てながら、体幹はしっかりと持続してまた新たな尻尾を使って事業を続けているようなのだが、なかなかそのやり口が巧妙で警察も掴み切れていないというのが現状らしい。
この上手い組織を作り上げたのが、あの写真の人物ではないかということだった。
名前は矢間荘士郎(やまそうしろう)。松和会松山派の中でも5本の指に入る程のコアメンバーながらほとんど顔を出さないため、中核人物でありながら存在も噂や口伝えばかり。あの写真の貴重さがわかる。
警察の調べではその辺りまでしか掴み切れなかったが、手塚の元には別件からの情報も入る。…………兄からの情報は悔しいけれどもっと詳しいものだった。

     *

警察に調査を依頼しつつ、兄の方にも実行犯への糸口として写真の人物についての調査を依頼した。対面した兄は嬉しそうに「お前の方からこうして会いに来てくれる機会が増えるのは愉快だな」とご満悦で、「…………お前に会いに来た訳じゃない、依頼に来ただけだ」と言えば「ほう、ならば報酬はなんだ?」と尋ねてくる。
「……報酬は松和会の情報だ。闇の事業に手を染めていることが証明できれば松和会を揺さぶることが出来るだろう。防衛省や良化特務機関への武器弾薬も松和会が噛んでいることは間違いないんだ。良化特務機関の武装解除に向けて動き出せるきっかけになるかもしれん。松和会は麦秋会とも繋がりがあるんだろう? そのあたりは掴めた情報とそれを使うお前の手腕だろう」
「それだけだとしたら不公平だな。俺が受けるメリットはお前がいい想いをするほんの一部しかないじゃないか」
「…………俺が良い想いをするってなんだよ?」
「お前、情報を掴んだら、マコに会いに行くつもりだろう?」
「~~~~っ?!」
「お前が会いに行って以降、マコの体調がかなりいいらしいぞ。あれだけ食べられなかった食事が徐々に食べられるようになってきていて、今では普通の粥を食べれるまでになってきたらしいな。高山がきっちりと分量や成分を決めた食事を持参しているとか…………病院側としてもあれだけきっちりと食事成分の内容まで提出されたら文句の付けようもないらしい。まぁ高山は栄養士の資格も持っているからな。
食事が取れるようになって来るにつれて、少しずつ体力も出てきたのか、最近はベッドから降りて立つ練習もしているらしいぞ、知ってるか?」
「…………知ってる…………っていうか、お前、誰から聞いたんだ? 高山か?」
「高山に聞いても教えてくれるだろが、最近のあいつはすっかりお前贔屓になっていて面白くない。…………元々あの病院は俺が転院先として選んだ病院だからな、情報はどこからでも入る。――――お前ときたら会いに行ってマコを抱き締めたまま2人仲良くベッドで寝てたそうじゃないか。病人相手にやってくれる」
「~~~~ッ?! ち、ちち違うッ!! あれは…ッ!!!」
ガタンッ! と思わずテーブルを叩いて立ち上がった拍子に、置かれていたコーヒーカップから黒い液体が零れた。兄は眉を顰め、俺はテーブルの上に出来た黒い水溜りを慌ててティッシュで拭いた。
気まずい雰囲気に沈黙して、あの時の看護婦が周囲に漏らしたんだろうと思うと羞恥の極みだ。
兄は少し視線を落として自分のコーヒーを一口すすると、ゆっくりと口を開いた。
「――――お前ら……寄りを戻したのか?」
「…………いや、……それは……まだ…………」
「――――そうか」
そう言うと少し口を噤んで――――それから口元に笑みを浮かべた。
「それならば遠慮することはないな。――――俺も勝手にさせて貰う」
「~~~~勝手にってなんだよ?! マコに手を出すつもりじゃないだろうな?!」
「安心しろ、お前と違って病人に手を出すほど女に困ってはいない」
「~~~~~~~~っ!!」
「よく病院なんて場所で、手が出せるなお前」
「~~~~ッ?! 俺だって何もしてないッ!!! あんなにフラフラなあいつに手なんか出せるわけ――――ッ!!!」
言いつつも、キスしたくて堪らなくなった自分を思い出してそれ以上の否定の言葉が続かなくなる。
…………触れたくて、口付けたくて堪らなくて、抱き締めることが出来た幸せを噛み締めていた自分が居た…………。
兄は赤くなった俺を見て愉快そうに一頻り笑っていたが、やがて落ち着いてくると、
「……確かに二人して完全に熟睡していただけらしいな。――――そう聞いている。大慌ての寝起きのお前の顔が可愛かったと看護婦の中では評判で、お前の再来院を心待ちにしている女も居るらしいぞ。……一度の来院でそこまで騒がせるとは、やはりお前の存在は要注意だな。――――マコの立場を忘れるな、気を付けろ」と俺をからかうような口調だったけれど、最後の言葉には本気の重みが添えられていた気がする。
…………俺はと言えば、その言葉に、――――わかってる、と低い声で答えることしか出来なかった。
ふ、と笑うと兄は、「まぁいい…。お前もほとんど病院には顔を出していないようだしな」と呟く。本当に情報は筒抜けなのだろう。
「……次は酒でも酌み交わしながら話をしたいものだな。調べる代償としては安いものだろう」
しれっと最後に投げられた交換条件に、「~~誰が…ッ! お前なんかと…ッ!!」と怒鳴った俺のことなどどこ吹く風で「調べて欲しくないのか?」なんて兄は口角を上げた。
――――結局俺は、兄の条件に唸ることしか出来なかったのだった。

     *

兄からの情報と警察が掴んでいる情報を組み合わせて、手塚の記憶の中の人物を照らし合わせると、矢間の息子があの時の実行犯の1人ではないかと手塚は考えていた。矢間荘士郎の息子、竜士郎(りゅうじろう)。一見ただのチンピラに見える人物らしいが、警察に目を付けられるような現場の処理を担当しているようだと言う…………。
あくまでも噂でしかないが、松和会の中でも5本の指に入る程の狙撃の名手らしい。と兄が言っていた。
危ない橋を渡る時には竜士郎を使うってことならば、あの時あの状況で内閣府に居るというのも頷けるし、麻子だけに銃弾を撃ち込んだ腕からも、襲撃事件の実行犯主犯であってもおかしくないと思える。
矢間の息子ってヤツに接触してみたい――――。
だがもちろん、簡単に会えるような人物ではない。
チンピラのような扱い、と言っても、ここぞという正念場で使われる駒で、父と同じくほとんど顔も名前も松和会内でも知られていないと言う――――不思議な話だ。
麗華経由の話で、密売ルートを押さえるべく画策している部署が今、また新たな松和会の末端組織を追っていると聞いていた。もちろん、警察内でも部署が違えばなかなか情報は入って来ない筈だが、そこは麗華の父が組織犯罪対策部長――――つまり警視監であることを利用して、あれこれと情報を集めてくれている。
…………麗華には感謝している。
どうやら、アジトらしき事務所を見つけたということで、今、警察はそこにどのように踏み込むかという具体的な案を検討しているらしい。
――――正直、その末端組織に矢間竜士郎が居るのかどうかもわからない。…………だけど、ここまで詳細に警察で詰めた話をしている時にはほとんどの確率でそいつは居るというから今回もまた居る可能性が高い。
警察の作戦もまだ検討段階というところだが、なんとか俺も矢間竜士郎を遠目からでもいいから見れないだろうかと麗華にその警察組織に引き合わせて貰えないかと画策していた矢先、高山経由でマコが会いたがっているとの伝言を聞いた。
柴崎の母は、マコの容体が落ち着いて来たのを見計らって、石川に帰っている。
マンションの鍵は、また手元に戻ってきていた。
手塚は不審者も出ていないことだしもう少し傍に居てやって欲しいとお願いしたけれど、柴崎の母はマコに帰れと言わているからと少し寂しげに笑った。それに、夫を長らく放っていることにも気が引けるし、妹の桃子も流石に長期になってきた家事に辟易しているようだから、と「マコのことをどうぞよろしくお願いします」と深々と頭を下げて帰って行った。それから2週間程だ。
今は平日の昼間に毎日高山が様子を見に行くだけになっていて、マコも寂しくなってきたのかもしれない。
マコからの誘いに舞い上がる気持ちをなんとか抑えながら、足取りも軽く病院に向かう。
最近では普通の食事も大分出来るようになっていると聞いているから(わざわざ高山が作らなくても病院食を食べられるようになっているらしい)、口当たりの優しいやわらかいものなら差し入れも出来そうだと、手塚の母が好きだった洋菓子屋で『ふわとろプリン』なるものを買い、アレンジメントを作って貰って、足早に病院に向かう。
毎日高山からの報告は聞いているが、マコに会うのはあれからもう1か月以上にもなる。
嬉しくて扉をノックして個室に入った俺に、マコは不機嫌そうな顔をして出迎えた。
もっとも耳朶は赤くて、不機嫌なだけではないようだったが。
入って真っ先に気付くのは部屋の広さ。随分と機械類が減って様相が変わっていた。点滴もなくなっている。
マコは少し怒ったような顔をしているけれど、見違える程元気そうに見え嬉しくて堪らない。
「……久しぶり……良かった、凄く元気になってる」
そう言った俺に、「当たり前よ。もう大丈夫なの! リハビリだって順調でこのままいけば退院だって時間の問題よ」と素っ気なく答える。
どうやら今日は、不機嫌モードを前面に押し出して来るらしいと苦笑しながら「…………3日程前、リハビリで無茶して立てなくなったのは誰だった?」と聞けば、眉をギュッと顰めて頬を赤らめる。
「…………あれは…………ちょっと、自分の限界がどれくらいか、見極めようと思って…………」
リハビリ室のルームランナーで、いつもの時間を遥かに超えて30分以上も歩く練習をしていたらしい。リハビリ室の看護婦が慌てて制止させた時には、異常に上がり過ぎた血圧と異常な発汗と過呼吸で朦朧としていて、その後急激な血圧低下と発熱で1日中寝込んで起き上がれなかったらしい。高山から聞いた時には飛んで行きたくなったけれど、『今日は熱も下がってきていて微熱になっていて――――自分の失態が恥ずかしいみたいで、マコさんあまり目も合わせてくれなかったんですよ』と高山が苦笑し、『今日までは念のために安静にってことでしたけど、明日からはもう普段と同じことをしても大丈夫だってことでした』とのことだったので、堪えた。
前回のアレンジメントからまだ3日くらいだったけれど、居ても立ってもいられなかったからせめてアレンジメントだけでもとマコの好きな香りと癒しの効果のある花を集め『無茶は禁物だ。ゆっくりでいい』とメッセージを渡した。
「これ――――今日の分の見舞い」
そう言って花を出すと、「…………1週間のうちに3つ目とかもったいないでしょ!」と叱られる。叱られたって贈りたいものは仕方がないと「言ったろ、花は俺の代わりだから……1週間経たなくたって、俺が会いたくて仕方がない時には、俺の代わりに花を贈るんだ」と言えば、また頬を染めるから本当に可愛い。
不機嫌そうに唇を突き出し文句口調で「~~~~もうっ、…病室なんて、置く場所もそんなにないんだから考えて欲しいもんだわ! 花屋じゃないのに花だらけじゃないの!」なんてブツブツ言う。だけど、手渡した花を見て一瞬悔しそうに顔をますます顰めた。――――これが嬉しさを隠すためだなんてわかるの、俺くらいだよな、と嬉しくなる。
今日の花は、花屋の店員が随分と気合を入れて作ってくれたアレンジメントだ。香りを気にする俺の為に白薔薇を中心におきながら、魔除けとしても親しまれているサンザシをあしらって、アイリスや千日紅の花を加えたかなり斬新なアレンジメントとなっていた。店員は意味深に「…………拘ってみたのは花言葉なんですけどね。手塚さんの想いが籠っているようなものばかりですよ」なんて言っていたけれど、どういう意味だったんだろう。好きだ、とか愛してる、とかそういう花言葉なのかなと思えば若干気恥ずかしいけれど、見た目も香りも申し分のないものだったので有難く受け入れたのだが。
「~~~~っ、…花には罪はないから貰っとくけど――――けど、次は本当に1、2週間に一度でいいからね! あんたの花ってとっても持ちがいいから、1週間経ったってまだまだ綺麗で楽しめるんだから…! ホント、置くトコロに困っちゃうんだからね!」
「――――うん」
とりあえず、これ以上怒らせないように頷いておく。それに、今の言葉は毎日俺が贈った花を大事にしてくれて愛でて楽しんでくれてるってことだよな? と嬉しくなる。
マコはアレンジメントを枕元の棚に置き(今置いてある花を上手くレイアウトしながら)――――そこには、先に俺が贈った2つのアレンジメントがまだ綺麗に花咲いていて――――……と、奥に大きな花瓶に挿してある大量の花に気付いた。
大振りの花が多い、凄い見栄えの良い花束は俺の知らない物だ。
「…………あの…………あの花はどうしたんだ?」
指差しながら尋ねると、マコが肩を竦めてサラリと答える。
「……ああ…、あんたのお兄さんから」
「~~~~っ?! 来たのかあいつッ?!」
「……ん……、3日程前に突然来て…………。――――あんたのこと、心配してた」
「~~~~ッ…! ~~~~あいつ……しょっちゅう来てるのかッ?!」
思わずムキになって言えば、「……ううん、入院して今回が初めてよ。――――今のあんたのこととか、掴んでる情報のこと、いろんなことを教えてくれたの」と言う。
「――――だから、あんたを呼んだの。あんたが無茶しようとしてる気がしたから…………」
「~~~~無茶なんかしてないぞ」
「――――そう? ……そうかしら。――――矢間荘士郎の息子、竜士郎(りゅうじろう)と接触するつもりじゃないの?」
言われて絶句する。
高山には俺の動きについては一言も漏らしていない。兄にだって情報は貰うけれど仲間とは思っていないから、相談はしていない。――――いくら兄から聞いたとはいえ、今、俺が動こうとしていることは、まだ図書隊の誰も知らない筈だった。今は警察と話を詰めている段階で――――もう少し具体的なことが決まってから相談するつもりだったから。
それをなぜ、マコが知っているのか――――。言葉もなくマコを見たら、マコが溜息を吐いて困ったように呟いた。
「――――やっぱりね……。お兄さんから話を聞いてから、ずっと嫌な考えが頭から離れなかったの。お兄さんは矢間竜士郎との接触は不可能だって言ってたけど、でもお兄さんの情報網に引っかかって来たってことは、完全に裏舞台に徹してる人物じゃないってことだもんね……。武器や麻薬の密輸に携わっていると思われる人物なんでしょう? お兄さんの話では捨て駒として斬り捨てられるようなポジションの仕事を主として扱うような人物なのよ、かなり際どい危ない橋を渡る場面で出てくるって話だったわ……。情報が漏れてる可能性がある現場に出てくることも多いとか…………あんたが矢間竜士郎に対して酷く興味を持っていたって言ってたから、ひょっとして警察と共に密売の取引現場に駆けつけて取り押さえるつもりなんじゃないかとか、アジトらしい噂でも聞きつけて押し入ろうとしてるとか、想像出来なくはなくて酷く嫌な予感がしたの――――。
止めて! ……絶対に駄目よ。
あんたが矢間竜士郎と接触したいなら、矢間竜士郎が警察に捕まった後ですればいいの。だってそれは警察の仕事であんたが口を出すことじゃないわ。――――絶対に駄目。……いい?
警察はそれが仕事だけど、あんたは違うのよ。警察に任せて。――――お願い……」
そう言いながら、途中からマコの目が、怖いくらい真剣になっていた。
そんな顔をするから笑い飛ばそうとして、わざと軽い口調で流す。
「……大丈夫だ。それは警察の仕事だってわかってるし、俺は手を出すつもりはない。……ただ、警察と一緒に居て、矢間竜士郎を遠くから見たいんだ。あの時現場に居た人物と同じなのかどうかを見たいだけだ――――その記憶があるのは俺だけのようだから、俺が出向くしかないだろ?」
「……警察に捕まってから、警察署に見に行けば済む話よ……」
「警察だって万能じゃない。……これまでも何度か矢間竜士郎ってヤツが噛んでいる現場を取り押さえようと警察が動いたことはあるようだが、すべての修羅場を上手く潜り抜けているようでまだ一度も掴まっちゃいない。――――そういう人物だ。それなら現場に出向いた方が見られる可能性がある。
矢間竜士郎ってヤツは、警察のファイルにも折口さんや兄貴の情報網からも顔がまるで分らない人物だったんだ。
――――矢間竜士郎ってヤツを確認するには、現場に出向くことが一番の近道なんだよ」
「~~~~そうかもしれないけど! だけど、そこまでして会わなくても…………」
「――――俺はお前が襲われた現場で見たんだよ。あの時見た人物をどうしても見つけたいんだ! 矢間竜士郎がその人物じゃなければそれまでのことだけど、もしその人物だとしたら――――事件解決への1歩をようやく掴めるんだ。そのチャンスをみすみす逃すとか…………お前の頼みでも、これだけは聞けないな」
「……………………」
俺の言葉に、マコは項垂れるように俯いた。
ベッドに腰掛けると小さな頭に掌を乗せて少し引き寄せた。
「…………大丈夫だよ。本当に俺が前に出ることはないから。――――警察の邪魔になるようなそんなことはしないよ。本当に遠くから眺めるだけだ。――――お前が心配するようなことは何もしないから……な?」
「……………………」
宥めるようにそう言っても、固い身体から力は抜けない。
頭から髪を梳きながら背中へ、背中をゆっくりと撫でてやると、やがて、クンとシャツを引っ張られる感覚がした。マコの手が俺のシャツを握っている。
「…………でも……不安なの…………」
少し揺れた声。
「…………あたしは、ここからまだ、出ることが出来ない――――あんたがどこで何をしても――――あたしはここから動けない…………以前のあたしみたいに、調べることも、情報を集めることも、手立てを考えることも何1つ出来ない。…………ねぇ……もうあたしは以前のあたしじゃないわ――――あんたが身体を張る価値もない女よ。
――――お願い。
…………お願いだから、止めて。お願いよ…………。
矢間竜士郎ってヤツに近寄らないで……。凄く嫌な感じがするの」
「……お前の為じゃなくて、俺は俺の為に事件を解決したいんだ。――――その上でもちろん、お前を取り戻すことが一番の俺の希望なわけだけど――――それもやっぱりお前の為っていうよりは俺の為だ。記憶を失っていた間に何も出来なかった自分の不甲斐なさが悔しいし、せっかく記憶を取り戻したんならこの記憶にも意味がある筈だ。あの事件を解決しないことには俺自身動くことが出来ないんだよ。
お前のせいじゃない。――――それに何度も言うけど、お前が心配するようなことは何もしやしない」
「…………ねぇ……でも、変だと思わない……? 矢間荘士郎は松和会の中でも5本の指に入る程の人物だったのよ。そんな父親を持ちながら矢間竜士郎は松和会組織の幹部じゃない……それどころか、捨て駒のような使われ方をしてる。…………ねぇ……何か変。何か変なのよ。
お兄さんの話によると、矢間竜士郎の父荘士郎は松山派のメンバーの中核人物だったそうだわ。当然息子の竜士郎も松山派よ。――――だけど現松山派の会長は事件について知らないって言ってたし――――なんていうのかな…………松山会長は杉谷内閣副官房長官のことを心底嫌っている風だったの。松山会長と杉谷が手を組むことは絶対ないと思わせる程に…………。松山会長がブラックボックス絡みで命を受けてあたしを殺そうとする可能性はなくはないわ。それはわかってる。…………でもね、その現場として内閣府敷地内で襲撃する可能性はほとんどないと思うの。松山会長と杉谷が手を組むなんてことが考えられないのよ――――」
「……それは……けど、お前も松山会長に会ったのは1回なんだろ? その時たまたまフェイクでそう見せていただけかもしれない。ああいうやつらは必要に応じてその都度手を組む相手だって変えてきたっておかしくはないし…………」
「…………ん……、それはあたしもそうだと思ってる。――――けどね……松山会長の反吐を吐くように言った言葉が引っ掛かってるの。『血は守るに値するが、穢れた血は排除するに限る』って――――確かに、そう言ったの。杉谷の話を出した後のことよ。…………杉谷は、松山派前会長の腹違いの息子で――――松山会長にとっては弟にあたる関係ではある筈だけど――――穢れた血って…………そういう意味なんじゃないのかしら? そして、矢間竜士郎もまた、松山会長にとって穢れた血に属する人物なんじゃないのかしら…………」
引き寄せた華奢な身体が、胸元で更に小さく背筋を丸めた。
微かな震えを感じて、宥めるようにゆっくりと撫でると、むずがるように首を横に振った。
「……わかんないの…………今のあたしには自分の考えを調べる手段も何もない。確かな情報を手に入れる術もない。――――わかんないの。でも、酷く嫌な気持ちがするの。――――あんたが何か動くつもりかもしれないって思ったら居ても立ってもいられないくらい不安なの。…………だから…………お願い……」
「……………………」
麻子らしくない推測での話。――――だけど、今の麻子の状態では土台これ以上は無理な話で――――むしろ、兄からの話を聞いただけでここまでいろいろな可能性が考えられる思考が末恐ろしい。
…………これまでの麻子も、掴んだ情報から考えられる可能性をしらみつぶしに当たって更なる情報を掴み、図書隊にとって必要な情報を誰よりも早く確実に確立していったのだろうとわかる。
――――3日前のリハビリの無茶は、兄から話を聞いても動きようのない、動けない自分への焦りがそうさせたのかもしれない、と思い至る。
――――心配してくれてる。
――――俺のことを想って、心配して不安になって…………自分の意に反して、頑なに会おうとしなかった俺を自ら呼んでまで『止めろ』と伝えたかったんだろう。

思わず、ギュウッと抱き締める。
いじらしくて愛おしい。
小さく震える固まってしまっている身体を包み込む。

自分の体調のことでも精一杯な筈なのに、この上、俺のことで更に不安を与えてしまったら、また無茶を重ねるかもしれない。――――回復してきているとはいえ、今はまだ無理が利かない身体だ。少しの無理無体が体調を急降下させてしまう。
…………もう少し、様子を見るか…………。
矢間竜士郎と接触したいのは山々だが、一先ず警察の出方や手腕を見る上でも、今回は矢間竜士郎が関係する可能性のある密売現場に同行する話は見送ってもいい。――――それで、今俺の胸の中で不安に怯えて震える人が安心すると言うなら――――。警察がどう動いて結果がどうなったか、詳細については麗華に聞けば情報は入る筈だ。――――動くにしても、もう少し矢間竜士郎についての情報が集まって、確実にヤツが居ることがわかってからの方がいいに決まってる。
…………そもそも、矢間竜士郎が、事件の時に俺が見た奴だという保証も何もないのだから…………。
そう考え直して、マコを安心させてやるために静かに囁く。
「…………わかった。今回は止めるよ」

「――――――――ほ、ホント?!」

胸元で小さく俯いていた顔が、驚きに零れ落ちそうな大きな目を見開いて俺を見つめた。
黒曜石のように煌めく瞳の中に自分の姿が見えて、マコの中に自分が居るような錯覚すらする。
「ああ、だから――――……」
言いかけた言葉が途切れた。
マコの声も言葉も。
――――重ねた唇。
竦んだ華奢な身体をしっかり抱え直して優しく唇に唇を合わせたまま角度を変えてみる。更に唇を重ねたまま強請るようにマコの唇を舌で舐めれば、マコの身体に震えが走った。――――さっきまでの怯えるような震えじゃない――――思わず抜けたような鼻からの吐息と、俺の舌先に反応したように薄く開いた唇の気配に少し強気に舌を割り入れる。
「~~~~っ、…ん…っ」
俺の舌に応えたいのか拒みたいのか、ぎこちないマコの舌の動きに強引にその舌を絡め取る。慌てたように奥に引っ込もうとするけれど、そのままマコの舌に絡み付いたままでもっと奥へと俺自身の舌を挿し入れる。震える身体と上がる体温を腕の中に感じてその敏感な反応が嬉しくて、後頭部を支えながら少しだけ仰向けに反らせ――――ますます深く深く口付る。
「~~~~んん…っ、~~っ……」
腕の中の小さな身体の熱が上がる。上がる体温に呼応してマコの香りが強くなる気がする。
――――大切なこの香り…………愛おしいこの熱。
味わい尽くしたいのに、手に余るようにマコの芳香は強くなり、甘い香りが俺の中にまで満ちて来る。
もっと、と強請るように記憶の中にあるポイントを弄れば、マコの吐息に蕩けるような色が交じって堪えきれない甘い喘ぎが鼻から抜ける。抱き締めるマコの体温が明らかに更に跳ね上がっている。
その反応にますます夢中になって、角度を変えて、より深く、貪るように口付ける。
――――どこまでもどこまでも貪ろうとして――――、マコの甘い吐息が切れ切れに乱れているだけではなく、全身で荒い息を吐く程になっていることに気付いた途端に慌てて離した。
俺の腕の中でくたりと沈む身体は力がまるで籠らず、はぁはぁと濡れた唇から零れる熱い呼吸とそれに合わせて揺れるそこだけ福与かな胸。鎖骨が上下して肩で息を吐き、真っ赤な頬は真冬のマラソンを走り終えた人のようだった。
ドクン…ッ、と更に煽られるように下腹部が主張して弾けそうになるのを堪える。
「~~~~ご、ごめん…。つい、夢中になっちまって――――大丈夫か?」
頬に手を添えれば逆上せた人のように熱く、心配になって額にも手を置けば、それだけで小さな顔がほとんど隠れてしまう。――――額はそれほど熱くはなかったけれど、生え際は少し汗ばんですらいる感じだった。
「…………すまん。本当にごめん…………」
恐縮しきって謝る俺に、ようやく薄らと開いた大きな黒目。潤んで輝く美しい目が、詰るように俺を睨んだ。
「~~~~も…っ、…なに、す……んのっ、!」
その顔でそんな目で見られたら煽ってるとしか思えないけれど、長年の経験からそうじゃないってわかっているからただひたすら謝る。
「ごめん! …………その…………お前の願いを聞く代わりに……その、貸しを、だな…………」
「~~~~っ!!! ば、バカッ!!! 貸しって――――貸しだからコレってッ!!! ~~~~そそ、そんなに女に飢えてんのかっ、あんたはッ?!」
はぁはぁとまだ息が整わない中でマコが真っ赤な顔でそんなことを叫ぶから、それには真正直に真っ向から否定する。
「――――違う、女に飢えてるんじゃない。お前にだ」
「~~~~~~~~ッッ?!?!」
カアアアアアアッッ!!! と首筋どころじゃなく全身真っ赤になったマコと、思わず本音がオブラートに包むことなく口を突いて出たことに羞恥で俺の方も真っ赤になった。
――――しまった、と思ったところで、出てしまった言葉はもう今更取り消せない。
――――ヤバい、大失敗だ。
……けど、正直な本音だった。
昼間はまだしなければならないことが山積みだからなんとかなるが、夜になると辛かった。父も退院してきたので話をしている時はいいのだが、自室に入って眠りに就くまでの時間が空虚だった。1人でゴロリとすると心に浮かぶのはお前のことばかり。酷く虚しくて、お前のジュエルボックスの音色と箱に触れながら夜を過ごすことが多い。そしてお前を夢見て眠りに就く。――――朝起きて傍に居ないお前を想うと、ポカリと穴が開いてしまったように空虚で物足りない毎日。
…………柴崎麻子を取り戻すまでは、我慢する。
そう決めたのは自分自身。
それに、マコだってそうでないと絶対に俺を受け入れないこともわかっている。
わかって、納得してて――――それでもなお、お前を求めてしまう…………。
「~~~~ご、ごめん…。言い方が悪かった……その、……お前が傍に居ないってことが堪んなくなることがあって――――。……何かわかるまでは犯人の目に付くようなことはしないって決めたのは自分なのに、――――ぽっかり時間が空いたらな、俺はお前のことばっか考えてるんだ。婚約してた頃のことなんか思い出した時は――――思い出すことのすべてが幸せ過ぎて、現実に立ち戻った時にこっちの方が夢なんじゃないかって……夢であってほしいって信じられなくなる気がする…………。夢にまで見るんだ、お前を――――。
そんなお前が、今、目の前で俺のことを心配してくれてんのを感じて――――不安に震えてるって思ったら、居ても立ってもいられなくなって――――大丈夫、ここに居るって、心配すんなって安心させたくて…………気付いたらキスしてた。
――――いや、言い訳だな……。ずっとキスしたかった。記憶がなかった頃からずっとだ。…………あの頃は夜に発作で倒れたお前を抱き締めることは出来ても、記憶がなかった俺はお前を兄貴の彼女だって思ってたからキスしたくて堪んない衝動に駆られても眠ってるお前にそんなこと出来なかった。必死に心の奥底にそんな欲望は閉じ込めてたけど――――ずっとずっとキスしたかった。何度も何度も――――触れたくてキスしたくて――――どれだけの気力を振り絞って堪えていたかお前には絶対わかんないだろう。
…………記憶が戻ってからは、正直、もう堪んなかったよ。触れられないどころか、会うことすら出来なくなって――――今も…………。
――――なぁ……もう一回、キスしていいか?」
恥の上塗りのような俺の駄々漏れた言葉を、真っ赤な顔を慌てて俯けたまま聞いていたマコが、俺の最後の言葉に驚いたように身を捩るから、顔の距離を詰めて追いかけた。
必死に手で口を覆いながらくぐもった声で、駄目、と呟く。
「…………なんで、駄目なんだ?」
「~~~~ッ! だ、だめ、…………だって、あたしと手塚はもう――――」
「関係ないとは言わせないぞ。――――あんなに俺のことを心配しといて」
「~~~~ち、ちが…っ、~~違う、…………そ、その……あんたが、警察の仕事を……仕事の邪魔をするんじゃないかって…………そそ、それが心配で…………」
言いながら、マコの身体から芳香が匂い立つように漂う――――明らかに体温が上がってるだろう、お前。
…………正直、病院に見舞いに来たとは到底思えないくらい、俺の欲望も猛っていた。

――――ヤバい…………。

もちろん、個室だからと言ってここは病院だし、目の前の華奢過ぎる彼女はまだ無理は禁物の身体でそんなことを強いるわけもないのだが――――けど、目の前で好きなヤツのこんな顔見せられたら――――男なら煽られてるとしか思えない…………。

押し倒したくて、無理矢理キスしたくて、暴れ出しそうな熱を必死に堪える。
…………これが男にはどんだけ辛いことか、女にはわかんないんだろうな…………。

なんとか、どうにか我慢して、必死に自分自身に駄目だ、駄目だぞ、と言い聞かせて堪え宥めながら――――片手で口を塞いだままで俺に背を向けるように逃げるマコを優しく包み込んで、後ろからマコの髪に口付ける。
それだけで震えるから、我慢の限界に挑戦しろって言ってんのか? と本気で疑いたくなっちまう。

本当に――――可愛すぎて困るんだよ。

「――――わかった、もうしないよ、今日は。
でも、お前を取り戻したらもう遠慮はしないし止めないからな。――――俺の意志は変わんないし――――前に言った通りだから。
……そういや……退院出来るようになったら俺の家な。その際に父さんにちゃんと話をする。……今はまだ父さんに言って父さんがお前の為になんだかんだと動いたら困るから言ってないけど、お前が退院出来るようになったら前に言ったようにちゃんと両親に話をしてわかって貰うから――――。勝手に退院しようったって駄目だからな。兄貴から情報来るから」
そう言って、名残惜しくつむじに最後にキスをして、そっと離れる。
正直、宥めたとはいえ、結構身体が辛い。
「――――トイレ行って来る。戻ったらプリン食おう。買って来たんだ――――」
そう言ってそっと離した華奢な身体は、キュッと小さく背中を丸めた。
返事はなかったけれど、髪を撫でた手を払い除けられることはなくて――――トイレに行くだけのことなのに離れ難くなっている自分に苦笑する。
撫でる色素の抜けた髪の根元は、少し元の色が顔を出して黒い。
この黒い髪が元の長さまで戻るにはどれだけの時間がかかるんだろう……。
丁度今は、根元だけが黒くて後は金髪で――――サラリと揺れるその姿は、今朝ショーウィンドー越しに見たあの……。
「――――今のお前の髪――――丁度プリンに似てるな……」
言ってしまって、しまった! と思ったけれどもう遅い。
マコの罵声と共にブンブンと細腕を振り回されて、撫でていた手を振り払われた。
「~~~~うるさいうるさいうるさい…ッッ!!!!! トイレ行くんじゃなかったのッ?! とっとと行けッ…このエロ親父ッッ!!!!!」
うわ、ちょ…っ、ごごめん! と言っても聞く耳持たず、暴れる。
「ごめん、失言――――悪い意味じゃなくてだな、その、……お前の髪も美味そうなくらい綺麗ってことで……」と止めればいい言い訳を零してまた頭を抱える。
火に油を注ぐようなものだ。
「……と、とりあえず……、すす、すぐ戻るから」と情けなくも両手を上げて敗北の意を表しつつ離れた俺に、「このまま帰れっ!! 二度ともう来んなッ!」なんてマコは手に負えない。
あーあ…。
すっげぇ、いい雰囲気だったのに…………。と溜息を吐きたくなるが、自業自得だったので、自分の馬鹿さ加減に手で顔を覆って天を仰いだ。



……To be continued.







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05:10  |  *『図書館戦争』二次小説  |  TB(0)  |  CM(6)  |  EDIT  |  Top↑

★Re: オオカミに辞書を...。

アリアアリス様

えっと一応、このコメントを下さった記事としてレスするようにしていますが、次の話も混じってたらごめんなさいです。
一応、自分なりに注意しているつもりなんですけど、、、大丈夫かな((((^^;)

> ーーー「我慢」の意味を辞書で確認しましょう。
これは爆笑でした!
ですねー。どんどんオオカミに…………なんか、手塚が手塚なのに抑えられなくなってる!(笑)
禁断症状ですねー完全に(笑)
マコさん(麻子サン)、手塚呼び出しとか危険すぎてダメダメ!(笑)
呼び出されて完全にテンション上がりまくりの手塚ですからねぇ。ああもうまったくです!
自分ではアレでも堪えているつもりらしいのですけど、傍から見たらもう、どんだけイチャイチャととボディタッチしまくってんの!と本当に呆れ返ります(笑)
いやもうねぇ。。。。。まぁでも、この後しばらく手柴はまたお預けになるので、私自身がもう入魂していたのかもしれませんが★((((((^^;)

> チラチラと犯行に関わった人物が見え隠れしてきましたね!
そうなんですー。
手塚の強みは、警察組織にも精通できるし、慧経由の情報網もあるし、折口さん経由のマスコミ情報もあって、正直警察なんかよりも情報集まる集まるっていう状況なんですよねー(笑)
そして、集まった情報をアレコレと悩んだ時に相談できる人達も居る訳ですし。
そりゃもう、手塚をおいて、犯人逮捕はないですなー(笑)
とりあえず、闇深い組織っぽいことになっているのは、それくらい「ゴッドファーザー」チックにしておこうという目論見です(苦笑)
ホント、どこがゴッドファーザーやねんっていう話になってますからねf(^_^;(苦笑)
そして、闇組織と言えば、警察よりはお兄様(笑)
お兄様頑張って(笑)
可愛い可愛い弟の為なんで、そりゃもう、お兄様も言わなくたって頑張るとは思いますけどね!(笑)
手塚もお兄様に弄ばれながらも、少しずつ外堀を埋めていくかと思います。
そうじゃないと、「柴崎麻子が柴崎麻子として生きていけるように」という目的が果たせませんものね。
そうじゃないと、「柴崎麻子」と結婚も出来ないっつーわけですからー。

> マコさんも、ようやくユルユルと元気になりつつあって、…………
です。ようやく♪
今はもうリハビリに専念ですよね。退院した時に、せめて家で家事くらい出来るだけの体力を戻す為のリハビリです。
病人から健康人になっちゃうと、ホント、手塚が抑えが効くのかは、アリアアリス様だけでなく私も心配です!!(笑)
堂郁も、病院でディープキスはあったと思いますが、うっかりすると今の手塚とマコさんもアブナイアブナイ(笑)
いやもう、部屋に隠しカメラでも設置した方がいいかもしれません。(ガン見です、私が(笑))

ちゃんと事件が解決してきて、ちゃんと手塚が麻子サンにプロポーズできる日が来るのかどうか…………。
それはまだまだ先になりそうですけど、どうなっていくのか生温かく見守ってやって下さいませ…………★
ツンデレラ |  2017年02月14日(火) 14:03 | URL 【コメント編集】

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 |  2017年02月13日(月) 00:28 |  【コメント編集】

★Re: マフィア物

Sauly様

自分の書いたものを褒められると、書いて良かった!って思えますよねー!
Sauly様も、こちらのお話や、君の名は、のお話とか書いてらっしゃるようですもの……自分が想いを込めて、時間をかけて書いたものが高評価だったらやっぱりホッとするし嬉しいですよね♪
私は旦那にも二次をやっていることは内緒の人間なので、身内には絶対言わないのですが、身内が理解してくれて褒めてくれたら嬉しいもんなんでしょうねぇ(*^^*)
有川先生のところもそうですもんね。旦那様が一番の読者ですもんね。
そういうのもあこがれはありますが、、、、、私はやっぱり無理かなー(苦笑)
なかなか身内にも自分の文章はチョット…………(逃)

あ、プレッシャー、全然ないです(苦笑)
無理です、3月9日までに終わりませんよ、この話。
とりあえず大筋は自分の中であるのですが、今ようやく後半戦に入ったばっかりで、とても1か月で終わる話じゃないですので。
まだこれから、あの展開と、この展開も書くつもりだから…………と考えると、私の中では、夏までには終わるかな?的な算段ですね。まぁ算段があるだけマシ……と思って下さい。出来れば夏前には終わって欲しいけど…………1年で終わらない話とか、ホント自分でも書き始めたことに頭を抱えるし反省もしてますから。でもちゃんと必ず終わらせるので!! ええもう、意地に近いですね(苦笑)
なので、今年は3月9日にリクエスト募集はどうしようかと悩んでいます。一応このお話に、去年の39リクエストのいくつかは盛り込まれるのですが、まだ残ってる……残り過ぎてるからねぇ…………。
その上、プライベートでも今年もまた忙しいので、ペースが上げられない(むしろペースは落ちる方向に行く予定)だし、39リクエストしても、ちっとも39じゃなくて申し訳ないだけになっちゃうからなー…って。
ホント、聞くだけ聞いて、書かないかもよ? なんてそれって「サンキュー」な感謝の気持ちあんのかー!(怒)って言われそうじゃないですかね? まったくもって正論だし反論できないわーとか(苦笑)
というわけで、どうすっかなーとは、確かにモヤッと思っておりました。。。
リクエストしたいもんなんですかね? 読んで下さってる方からすれば「リクエストってしてみたいんですよ」って言うんなら募集する価値(というか意味)も少しはあるのかな?とも思うけど、すぐに答えられないし、答えた頃にはその方はもういらっしゃってないかもしれないとか申し訳ないなー…(チーン☆今回なんか、ホント、そんな感じ!まぁSauly様は来ていただいていますが……後もう1人もいらっしゃってくれてるのがわかっていますが(苦笑))

というわけで、3月9日まで、どうすっかなーって考えておきますね。
後、予告、と仰ってましたけど、君の名は、はもう、レンタル出るまで待つ方向になっておりますので、そっからですねー。
あー……先の長い話ですよー。ご自分で書かれた方が絶対早くて面白いですよ?(笑)


さて、お話です!
いつもありがとうございます!!
今回のターンで、急に、手塚が遠く感じました……。
遂に、ドンになっちゃってたんですね。
手塚の父が、完全に手塚に実権を渡すシーンですよね。
ゴッドファーザーのマイケルとは違って、手塚には愛のあるドンになって貰いたいのですけれど……それはSauly様の中にだけある答えですよね……。
手塚の言葉「「とにかく図書隊を安心させることができる方法はある。」というところにも信じていきたいと思います!
なんせ、杉谷を殺してしまったのは手塚なので、図書隊を厳しい状況に追い込んでしまったことへの責任は取ってくれるかとも思うので…!!
前回、郁ちゃんにはちゃんと謝罪の言葉を口にしてくれた手塚だから、、、と希望を持って、こちらの図書隊の行く末も見たいと思っています。
手塚の手によって、立ち直ってゆくのでしょうか…?!

Sauly様のゴッドファーザー映像とのリンクっていうのも、雰囲気が伝わって面白い方法ですよね~~。



ツンデレラ |  2017年02月07日(火) 06:28 | URL 【コメント編集】

★まー…いろいろと……

ママ様

ありがとうございます。なんか、話の裏の、でも辻褄は合わないとオカシイこの手柴を離れた部分の話を書く作業が、一番頭を抱える部分で……そうやって、いろいろ考えた稚拙な内容なのにコメント貰えると嬉しいです。
しばらく……っていうか、解決に向かって動くまではこの悶々とした問題に正面からぶつからないといけないよなって私自身わかっているのですがとっても気の重い作業で(ヲイ)、既にもう弱音吐いてます(ヲイ……ってごめんなさいママ様)
なんていうか、権力とか組織とか、本当に面倒ですよね。
警察も組織だから、ホント大変……。
って、そういや図書隊も組織だったなーって思いましたが★(苦笑)
図書隊は玄田隊長が〆るとこは〆てますけど、個々の力も存分に発揮できる組織だなぁ…って思いましたねぇ。仁徳?(笑)
しばらくは、ママ様も仰るように、矢間竜士郎の曖昧な人物像に振り回される感じになるかも…………ああでも、こういう話ばかりを考えてたら私の脳味噌はすぐに沸騰してグシャッてなって使い物にならなくなりそうですから、根をあげるのも早いかもですが……。
早く、このあたりの話の片を付けて、べったり手柴ターンになって貰いたいです…………。
っていうか、こういう話が苦手過ぎて、合間に挟む手柴の小話が、既にべったり手柴になってる気もする……(苦笑)
完全に逃げてますね、私が。
でも、こういう話も逃げられないのは事実なので(お話として成り立たないので)、なんとか嫌々ながら(ヲイ)進めて終わらせたいと思います…………
まぁいろいろ言えないのですが、面白くないターンが多くなってきますけれど、ママ様も仰ってた人物もやがては出て来るので、もうちょっといろいろと待っていて下さい…………っていうか、待つうちにどんどん話が面白くなくなってくる可能性高くて、ああどうやって書いたらちょっとは嫌になられずに、でも面白くない情報シーンも取り入れられるのか……と悩みながら進めていきますが…………やっぱり面白くない話の部分も、全体のお話から言うと外せないし、ホントモヤモヤする…………

……っていうか、こういう辻褄合わせの面白くないお話を考えるのに悶々としている愚痴をこぼしてしまってすみません(苦笑)
なんとか、このお話も、後半戦には入って来たので(今頃?!……と言われそうですが、そうです、ようやく後半戦に入ったばっかりくらいです……)、なんとかお話としての整合性も必要だし、なんかなー…………って愚痴言ってすみませんって言いながらもう愚痴ってるよ私(苦笑)

お兄ちゃんは確かに機嫌いいですね♪
光くんとこうしてサシで話が出来ることが嬉しいんでしょうねー。
お兄ちゃんはこの話からは外せないので、お兄ちゃんが光くんをからかうことで、私の気を紛らわせてほしい……(なんだそりゃ)

光くんは、だんだんと若干調子に乗り過ぎ(笑)
いやもう、「俺のこと心配してくれてるんだ!」なんてもう舞い上がっちゃって、「麻子可愛い、マコ可愛い」モード全開(笑)
なのでもう、ここが病院だろうが、相手が入院中だろうが、なんだかもう触れたくて触れたくて止まらなくなってきてますよねぇ(苦笑)
隙あらばチューして髪触れて…………いやもう、お前を食べちゃいたいって言ってるようなもんですわ、光くん…(爆)
そりゃマコさん怒るわ!(笑)
ツンデレラ |  2017年02月07日(火) 05:58 | URL 【コメント編集】

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 |  2017年02月06日(月) 15:34 |  【コメント編集】

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 |  2017年02月06日(月) 11:12 |  【コメント編集】

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