05月≪ 2018年06月 ≫07月

123456789101112131415161718192021222324252627282930
2016.11.07 (Mon)

≪背中の靴跡シリーズ≫ 『ひとり寝る夜の明くる間は』~vol.31~

≪ ひとり寝る夜の明くる間は~vol.31~ ≫背中の靴跡シリーズ
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
  歎きつつ ひとり寝(ぬ)る夜の 明くる間は
   いかに久しき ものとかは知る
         右大将道綱母(53番) 『拾遺集』恋四・912
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆



【More・・・】

≪ ひとり寝る夜の明くる間は~vol.31~ ≫背中の靴跡シリーズ


兄から聞いた病院へ救急車を飛ばして貰う。
救急車が妙に遅く感じて、早く、早くとそればかり思う。
もうすっかり、意識がない。苦しげに唸って震えるだけ。その声すらももはやか細くて弱々しい。消耗が激しすぎて気力も体力もとっくに使い果たしてしまって何も残っていなかった。
狭くて固い救急車のベッドに寝かせた時、一瞬だけ、ふ、と麻子の意識が繋がった。
焦点の合わないグラグラと揺れる瞳が何かを必死に探しているような気がして覗き込んだ。手はずっと繋いだまま。
「――――麻子? もう大丈夫だ……すぐ、医者に診て貰うから……もう少しだから、頑張れ……」
そんな言葉しか浮かばない俺に、だけど麻子は俺を認めたらしく、高熱や痛みで潤み切った瞳に少し意志の光を宿らせた。更に瞳に涙が盛り上がり目尻から涙が流れ落ちる。あまりの痛々しさに胸が締め付けられた。
掠れた声で、名前を呼ばれた気がした。
俺の目の奥も熱くなる。
「…………ご……めん、…ね…………」
必死に言葉にしたのは、そんな言葉で――――それが限界だったらしく、痛みに唸る苦しげな呼吸で後は意識も朦朧でハッキリと聞き取れたのはそれだけだった。
『ごめんね』
違うだろ?
謝るのは俺だろ?
『大事な時に傍に居てやれなくてごめん』
『苦しい時に何もしてやれなくてごめん』
『記憶がなくなって――――お前のことまで忘れてしまっててごめん』
……ほんとに、なんで……お前のこと、忘れていたんだろう…………。
――――忘れていた自分が、自分でも信じられない――――
謝っても謝っても、謝り尽くせない。
どれだけたくさん、お前に謝らなきゃならないだろうか。
なんなら、一生をかけて謝るから、一生傍で聞いててくれよ。
………なぁ……だから、早く治ってくれ。
元気になって、俺がお前の前に土下座して謝るのを聞いてくれ。
謝る傍から叱って怒ってくれていい。
殴られても蹴られても当然だ。
そんなのとっくに覚悟してる。
だから、早く――――……。
ギュッと小さな折れそうな手を握り締めて、ただ早く、と祈る。
既に救急隊からも兄からも連絡が入っていたらしい病院側は、着くや否やすぐに麻子を運んでくれた。腹腔内に大量の出血が認められるとのことで、そのまま緊急手術となった。
手術室の外で待っている時間は、永遠かと思うくらい長く――――いつの間に駆け付けたのか、気付けば兄が居たけれど、兄が居ることすら意識も出来なくて――――兄の質問に受け応えるのも上の空でただただ手術室の扉と手術中のライトだけを見つめていた。

数時間遅かったら命がなかった。

後になってそう言われた。
原因はわからないけれど、腹部に出血が起こり急速にどんどん膨れ上がる血溜りが隣接する臓器を圧迫していたらしい。後数時間遅かったらもっといろいろな臓器が駄目になってしまい生命維持は出来なかったかもしれない、と言われて血の気が失せた。出血源は先の事件で傷ついた部分だったらしく、医療ミスなのか臓器の限界だったのかは不明とのことで、結局そこは手の施しようがなく摘出したそうだ。

手術が終わった時、もはや俺に感覚はなかった。
どれくらい経ったのかもわからず、手足の感覚もなくなっていた。
立ち尽くす俺に、手術室から出てきた先生が、大丈夫、手術は成功しましたよ、と言ってくれた瞬間、膝が崩れそうになる程安堵した。まだ予断は許さないですが一先ず落ち着いています、と言われて、ありがとうございます、と下げた頭から、床に雫が何滴か零れ落ちた。
――――良かった…………。
思わず男泣きを見せてしまった俺に、発見が早かったことが幸いでした、と医者は笑って言った。数時間遅かったら命取りになったかもしれない、発見が早くて本当に良かった、と言われてホッとした。
……少なくとも、麻子の異常に早くに気付けたことだけは、本当に良かったことだったのだ。

麻子は手術室でしばらく経過を見た後、そのまま、集中治療室へと運ばれた。
当分の間は集中治療室からは出られないだろうと宣告された。本人の意識もまだ戻っていない。
親族だけが入れるその部屋に、俺は親族ではなかったが婚約者だということで、特別に数分間だけ中に入れて貰えた。
細すぎる腕には血圧などを測定する器具が痛々しい程巻き付けられて。輸血用、点滴用の管が何本も腕から伸びている。心電図からのピッピッと鳴る機械音は生きていることを証明してくれているのだが、その音に怖気づきそうになる自分が居た。指先にまで酸素濃度を測る器具が付いて、まったく身じろぎも出来ない状態。
麻子の顔には酸素マスクが付けられて、意識がないだけではなく真っ白で生気のまるでない顔だった。
怖いくらいピクリとも動かないが、時折マスクが曇るのに、確かに生きているのだと感じる。心臓の電子音よりもそれに安堵した。
器具の比較的少ない方に回って、そっと小さな手に触れてみた。
冷たくて、泣きそうになる。
温めるために包み込んで、掠れる声で、意識のない麻子に声を掛ける。
「…………よく頑張ったな…………もう、大丈夫だから…………」
辛いのは俺じゃないのに、声が濡れていて情けなかった。
麻子はピクリとも動かない。
だけど。
だけど、生きてる。
ちゃんと生きて――――――――
「…………生きててくれて…………ありがとう…………」
そう言うのが精一杯だった。
ありがとうな、とそれだけを繰り返して、ただただずっと手を握り締めていた。

     *

麻子に触れて、ようやく少し落ち着いた。
もうそろそろ出て下さい、と、集中治療室から追い出された俺は、ベンチに座っていた兄を認めて――――足を向けた。
沸々と胃の腑にどす黒い、なんとも表現できない感情が湧き上がる。
近付く俺を認めて、ふ、と笑った兄に怒りが増した。
こんな時、この状況で笑っていられる兄が信じられなかった。
「…………お前に話があるッ!!」
そう言った時には既に胸倉を掴んで引き上げていた俺に、慧は冷静沈着な目で興味深そうに俺を見つめた。
余裕綽々で、俺へと質問を返してくるから、ますます腹立たしかった。
「――――このタイミングで記憶が戻ってるとは――――いつ、記憶が戻った?」
ふ、とまた僅かに上がる口角が許せない。
「聞きたいのは俺のことじゃないッ!!! 麻子のことだッ!!!」
「……おやおや、記憶が戻った途端、彼氏面か?」
「彼氏じゃねぇッ、婚約者だッ!!!!!」
怒鳴った俺に、ふ、と嫌味な笑みを浮かべた。
「――――それは違うな。『婚約者“だった”』だろう?」
「今でも婚約者だッッ!!!!!」
「今の柴崎さんは、マコだ。マコは柴崎さんとは違う」
「~~~~ッッ!! ふざけるなッッ!!! あれは麻子だッッ!!!!!」
思わず胸倉を掴んで怒鳴りつけていたら、廊下に飛び出してきた看護婦さんに、しいっ、と咎められた。
兄は笑顔で愛想よく応対して「場所を変えるぞ」と俺の手を振り払った。――――確かにこんなところで騒ぐなんて不謹慎だし、俺自身冷静に兄と会話する自信もないので忌々しいながらも兄の後に付いてゆく。
兄の車に乗り込んだ。
このまま車で話をするのかと思ったら、兄がエンジンをかけた。
苛つく口調のまま行先を尋ねる。
「――――どこに行くんだよ?」
…………出来れば、麻子の傍を離れたくなかった。
もちろん、動くことも動かすことも出来ない状態――――面会もまだ叶わない容態で出来ることは何一つないが、それでもここに居てやりたいと思った。
「――――俺とマコの愛の巣だ」
ふ、とバカにしたような笑みを浮かべられて、カッ! と頭に血が上る。
「~~~~誰がお前なんか……誰が……ッ!!」
ブチッとコメカミの血管が切れそうな音がしたような気すらする。
思わず拳を叩きつけたいのを必死に堪えて胸倉を掴むと、ほんの少し兄が顔を顰めた。流石の力と勢いに苦しかったのだろう。
それでも兄は唇に薄笑いを浮かべると、掴む俺の手を弾くように叩きながら言った。
「……記憶が戻ると、一々姦しいヤツだな。マコを退院後に引き取ったマンションだ、お前も興味はあるだろう。…………マコのことが知りたいんだろう?」
完全な上から目線に、腸が煮えくり返る気がした。
「~~~~お前こそ、一々、マコマコって呼び捨てるな!」
俺の憤りに兄は沈着冷静だ。
「マコはマコだ。お前だってそう呼んでるだろ?」
「俺はいいけど、お前は駄目だッ!!!!!」
「――――何を拗ねてるんだ、まったく呆れるな。………言っておくが、俺の方が年上だぞ? それに俺は柴崎さんの承諾もちゃんと得てる。むしろお前の方がさん付けで呼べ」
「~~~~う、うるさいうるさいうるさい…ッ!!!」
そう言うと、乱暴に兄を運転席に戻した。
そのまま不貞腐れて助手席に沈み込む。
ムカつくことに、そんな俺を見て兄は愉快そうに笑う。
「まったく、お前は柴崎さんのことになると時々脊髄反射で行動するようになるな。記憶がなくなっていた頃のお前の方が、このことに関しては冷静に対応していたぞ」
「~~~~ッ!!! それは騙されてたからだろッ!!!!! お前がマコは彼女だって――――お前の彼女として連れて来るから――――そのせいで、俺がどんなに…ッ!!!!!」
「……ああ、まさか、また一からマコに惚れ直すとは思わなかったな。すっかりやつれきって以前の美貌も失った彼女なのに、それでもお前が行き着くのは結局そこなのかと正直笑ったよ。――――ああ、ここだ」
言われて呆気に取られる。
車に乗り込んだのに、着いたのは病院の裏側すぐのマンション。アパートと言ってもいいくらいのものだ。
「…………ここ…?」
「ああ。何かあったらすぐに入院出来るようにな。……医者から許可は下りはしたが、退院出来るような状況でもなかったのは事実だったんだ。お前にも最初に話はしただろう? 何かあったら知り合いの医者も近くに住んでいるし、いざとなれば担当医に連絡して入院させて貰うにも、ここなら移動も早いしいいだろうと思ってな。――――結局、その甲斐もなくマコはお前に預けることになったけどな」
そう言って、部屋の鍵を開ける兄にカチンとまた血が上る。
「~~~~なんで合鍵もってんだよッ?!?!」
「合鍵じゃない。ここは俺が借りている部屋だから、この部屋の鍵は俺が持っていて当然だろう? マコがここを使っていた時にはマコと高山に鍵は渡していたが、今はもう渡していない――――それだけだ」
扉を開いて中に入る――――何もない部屋。
本当に何もなくて――――ここに1週間とはいえ柴崎が――――いや、マコが過ごしたとは思えない殺風景な部屋だった。
辛うじて、コンパクトテレビと冷蔵庫、こたつ机、簡易ベッド、とそんなものが付属品のように備えてあった。
病室より質素な部屋――――そんな印象。
……ここがマコが言っていたマンション?
想像していたものとまるで違う。
ただ、寝る為だけの格安素泊まりのビジネスホテル――――そんなところだ。いや、ビジネスホテルの方がまだ人が過ごした気配は残っているような気がする。
絶対ここで兄と暮らしていたことはない、と確信するような部屋だった。
と、ふいに思い出して兄貴を睨む。
「……そういや、なんでマコを、お前の彼女として俺に紹介したッ?!」
…………そう……すべての狂い始めはそこからだった。
それがなかったら、俺はもう少しマコの――――いや、麻子の傍に寄り添うことに躊躇いもなく接することが出来た筈だ。今考えれば、その嘘が恨めしい。
「――――ああ……、それは、柴崎さんから言い出した事だ」
「~~~~は…ッ?!」
「それが彼女をお前に預けるための、彼女の交換条件だったんだ」
「…………は? ……一体……どういう…………」
意味が解らなかった。
「わからないか? 彼女はお前と縁を切りたかった――――そういうことだよ」
落ち着いた慧の声に、手塚の頭はカッと血が上った。
思わずまた、胸倉を掴む。
なのに兄は薄く笑みさえ浮かべて、冷徹に言い切った。
「……記憶が戻ったことだし、だからこそ言える。――――柴崎さんはお前との婚約を破棄した」

「………………………は…?」

兄の言葉が理解出来なかった。
長い長い沈黙の後、ようやく口を開いたけれど、たったそれだけ。
喉が酷くカラカラに乾いていた。
直ぐ近くに居る兄が酷く遠くに居るようで、立っている筈の足元が崩れ落ちそうで、まるで現実味のないこの時間が、永遠に続くような気がした。



……To be continued. 



********************



あっけなく記憶を取り戻した手塚だったので、前回で記憶喪失編は終了でした。
まさかのスピード解決でごめんなさい。(あれだけ引っ張っといてアレで終わりかよー、と一番突っ込んでるのは私です★)

そして、これから手塚試練編(苦笑)
いや、今までが試練だったんじゃないの? というお言葉、耳が痛いです((((--;)
いやでも、少なくともこれまでは同じ屋根の下に居れた状況から無理矢理引き剥がされたので、これは試練じゃないですかねぇ?(聞くな!)
以前、どなた様かからこの連載についてのコメで貰っていたように(「まだ「ひとり寝る夜」になっていませんものね」というようなコメント、本当に鋭くてはうっ!と思っていました!!)、ようやく「ひとり寝る夜」が始まります……(苦笑)
「ひとり寝る夜」がまた「抱き締めて寝る夜」になるまで、どうなっていくのか、生温かく見守ってくれるとありがたいです。。。。。
(……長い! 長すぎるぞ~~~っ!!泣★困惑)



スポンサーサイト
05:10  |  *『図書館戦争』二次小説  |  TB(0)  |  CM(9)  |  EDIT  |  Top↑

★Re: 八つ当たり

アリアアリス様

すみません~m(_ _)m
多大なるご心配をおかけして…(>o<)
いやでも、ツンデレラから柴崎を奪ったら、多分残りのお話は書けないので…………大丈夫ですよ、安心して下さい★

> え、エイガ、映画に行かなくて、ホントに良かった(泣)
そうなんです、そこは映画に行ってたら、映画館で倒れてそのまま帰らぬ人になった可能性もなきにしもあらずで……。
多分、映画の途中で、はぁはぁ言い出してるマコさんに手塚は気付くと思うんですけど、マコさんが強情に動かなさそうだしヤバかったですね…………
いろいろずっとストレスがかかっていたところに、この2日程の無茶がかなり身体にダメージを与えていたのかなって思いますけれど、あの状況からこの状況になってしまっているんで、手塚にしたらかなりのショックだと思います…………
アリアアリス様の仰る通りで…………
まるで、自分が責めてしまったせいで発作が起きて、それが引き金となってこんなことになったっぽい……そんな状況なので、手塚にとっては相当なダメージだと思いますよね。
多分、柴崎は元々の自分の体調もよくわかってるし、手塚が引き金に、とかは思ってないと思いますけど。。。。。
その、やるせなさというか自分への怒りもあったからか、珍しく一方的に兄に八つ当たりしてますね、確かに!!
若干、手塚らしくなく(手塚らしいけど)何もかもすべて兄に怒りをぶつけてる辺りに、その辺の手塚のモヤモヤも見え隠れしてる気がします…………。
そりゃもう、手塚、人生最大のパニックに近かったでしょうしね。。。。薬を飲ませて必死に看病してもどんどん悪くなるばかりで、死にそうな弱弱しい呼吸になっていくんですもん。----ずっと最愛の人が死んだという事実を認めることが怖くて記憶を取り戻そうとしなかった手塚に目の前で最愛の人が死んでいくかもしれない恐怖を味わわせてますので。。。。ホントはこれ、記憶さえ忘れてなかったら、手塚が病院で目覚めてすぐから何週間もこんな気持ちをずっと味わっていた筈で、手塚にとっては記憶を失っていたことで味わわなかった試練をここで試されたということにもなるのでしょうか。
逆に言えば、手塚慧は、こういう状況には二度目になるので、、、慧の方がまだ余裕があるのも頷けるかな、と思います。
なので、アリアアリス様の言う、
> 慧の方が、まだ余裕ある感じに装ってますが素直に経緯を話さない辺りに弟への八つ当たりを感じて、手塚に関しては不満爆発で慧に豪速球で八つ当たっている。
という形式になるのだと思いますね。
手塚も不満爆発で豪速球で八つ当たっていますけれど、でも、自分が記憶を失っていた間もずっと柴崎を保護して見守ってくれていたのは兄だという意識はどこかにはあると思うので…………そうは見えないけど兄への引け目もあってますます豪速球の八つ当たりになっているのかも。
仕方がない事情だったのですけれど、やりきれない思いもあって、自分は傍にずっと居た訳でもない事実もあって、このループから手塚が抜けるのがまず最初の試練ですかねー……。

> 本当の「切り札」は慧が手にしてるとは思うのですが、
> 今回はジョーカーな「婚約破棄」!
> なんとなく。。。そんな気はしていましたが...
> 本格的に手塚「振られました」ね。
> 記憶喪失中でなく、戻ってから...こっぴどく!
> 聞き間違いでも聞き取れなかったでもなく!しかも他人から‼
> 「試練編」に相応しい始まり。
> ここからの手塚に「ガンバレ」を贈らせていただきますq(^-^q)
…………いやもう、この部分がこの章のすべてを語っておりましたです~~~ははは。
そうなんですよねー。実は手塚のまったく知らないところで(いやでも記憶もなかったので、少し前の手塚なら言われてもピンとも来なかったでしょうけれど)『婚約破棄』はキチンと成立しておりましたです。
悪いな、手塚…………。
そのあたり、マコさんとなった柴崎が抜かる訳もなくて。自分は動けないですけど、そこは傍に居た慧の協力の元、キチンと証明する文書まで作って貰ってる周到ぶりで、手塚との縁を完全に切るために手は尽くしているんです。
(…………それがまさか、退院したものの倒れまくって結局一人に出来ないからって、手塚の元に送られると思っていなかったので………マコさんにとって自分で考えている以上に消耗しきった自分の体力が誤算だったと思いますね…………。それがなかったら、ある程度回復したらひっそりと手塚の前から消えていたと思います。柴崎なので、辛くてもそれくらいはやると思うし。
なので、今回こんなことになったのも、退院してからの積もり積もった無理が限界に来ただけで、遅かれ早かれ、やはり日常生活を普通に送るにはまだまだ体調的に無理だったんだと思いますね。
手塚にとっては、慧の彼女としてとはいえ、手塚家にマコさんが来てくれる状況になったことで、ひっそりと去られたまま二度と会えなくなるという図式が消えたことに、実は感謝しないといけないくらいなのかもしれないなぁ…………と、ふと思いました★)

> 追伸
> 慧が、あのマンションに案内したのは「少しでも側に居たい」手塚の為でしょうか?それとも彼女の為でしょうか?
あー…。これはまったく考えてなかったです!(笑)
手塚に、『彼女』というのはフェイクだったと、密かに教えるため? とか思ってましたが…………。
まぁでも、病院に近いこの場所は、今の手塚にとってはいいですよねw
柴崎はしばらく集中治療室からは出ないので、彼女のため、というのはどうなんでしょうね?

> 追伸2
> ただの流しな文脈ならイイんですが...。
----鋭い。
----鋭すぎます。
そこ突っ込まないで下さい★
でも、大したことはないことに(最終的には)するつもりではあるんですけれど、これに関しても、少しだけ後で出てきますので、それまではそっと心に閉まっておいて下さいね( ̄▽ ̄;)
いや~~~~まさか、今回のこのサラッとな中でソコ突っ込まれるとは思いませんでした……です。
鋭すぎ★




ツンデレラ |  2016年11月09日(水) 06:41 | URL 【コメント編集】

★管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
 |  2016年11月08日(火) 21:24 |  【コメント編集】

★まだまだ続く…苦笑

ちび犬様

ありがとうございますー♪
見守って下さい……((((^^;)
ようやく新章----新章が過ぎたら、ようやくいろんなことがまとまって終わりが見えてくると思います(まだ終わらんのかい!苦笑)
ここに辿り着くまでに30話…………長い、長すぎるぞ…………
この話、何話まで行くのかまったく見えてないのですが(マジ?!………マジです(><;))でも終わりはちゃんと頭にあるので----
長い長いこのお話にお付き合い下さるとのちび犬様のコメントに頑張ります!
最後まで見守って下さいね?(ひしっ)

ツンデレラ |  2016年11月08日(火) 06:10 | URL 【コメント編集】

★辿り着く場所(笑)

ちあゆき様

初コメ、ありがとうございます!
コメント貰えるの嬉しいです~~!!
励みにして、いつも、お話の糧にしたり書く気力の原動力になったりします(笑)
実はこのお話は、大層に見えるように書いてますが(書けてるのかは知りませんが)、大したことないですけどね((((^^;)
私の想像力に驚いていただいたようで、恐縮です(((((^^;)
最後は「えー…、結局そういうこと?」的なガッカリ感があるかもしれないお話ですが、次回からの説明では、かなり壮大なお話に見えるようなことが多々出てきます(苦笑)
あくまで、壮大なお話に見えるように難しそうに書いてるだけで、そんな大層なことは出てこないお話なので安心して下さい!(笑)←安心なのか?(苦笑)
とりあえず、手塚にはいろいろと手塚の知らなかった事情を知って貰って、その上で、どうすればいいのかをしっかりと考えて貰いたいと思っています!
ガンバレ手塚!(笑)

> 結局、手塚は記憶をなくしても柴崎にたどり着くんですね〜笑
そうですねー。マコさんにとっては、まさかの!! だったと思います。
完全にやつれ果てて骸骨みたいに痩せ細った自分の姿もわかってるし、ただ生きてるだけで特になんの役にも立たない自分をマコさんは自覚していたと思うので、まさか手塚の目が麗華さんではなく自分に向くとか考えてなかったような気がします。
手塚にとっては、自分の方が病人で体調不良の癖に偉そうになんだかんだとアドバイスをくれるマコさんを(しかも悪態交じりに言われてアドバイスとは思えないような口調で…)、最初の頃こそムカツクと思っていたと思いますけど、でも一人でなんとか自分の病気と闘おうとあがいて強がっているところとか、ポンポンと投げつけられる言葉が実は自分の事を思ってくれての言葉だとか、素直じゃなくてややこしいけど、本当は優しいところがあるってことや本当は寂しくって泣いてることが見えてきて、結局は惹かれちゃうのかなーと思ったり。
何故かホッとする香りを纏っている人でもありますしね(苦笑)。
結局は手塚は、そこに辿り着いちゃうんだろうな~…と。
(……って書きながら、ちゅーことは手塚の好みはややこしい女?! とか思っちゃいましたが(笑)(もちろん、本質は真っ直ぐで優しい人って言うことは重要ですけどね(笑)))

ただ、ややこしい女なので、なかなか素直に手塚は手を伸ばせないので、しばらく試練なのですけど…………。
マコさんの中では、まだ手塚は「切らなきゃならない相手」なので…………。
新章ということで、先は長いな~~と皆様も実感だと思いますが、続きも待ってて下さるとのことで嬉しいです!
つまらない時(次回か? 説明長いし…)もあるかと思いますけれど、お話の中では必要な情報になってきますので、そういう時は流し読みで軽く頭に入れつつ、2人がどうやって手を取り合えるようになるのかを温かく見守ってやって下さいね!!

コメント嬉しかったです~!!!
ありがとうございましたww
ツンデレラ |  2016年11月08日(火) 05:56 | URL 【コメント編集】

★うわぁ、その下り。

ママ様

> 麻子を抱き締めて寝る夜の前の麻子との思い出を抱き締めて寝る夜編に突入するんですね(笑)
うわぁ…うまいこと言われてしまった★
ですねーw 手塚には、いろいろと考えて貰わなきゃならないので、ホントひとり寝る夜の長々し夜を、柴崎との思い出を思い出しつつ頭の中全部柴崎にして、これからどうするのかを考えていって欲しいです!
その前に、ようやくずっと書かずに来た、柴崎が撃たれた後の話が書けるので私的にはホッとしているんですけれど(…いやー…、私が書かないがために皆様いろいろとなんでこんなややこしいことに柴崎がなっているのか、ということを凄く妄想していただいて恐縮の極みだったので…………)、でもきっと、説明長いよ~★読んでられないよ~★ ………的なつまらないことも多々あるかと思うのですけれど…………すみません(やっぱり謝るんかい!笑)
麻子サン目線はまだ当分お預けなので、麻子サンの本音は聞けませんが…………まぁでも、フラフラになってからの麻子サンは以前よりも隠せてないから(無理をすると体力的に破綻するので…)本音がチラチラ漏れ出てましたし、聞けなくてもわかるかな、と思いますけれど(苦笑)

> 体調が頗る悪かったのは医療ミスが無いとも言いきれませんが、ストレスが主原因だったんじゃ無いですかね。
ですよねー。
すぐそばに本当に頼れる頼りたい人が居るのに、自分で頼らないようにと足枷付けちゃって、でも頼らずに過ごせるような体力でもないから、無理をしては倒れて、倒れたら傍に居てくれる人に寄り添って寝ている自分が居て、それに自己嫌悪してまた必死に距離を取ろうとして……の繰り返しでしたしね。
特に、倒れる前の2日間はマコさん自らが自分で自分の首を絞めるように、手塚を拒絶しようと必死になっちゃったので、そのストレスたるや凄かったと思います。それも、きっとそんな自分にも自己嫌悪しながら心休まらずにどんどんフラフラになっちゃってるのに、無理に無理を重ねましたからね~~。
今回、倒れたのは自業自得なのではないかと、柴崎スキーな私ですけれどそう思ってます(((((--;)
今の柴崎は、一番、何も見えてないのかもしれません。
手塚も同じループに入らないことを祈るばかりです…………。

> お兄ちゃんとしてはもう少し素直な光君で居てくれたらと思わないでも無さそうだけど、やっぱりこちらの方がしっくりくるんじゃ無いでしょうかね。
ですねー多分、相当、しっくりきてますねー(笑)
重症だな、慧!(笑)
柴崎を病院に運んだのも慧だし、手塚の元に結局は連れて行くことにしたのも慧なので、お兄ちゃんは一番よく事情を知っている人物です。(まぁ大したことはない事情ですが)
次回はようやく、そのあたりのお話を慧がしてくれると思うので、少しずつ、どうしてこんなややこしい事態にしたのかは、それなりには理由が付いてくるかと…………(説明長いし、面白くはないですけどねー……)
お兄ちゃんも、陰で頑張ってくれてますんで(?)ちょっと手塚は出遅れ感満載になると思いますが…………
ガンバレ、手塚!!!(最近、これしか言ってねぇ……苦笑)
> 頑なな麻子の気持ちを愛情と誠意と言葉を尽くして頑張って解きほぐして欲しいですね。
ホント、この新章の前半のテーマはそこなので……………ただ相手は柴崎なので、簡単にはいかないので、本当に手塚は大変だと思います。こういうことにはお兄ちゃんはまったくノータッチでしょうしね。
でも、これまでの柴崎を匿ってくれていたのはお兄ちゃんなので、その辺りはお兄ちゃんともある程度は情報交換も必要になってくると思うし…………お兄ちゃんにしたらいい環境?(笑)
原作よりは手塚と連絡を取れるお兄ちゃんは、実は一番、役得なのかもしれないですね?!(そうなのか?苦笑)
とりあえず、ずっと書かなかった事情他、そのあたりの話を出していきますので、どういうことになってるのかの把握に役立てて下さいね~~~。

ツンデレラ |  2016年11月08日(火) 05:28 | URL 【コメント編集】

★Re: 少年

Sauly様

コメント、ありがとうございますー!
ミスチルの『少年』、知らなかったですー。
流行歌はFM802で聞いて耳馴染むのですけど、あんまり802で流れてないなぁ……これからかな?
歌詞見てたんですけど…………凄いですね。
この新章の前半の手塚そのものですね。
しばらくはこの歌、このお話のテーマソングにしてもいいくらいです!!
新章の前半は、とにかく手塚、精神的にガンバレ!なので(((((^^;)
新章の後半くらいから、ようやくかなり冷めた感じではありますが若干ゴッドファーザー風味もあるかもしれない感じはありますが…………まぁ、所詮私なので、温くて緩くて……って感じでしょうけれどねー。
とはいえ★
しばらくは、これまでの手塚の知らない部分を埋めてくために、説明長くてつまらないかと…………(ヲイ★)
わかってるんですけど、どうしても、手塚も足撃たれて頭殴られてからマコさんが手塚慧の彼女として登場するまでの間のことについては、手塚はまるで状況がわかってないので…………そこの事情をちゃんと説明しとかないと。ということで、しばらくつまらないですが(あうあう)
まぁ、当分はひとり寝る夜なので、手塚にはいろいろと考えながら眠りについて貰って、これからどうすればいいのかをしっかり考えて貰いましょー!!
ガンバレ手塚!!

ツンデレラ |  2016年11月08日(火) 04:59 | URL 【コメント編集】

★初コメです ‼︎

いつも楽しく読ませていただいています!
初コメです!
本当に「行きたい場所」さんの想像力には驚きます!
私も1人で妄想してますが笑

結局、手塚は記憶をなくしても柴崎にたどり着くんですね〜笑
もう「運命」と言ってもいいくらいだと思います♪
柴崎は断腸の思いで手塚を切って、でも、離れられなくて...
手塚も兄の彼女だと分かっていても、それでも柴崎(マコ)のことが好きに
なっちゃって…
本当にかわいい2人ですね‼︎
これからも楽しみにしています^_^

ちあゆき |  2016年11月07日(月) 20:35 | URL 【コメント編集】

★管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
 |  2016年11月07日(月) 11:22 |  【コメント編集】

★管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
 |  2016年11月07日(月) 09:02 |  【コメント編集】

コメントを投稿する

URL
COMMENT
PASS  編集・削除に必要
SECRET  管理者だけにコメントを表示  (非公開コメント投稿可能)
 

▲PageTop

この記事のトラックバックURL

→http://hujikoba.blog135.fc2.com/tb.php/682-6a5352f2
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | HOME |