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2016.10.31 (Mon)

≪背中の靴跡シリーズ≫ 『ひとり寝る夜の明くる間は』~vol.30~

≪ ひとり寝る夜の明くる間は~vol.30~ ≫背中の靴跡シリーズ
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
  歎きつつ ひとり寝(ぬ)る夜の 明くる間は
   いかに久しき ものとかは知る
         右大将道綱母(53番) 『拾遺集』恋四・912
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆



【More・・・】

≪ ひとり寝る夜の明くる間は~vol.30~ ≫背中の靴跡シリーズ


どうやって話をしたらいいんだろう?
ずっとそればかり考えていた。
訓練中はなんとか意識を訓練に集中して乗り切り、無難に恥ずかしくはない成績でやり終えた。とはいえ、部下の状態に鋭い上官達は少し物言いたげな目で俺を見ていたから、きっと俺の気持ちの揺れなんかお見通しだったのだろうとは思うが。だけど、敢えてそっと見守ってくれていたように思う。
……上官達には本当に頭が上がらない。
帰り際に小牧からはそっと、「……落ち着いて言えるようになったら聞かせて欲しいな」と言われている。
ぽん、と背中を叩いた手が温かかった。
マコにどう話を切り出せばいいのか、まだわからない。
マコが柴崎麻子だと、今はもう確証がある。
あの後、笠原から柴崎麻子の写真も何枚か見せて貰って――――印象とか雰囲気はかなり違うものの、やはりどこかしら面影はある気がしたし、間違いない――――。
間違いなく、マコは柴崎麻子だと思う。
ならば、それなら、どうして名前や見た目を偽らなければいけないのか。
それをきちんと、マコの口から聞きたい。
だけど、素直に答えてくれるとは思えないよな――――。
舌戦で俺がマコに勝てるとは思えない。
明日、笠原が家に来たいと言っている――――そっちから攻める方がいいかもしれない。
…………いや、けど、そうしたら明日、マコは逃げてしまうんじゃないだろうか? 何か理由を付けて笠原に会わなくする――――その日、無理をしてでも外出するとか、何かしら強行手段に出て会わなくする、くらいのことはやってのけてしまいそうな気がする。…………そういう面倒な女だ。
だけど、笠原をマコに会わせるのが一番いい気がするのだ。笠原になら、マコの固い殻を持ってしても溶かして中に踏み込めるような…………何故だかそんな気がする。俺自身ではなくて笠原ならば、と思うことは悔しいが、笠原は誰よりも柴崎麻子のことを知っていてそして大切に想っているからだろうな、と思う。そんな笠原だからこそ、マコが柴崎麻子なら嘘は吐けない気もするのだ。…………ある意味、笠原の仁徳と言えるかもしれない。
ふう、と溜息を吐いた。
待ち合わせの場所に到着する。マコの為に、大通りのタクシー乗り場手前での待ち合わせにしてある。
――――本当は、俺がマコの心の扉を開けたいんだけどな――――
マコには、真っ直ぐ正面から俺を見て欲しい。……そう思ってる。
最初から俺を拒まずに、まずは俺を見て欲しい。
マコが胸のうちに抱えている苦しいものを、ほんの少しでも分かち合ってやりたい。
悪夢にうなされる時間を安らかな時間に変えてやりたい。
――――だけど、現実は、俺の無力さを知る。
マコへの想いを胸に秘めつつ、ほんの少しでいいから俺はお前の傍に居たいと伝えようとして、歩み寄ろうとした俺に酷く怯えたマコ。
拒絶されて手も足もでなくなった。
固い殻に閉じ籠って、普通の対応もして貰えなくなった情けない俺。
待ち合わせ時間の5分前――――マコも麗華もまだだった。
タクシーの来る方向をジッと見つめながら、徒然に浮かぶ思考に身を委ねていた。

――――と。

電話が鳴った。
家から。
嫌な予感のまま、電話に出る。
「もしもし」
「…………」
我ながら、一言なのに不機嫌さが全面に出た声音になった。相手は咄嗟に答えなかった。1秒で詰問する言葉が口を吐く。珍しく先制攻撃だ。
「マコだろ? 来ないとか言うんじゃないだろうな?」
「…………っ……」
しばし無言の時間が過ぎる。数秒というところだったかもしれないが酷く長く感じた。
「…………ごめん…………ちょっと、……体調……悪くて…………」
「じゃあ俺、今から帰るから。大人しく寝とけ」
「~~~~な…っ、い、いいから! 二人で……帰ったら、話……を……」
「お前が居ないのに意味ねぇだろッ!!」
言いつつ、もうタクシー乗り場からタクシーに乗り込んでいた。
行先を告げると、電話口に向かって叫ぶ。
「そこを動くなよ」
急いで、とタクシーの運転手に頼んで、麗華にも連絡を入れる。俺の言葉に麗華から上がった非難は正面から受け止めて謝ったが戻るつもりはなかった。俺の口調から何かを感じたのか、立て続けの文句が急に途絶えたと思ったら、「…………光……何かあった?」と尋ねてきた。時間もなかったので言葉を濁すと「……今度ちゃんと話して貰うからね!」と言って向こうから電話を切った。
――――何かを感じたのだろう、状況を察して引き下がってくれた麗華に感謝の気持ちが湧いた。
もしもマコに出会わなかったら――――確かに麗華とはうまくやっていけたかもしれない。
だけど。
俺が必死になるは。
夢中になるのは、マコだけなんだ。
家まで十数分――――それでも長く長く感じた。
マコの体力では、逃げることは出来ない時間の筈だ。
だけど、もしかして居なくなっていたら、と気が気じゃなかった。
タクシーが着くや否や、乗車代を払うのももどかしく降りる。
急いで鍵を開けて、足音高く駆け足で家に入る。
リビングに居なくて、部屋へ駆けた。
朝に壊した扉が開いている。
一応ノックすると、「入らないで!」と悲鳴のような声が上がる。
中に居ることにホッとした。
「約束を反故した理由を聞く権利が俺にはある!」と宣言して中に踏み込む。
部屋の奥――――窓際のスタンドの奥に怯えたように立ち尽くす影。
ツカツカと一直線に詰め寄ると、それ以上逃げられないのに、背骨が折れそうな程必死に壁に背を押し付ける。
女性に対する態度じゃないとわかってはいるけれど、逃げられないように壁に両手を突いてマコを閉じ込めた。
それだけでマコの浅くて速い呼吸が乱れる――――俺に怯えている。
酷い緊張感が張り詰め――――息苦しいくらい。
互いに見つめ合ったのは、数秒なのか、数十秒なのか。
…………ようやく俺から口火を切った。
「――――そんなに…………そんなに、俺が嫌いかよ?」
「~~~~っ……、な、なななに、……言って……っ……」
「――――――――」
マコの唇が震えている。
グラグラと揺れる瞳。
怯える。
俺に怯えてる。
いっそ、このままその唇に噛み付くように口付けてめちゃくちゃに貪ってやろうか、なんて昏い想いが胸に湧く。どうせ実らない想い――――どうせ手放さなければいけない温もりなら、いっそ衝動に駆られて一夜の夢だとしても本能に身を委ねてこのまま――――と…………。
マコの顔に顔を近付ける。
大きすぎるマコの目が丸く見開かれる。
ピンッ…と張りつめた緊張感に、糸に絡まれたマリオネットのようにマコは動けなくなっている。
近付くとマコの香りが立ち込めて俺を満たす。
この香り。
確かにあの寮の部屋のものと同じ。

――――お前は俺の婚約者だった柴崎麻子だろ?

そう言って糾弾してやりたい。

――――俺達は愛し合っていたんだろ?

そう詰め寄って、心変わりを詰りたい。
なんでだ、と。どうして、と。

だけど、そんなことを言って、どうなるというのだろう。
過去を知って、過去の真実があるからと言って、今の俺達にはなんの足しにもならない。

過去のことだ。

過去は過去。
今は今。

――――ここに居るのは、今の俺だ。
過去の柴崎麻子を求めているわけじゃない。
今の俺が、今のマコに出会った。
それだけが今の俺の真実――――

――――俺が本当に伝えたいことは…………

吸い込むマコの香りが俺の中に満ちる。
そのまま触れてしまいたい衝動を必死に堪えた。
顔と顔が触れそうなギリギリのところで、スッとマコの顔の横の壁に自分の顔を避けた。
そのままマコの耳元の横に唇が来るように、壁に額を押し当てる。
理性のすべてを掻き集めて、壁に置いた両手を握り締めた。
触れたい衝動ごと握り潰した。

「好きだ」

囁くと言うには、張り詰めた口調で、言葉が零れた。

――――そう――――マコに伝えたかった言葉は、これだけだった。

過去のことも、報われなくても、そんなことはどうでも良かった。
今の俺のすべての想い。

「…………お前が俺のことなんとも思ってないって――もしかしたら嫌われてるのかもしれないってわかってて…………けど――――だけど、俺はお前が――――お前だけが好きだ。
――――お前が兄貴のことが好きで、この気持ちは報われないってわかってる。…………この想いがどうしようもないってわかってる。
全部わかってて――――だけどお前が好きで、…………なぁ…………夜の闇に怯える時だけでいいんだ、傍に居させて欲しい。――――お前が倒れた時しかお前に触れないと誓うよ。…………何もしないしこれまで通りでいい――――兄貴の代替品で構わない。代用品で十分――――それで本望だ。
――――なぁ…………頼むから俺を拒絶しないでくれ。――――お前が元気になるまででいい。元気になってこの家から出て行くまででいい。期限付きでもなんでもいいから、せめて体調の悪い今だけは、傍に居させて欲しいんだ」
頼むよ、と最後は絞り出すような懇願の声になった。
震えそうな自分が情けない。
どんなに情けなくみっともない姿を晒してるんだろうと自分で思う。
触れそうで触れられない距離。
だけど、マコが逃げないように閉じ込めて。男の傲慢だってわかってる。
自分の今の状態が最低な男の姿だとよくわかって――――わかってて――――だけど、離せなかった。
壁に額を押し付けたまま、祈るように目を瞑る。

「~~~~ッ……」

苦しげなマコの吐息が零れた。
しゃくりあげるような吸気の後、隠せない濡れた声が零れた。
「~~~~ご、ごめ……ッ、…………あ、あたしっ、…もう…ッ、……もう…ふ、ふふさ…わし…………ッ、~~ッ、し、ク……ッ……」
――――急に言葉が途切れて、マコの早くて粗かった呼吸のリズムが狂い始める。呼吸がままならない。過呼吸を起こし始めた気配に慌てて顔を上げてマコを見れば、身体がガクガクと異常に震え出している。
マコの大きな黒い瞳に恐怖の色が浮かぶ。
盛り上がった涙が堰を切って頬へと滑り落ちる。

――――発作だ!

しまった、と後悔しても始まらない。
壁に背を持たれたマコの身体がグラリと傾いた。
重力に引っ張られるかのように崩れ落ちる身体を慌てて抱え上げ――――途端に、抱きかかえた身体に籠る熱に慄いた。

~~~~くそ…っ!!

なんでわからなかったんだろう。
本当に体調が悪かったのだ。
腕の中の小さな身体から発せられる熱は、一瞬で高熱とわかる程熱い。
慌ててリビングに駆け込み薬と水を急いで用意するも、その間にもうマコの唇は真っ青になってゆく。酷い熱だというのに顔色が真っ白で血の気が失せている。目の下のどす黒い影が手塚に恐怖を覚えさせる。
なんとか呼吸を整えさせて薬を飲ませようとするのだが、もはやマコの意志で身体を動かすことさえ出来なくなっていた。
薬を飲もうとはしているのだろうが、咽込み、咳き込み、逆に呼吸困難でますますマコが消耗していく。呼吸を整えさせることもままならず、一層チアノーゼが進んでゆく。
ゲボ…ッ、と咽せて口の端から溶けかけた錠剤が見えて、また口に戻り――――またむせて苦しむ表情を見て、意を決した。
呑み込めなかった錠剤を、マコの口内から吐き出させる。それだけでまた咳込んで、異常な呼吸音だけが空回りして顔色がますます蒼白になってゆく。

新しく薬を取り出した。
最初は安定剤。
手に取ったそれに意を決する。
…………ゴクリ、と俺の喉が鳴った。酷く緊張する。
息を整えて錠剤と水を口に含むと、苦しげに空気を求めて半開いている唇に唇を重ねた。
ねっとりと熱いマコの舌に舌を絡ませ、錠剤を、水を喉の奥へと押し込む。更に口蓋を刺激してゴクリとマコの喉を鳴らせた。熱いマコの口内に含ませた水や錠剤がなくなったのを確認するように、口内を一頻り弄ってから唇を離す。

…………は…ぁ…っ……!

思わず、俺の唇から熱い吐息が零れ落ちた。
――――熱い。
熱い――――熱、だ。
マコに触れた唇だけじゃなく、自身の中に――――全身に熱が暴れる。
マコの高熱――――のせいばかりじゃない。
ムクリと猛る俺の熱。
触れた指先や、口付けた唇から飛び火して全身を焼く。
熱い、――――この感触。
思わずもう一度、はあ、と自身の熱を吐き出した。
――――くらくらする…………。
この、感触。
この、芳香。

――――思い出して――――思い出したあまりの熱に、身体がオカシクなりそうだった。

知ってる。
覚えてる。
俺の体中の細胞が、感覚で覚えてる。
熱くて甘い吐息。
記憶の中の映像が、ふいに俺の脳裏を過ってヤバい。
強請るように絡み付かせる舌や、弱いところを擦ると震え喘ぐ甘い声。
その可愛い反応が堪らなくて、キスで互いを溶け合わせようとするかのように深く口付けて執拗に重ねた唇。その蕩けるような味わいにいつも夢中になって、気付けばすっかり麻子は逆上せたような頬をして涙目で肩で息をしながら俺を上目遣いで睨んだりしたものだ。その顔にますます俺自身に血が滾り、どうしようもなくなるなんて知りもしないで。
キスだけでもうヤバくて、いつもいつも男の猛々しさを堪えることが大変だった。
狂おしい程の愛おしさが増して――――。

慌てて頭を振った。
頭に浮かぶ映像を必死で振り払う。

…………そんな場合じゃない。

そんな場合じゃないんだ!

腕の中の高熱は尋常じゃない。
さっきの執拗とも思える口付けのせいで、苦しげに吸おうとしてばかりだった呼吸は少し落ち着き、苦しげで弱々しいながらもなんとかゆっくりとしたリズムを取り戻していた。咳き込みが少し収まっているのにホッとした。
だけど、グッタリとして意識はなかった。
華奢な高熱の塊が俺の二の腕の中で埋もれていた。
もう一度息を吐いて、今度は解熱剤。
思い出してしまえば、どうしようもなく触れたくなって、つい求めるように性急に口に含んでまた口付ける。
身体に染みついている麻子の口内の感触――――
我を忘れて堪能したくなる衝動を堪え、必死に薬のことに意識を集中する。
麻子の口内のポイントは知り尽くしている。喉の奥を開かせるには、口蓋のざらついた更に深い先を執拗に擦って弄ればいい。
ご、くり、と鳴る麻子の喉の感触に、もっと、と貪りたくなるのを必死に引き剥がす。

今は、この熱を下げてやるためのキスなのだから。

本当のキスは、麻子が元気になってから――――……。

熱っぽくなる視線で麻子を見れば、はぁはぁと肩で息をしながら、そこだけ福与かな胸が大きく速く上下している。
ゴクリ、と俺の喉も鳴りそうだ。
必死に自身の熱を捻じ伏せる。
理性を総動員して封じ込める。

――――そんな場合じゃないのだ。

麻子の顔色の悪さに、なんとか平静を掴み取る。
頬は熱に浮かされて逆上せたようだけれど、目の周囲の黒い陰りは体調の悪さが露骨に表れている。
早く荒い呼吸や寄せられた眉は、やはり欲情している時のそれとは明らかに違ってただただ苦しげだった。
酷い熱――――いつからだったのだろう。
朝は頭に触れたけれど、そんな感じはなかった。
高山も倉橋も既に帰宅していることから、二人はマコの体調不良に気付いていない。マコが自分の体調不良を隠していたのだろうとも思うが、まだ二人が居た頃には見てわかる程明らかな異常はなかった、と思われる。
些細なことでもマコの体調に気掛かりを感じたら、二人は必ず置手紙をしてくれるのだ。今、リビングを見渡しても特に置き手紙もなにもないから、二人はきっと知らなかったのだろう。
考えられるのは二人が帰る直前か直後くらいから、急に体調が崩れ始めたといことだ。
それは急激な変化――――なにか急に、マコの身体に異変が起こったことに他ならない。
そっと小さな額に掌を置く。それだけですっかり小さくなってしまった元々小さな顔はほとんど隠れてしまうくらい……。
じわりと汗ばんだ生え際。今でも高熱なのにこれからまだ上がりそうな予感。
酷く熱い身体は、さっきからすっかり震えが止まらなくなって来ている。
――――とにかく、熱を下げないと――――……。
再び部屋に戻り麻子の身体をベッドに横たえる。もはや、意識がなくて粗くて速い呼吸が苦しげに掠れて響く。
急降下で消耗して行く様子に、俺の中で焦りが生まれる。
――――どうすれば…………とにかく、少しでも楽に…………!
昔から家にあった水枕を探し出して氷水で中を浸し、マコの頸部から後頭部にかけて冷やすように置いてやる。
上体を持ち上げてやるだけでも、やつれた身体は折れそうで怖かった。
元々華奢で壊しそうだと思っていた。麻子の身体に触れるたびにずっとドキドキしてた。――――だけど今の身体は、あの時の比じゃない――――。本当に辛うじて必死に生きた身体はすっかり痩せ細ってしまった。
…………あの事件で銃弾に倒れ、ここまで回復するまでにどれほどの時間がかかったのだろう…………。

その一番苦しくて辛い時期に、俺は傍に居てやれなかった。
傍に居て支えてやることが出来なかった。
麻子はたった一人で戦って、必死に生きてくれていた。

――――何やってんだ、俺は……!

情けなくて悔しくて、でもどうしようもない。
ともかく今は、過去のことより、今――――……。
…………今、また、麻子は異常な高熱に苛まれて苦しんでいる。
とにかく、今はただ、今の麻子を一刻も早く楽にしてやりたい――――……。
必死で、でも何も出来ずに、枕元で見守る。
ただただ見つめて、傍に付いていた。時折、冷たい水で絞ったタオルで、汗ばむ額や首筋を軽く拭ってやる。
何気なくマコの部屋を見渡せば、クローゼットから出して掛けてあるよそ行きの服。
兄と出かけた時もアレだったな。…………思って、クローゼットを開けると何も入っていなかった。
……その服しかないんだろう。以前の麻子からは考えられない――――だが、今のマコには不要なのだ。
外に出ることもままならない体調。
家の中ですら、日によっては貧血や眩暈で一日ベッドから離れられない日もある。
昨日のふらふらとした足取り…………。あの銃弾の後遺症がどれだけ麻子の身体を蝕んでいるのか。
――――それでも、今日、着てくれるつもりだったんだろう。
――――朝に、約束した。…………麻子も映画に来てくれるつもりだったんだよな――――。
ツンと鼻の奥が痛くなってくる。悔しくて、苦しくて、謝りたくて、いろんな想いが錯綜する。

…………ほんとに……なにやってんだ、俺。

……体調が悪くて、と電話口で言っていたのに、聞く耳も持たずに一方的に責めた。
唇を噛む。…………後悔ばかりだ。
麻子は悪くなかったのに、泣かせた。
――――ごめん。
ちゃんと話をしよう。
思い出した、と麻子に伝えたい。
口付けで思い出すなんて、俺らしくて苦笑するよな。
お前に触れて――――触れた感触に体中の細胞が歓喜するような衝撃を受けたんだ。
こんな時なのに。
こんな時でも。
…………まったく俺ってヤツは、本当に自分でもどうしようもないヤツだと自省の念が湧く。
だけど、こんな時だけど、触れて俺はお前を思い出した。
触れたくて触れたくて、記憶がなくても、俺を構成している細胞という細胞がお前を欲していた。
…………なんで忘れていたんだろう…………。
この世で何よりも大事なものを忘れていたなんて信じられない。
ごめん。
ずっと辛い想いさせててごめん。
お前が一番辛い時に傍に居られなくてごめん。
ごめん。
謝っても、時間は戻らない。
だけど、謝りたい。
そして、ちゃんと話がしたい。
……どうして偽ってるんだ?
……柴崎麻子という名前を隠して……。
あの事件の後、お前が抱え込んでいるものはなんなのだろう。
普段は何もかも隠して。
だけど、無意識になると夜な夜な涙に掻き濡れて必死に縋って来てくれたよな。
――――助けを求めていたんだろう?
――――助けて、と縋り付いて来てくれるお前が愛おしくて仕方がなかった。
――――記憶がなくても、ただただ守りたくて抱き締めていた。
……無意識のお前は、心の奥では俺を求めてくれたって思ってもいいだろ?
兄貴じゃない。
『光』って呼んでいたお前だから。

聞きたいことは山ほどある。
だから、早く良くなってくれ――――……。

     *

…………だけど。
けれど、薬が効いてくるどころか時間が経つごとに、麻子の状態はますます悪くなってゆく。
はぁはぁと荒く早い呼吸は、次第に弱々しくなってきた。
時折息を止めて苦しげに身を捩る。身体が折り曲がって――――下腹部を自分で抱えるように――――腹が痛むのか? 掠れた唸り声に全身が痙攣したように震え、張り詰めた緊張感に麻子が壊れてしまいそうだ。
痛みが全身を襲うのか一瞬呻いたまま硬直する瞬間まで出て来て、次の瞬間、死んでしまったのではないかと思う程意識を手放してグッタリと弛緩しきる。――――それもまた、恐怖だ。
だが、苦しいのだろう、またしばらくするとはぁはぁと呼吸が乱れて来て、掠れた呻き声が上がる。
高熱のせいなのか痛みに耐える冷や汗なのか、もはや麻子のルームウェアはぐっしょりと濡れる。
顔色は蒼白になったり土気色だったり、もはや俺の手に負えない。

~~~~く…そっ…!!!!!

麻子だけは、なんとしてでも、助けたいッ!!!!!

携帯で電話する。
自分の手が震えているのがわかった。
――――あの時も――――撃たれた麻子を託したのは兄だった。今も最後は兄に縋るのかと思えば悔しい。
だが、あの事件の後の麻子のことを誰よりも知っているのは、悔しいけれど俺じゃなく兄だ。
コール数回が酷く長く感じる。早く出ろ、早く出ろ、と呪文のように繰り返す。
「――――もしもし」
「~~~~麻子が…ッ!!! 緊急だッ!!! 麻子の病院はどこだッ?!?!」
「…………どうした、落ち着け。マコがどうかしたのか」
「~~~~高熱と異常な腹痛に襲われてて、けど薬が効かない…ッ!!!!! もはや、全身に痙攣が起こってるッ!!!!! ~~も、もう…っ、ど…すれ……どうしてやればッ?! ここ、このまま、じゃ……死んでしまうッ!!!!! 救急車は呼んだから行先だけ教えろッ!!!!! かかりつけの病院があるだろうッ?!?! た、頼むッ、麻子が――――」
俺の言葉に、兄も息を呑むのがわかった。
一呼吸のち、だが、落ち着いた声で返事が来る。
「――――わかった、俺も行く。マコの病院は…………」



……To be continued.







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05:10  |  *『図書館戦争』二次小説  |  TB(0)  |  CM(8)  |  EDIT  |  Top↑

★ある意味、天然記念物揃いなのか?!笑

ママ様

うわっ!!!
言われて、そんなに?!Σ(゜□゜;)と衝撃…(爆笑)
いや~~~図書戦の主要キャラは、結構、自己処理派揃いなのでしょうか?!(爆)
堂上さんの8年………8年って、、、、と思った瞬間、副隊長さんは加代子さんと別れてからしてない……って思ったらどんだけ?!Σ(゜□゜;)
とふと、そちらが浮かびました…………
皆さん、男性として、凄いのではないでしょうか…………ある意味★
小牧さんだって、3年の呪いで毬江ちゃんが18歳なら、2年我慢してた可能性高いし、じゃあ手塚に次ぐ5年かァ………ってな感じですもんねー。
隊長も、別れた後も、まぁ割り切ってそういうこともたまにあった、というならそれもアリですけど、もし同棲生活辞めてからナシだったら結構凄い…………(……それでも副隊長よりはマシなのか?!爆)

凄いわ……………

と妙なトコロで、図書戦男性陣の凄さを感じましたね★(苦笑)



あ、お兄ちゃんとは、手塚がちゃんと話をすると思うんで~~~~(逃)(((((((((^^;)
ツンデレラ |  2016年11月03日(木) 04:22 | URL 【コメント編集】

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 |  2016年11月02日(水) 14:31 |  【コメント編集】

★Re: 本能

アリアアリス様

うわ……!
もう今回のターンを完全に一言で表して下さったタイトル、恐れ入ります!!
そうなんです、「本能」…………笑
いや、結局そこに行き着きました、私(笑)
いろいろ悩んで、こんだけ引っ張っちゃうと記憶を取り戻すキッカケが本当に難しかったです。。。。。
で、降ってきた答えは「本能」でした!!!(爆笑)
いいんです、笑って下さい! 私も笑います!(笑)
いやもう。。。。。そこかい!!!!(絶叫ツッコミ(笑))
でも、それを思い付いたら割と、スコン、ときてスルスル書けました(笑)
襲われて、とかも考えたのですが(ドラマティックですしね、その方が)、でもこの状況で襲われることはかなり過酷な未来になりそうでやはり私的には無理でしたし…………大体、この状況では柴崎→マコとすることで、柴崎の安全は図られている設定なので、この時点で襲われる理由も考え付かなくて★
そのために、マコになっていますから。
なので、まさしく、本能で嗅ぎ付けた手塚の男力(そうなのか?!笑)に感謝です(笑)
一番、このお話が先まで続くことを考えた時に、スムーズな記憶の取り戻し方でした!(笑)


> 手塚は、やっと過去の自分との「スタート」地点に立てた形でしょうか?
> というか...「折り返し」地点でしょうか...?
そこは鋭いですね!
お話的には、折り返し地点ですね!
でも、お話的には、スタート地点でもあります。
一応、今までのお話があっての、この状況で、手塚はこれから過去と向き合っていくので、どちらとも言えますねー。
この状況になったことで、初めて、手塚の中で「自分が」という気持ちが芽生えますので、スタート地点に戻って取り戻す、という発想でも間違いじゃないんですよねw
とりあえずは、記憶がなく止まってしまっていたお話が、またようやく記憶を取り戻したことで動き出すので…………ようやく動いてくれる!と私はホッとしています!
(ただ、動き出すということは、頑張って書かないといけないので----自分の中でお話の整合性を付かせつつ書いていかなきゃいけなくなってくるので、頭を使わないといけなくなる!(うぎゃ★))

> 郁ちゃんの後押しと二人の上官の優しさで手塚は「自分の想い」をまとめていて、記憶より絆の深さを感じました。
こちらのコメントも本当に凄い…………。
実は、そうなんですよねー。
私が「手塚記憶喪失編」なんて言っちゃったので、皆様、「手塚の記憶が大事」と思ってしまった感じがあるのですけれど、実は大事なのは記憶じゃないんだと私は思ったんですよねー書きながら。
多分、記憶喪失の手塚も、自分の記憶にさほど必要性を感じてなかったと思いますね。
だって、目の前に大好きな人が居て(マコさん)、彼女を助けたい、とそれだけなのですよ、手塚の大事なことは。
だから、過去の記憶は確かに戻ればいいとは思ってるとは思いますけれど、本当に大事なのは、目の前にいる大事な人をどうやって大事にしていくのかっていう、今の手塚が全部だと思うんですよねー。
なので、「記憶喪失編」において、大事なのは「記憶」じゃなくて、「今の気持ち」だったり「目の前に居る人を大事にしたい想い」だったりしたんだと思います。
過去に大事にした人だから大事にしたいんじゃなくて、目の前にいるマコさんがほっとけないから大事にしたい。
それが手塚の全部だったわけで、だから、本当の意味で、記憶があるかないかはあんまり関係ないんだろうなって思いました。
記憶喪失話なのにね!(苦笑)
記憶喪失で記憶が大事って、私も最初は思ってましたけど、この手塚は書いているうちに、記憶以上に大事なものをもう見つけてるんだなって思うようになりましたwww

> そんな中での「映画行けない」事件!
> (レインツリー楽しみにしてたのになぁ...私が)
すみません~~~(笑)
レインツリー見てから倒れても良かったですね!(←ヲイ★Σ(゜□゜;))
映画見ながらどんどんマコさんの体調が悪くなってたら、麗華さんも吹っ切れたかもしれませんね!と今気づきました…(笑)
はぁはぁ言い出したマコさんに薬を飲みこませるために、公開チュー!(それも萌えたかも!!!)
映画館の控室のようなところでずっと手を取ってマコさんのことしか見てない手塚に、麗華さん悟る!的なのとか。
ああ、それも良かったかもしれない~~~~

でも、それだときっと、告白は出来ない~~~~~

うむむむ。。。。。
まぁ、私の頭では所詮、だったので、すみませんでしたー!!!!!(映画なくて(苦笑))

> 手塚の悶々ゲージがMAXで「壁ドンドン」して追い詰めるし(汗)
そうなんです、私も結構焦りました…………が、あの状況で(2日間ガン無視されていた手塚でもありますし)更にマコさんが自分を拒否したら…………手塚ももう流石に我慢の限界かな、とは思いましたけど、そんなやつれ果てた人間に「ドンッ!」は怖いよ……と私も思いましたです。。。。。
一瞬、手塚が手塚じゃなく、マコさんを襲うんじゃないかって私も思ってビビった…………。
よく理性を取り戻してくれた!と感謝しましたです。。。。ホント怖い怖い……………。
まぁ、怯えられて、怯えられる自分にも気付いていましたから、なんとか自分を取り戻せたようで良かったです!

私としては、記憶喪失の手塚なりに、ちゃんとマコさんへの想いにケジメが付いて良かった、という思いもありました(笑)
結果は、フラれていましたけどね★(笑)
でもフラれていることの意識が途中でなくなって、現実に追われたから、フラれた記憶はないかもな!(笑)
その後は、追われるように記憶取り戻すし!(笑)

> ある意味「野郎の鏡」(爆笑)「それ」で思い出す!
> その柔らかさと熱さをヒントに「本能」でこじ開けた「真実」
> 凄く「いい話の回」なのに手を叩いて笑った事をご報告です ヘ(≧▽≦ヘ)♪
ありがとうございます!!!!!
いやもう…………記憶を取り戻す時は泣きのシーンかと思いきや…………「それかい!!!!(絶叫ツッコミ★)」(爆笑)
私も爆笑です。
でも、手塚が思い出す理由として、スコンと来たキッカケでした(笑)
流石だ、手塚!!!
GOGO手塚!!!
野郎だ、手塚!!!
いやもう、私もまさかの記憶取り戻すキッカケでしたよー!!!

手塚慧は、手塚の記憶がなかった時間を持っている人物ですので、手塚はお兄ちゃんとはしっかり向き合って貰いたいですねー。
そこ大事(笑)

> 「麻子(光)だけは、なんとしてでも、助けたい」
> この思いが、この事件を複雑怪奇にしている原因
あー…………ある意味、アタリではあります。
事件を複雑怪奇にしてるわけではありませんけどね。
ただ、お話をまだるっこしくしている原因はソコです。
本当はもっと簡単で、アッサリと気付くことも多い筈なんですけれど、特に柴崎が閉じこもってしまっているために、このお話が長々敷くまだるっこしい限り……………。
そこは、手塚に頑張って貰おうと思ってます!!!!
ガンバレ~~!!!!(軽っ)笑




ツンデレラ |  2016年11月01日(火) 06:46 | URL 【コメント編集】

★望みのない……

ママ様

良かった!!!
> キスで思い出すっていうのも手塚らしい
ホントですかーーーーーっ!!!本当に良かった!!!
いろいろ考えたんです、思い出すキッカケ★
それこそ、最初に銃弾に倒れた時と同じシチュエーションの再現があるとか、兄に抱きかかえられたマコさん見て、とか、本当にいろいろ。
まぁでも、手塚は最初から、マコさんが倒れまくってる姿から始まってるわけで、倒れたマコさん見て何か心が動くなら、最初から心のどこかに引っかかりを感じるはずで、でも、この手塚は倒れているマコさんの姿には自分の記憶に繋がる感慨は受けてなかったので、そういうことで思い出すタイプじゃないんだろうなって(タイプって★苦笑)思い始めましたです。
抱きかかえた香りとか、そういうのは最初から意識があった感じでしたけどね。
なので、じゃあ、なんで思い出すのか?
って、結構書きながら、私の中の難問でしたので、「手塚らしい」という言葉が最上級の褒め言葉で嬉しかったです!!!!!
良かった~~~~~!!!!!
ここだけの話、一番最初に、お話を思い付いた頃は、もう一度マコさん襲われるバージョンも想像したんですけどね。。。。。
でも、この状況のマコさんが襲われたら…………それこそ普通の社会生活に復帰することが難しいような体調になりそうで(いやお話と割り切って別に普通に復活すればいいとは思うのですけれど…((((((^^;)★まぁご都合主義は、私のお話の中でもよくあることなんですけどね★)、あまりに過酷すぎる…………と柴崎スキーな私には結構悩みに悩んだ末に、そちらのバージョンはいつしか頭の中からなくなっていましたです。
じゃあ、なんで思い出すんだろうな~~~~~って結構悩んでいました、私。
で、ある時。
スコン、と。

やっぱり、マコさんに触れて本能で思い出すんじゃねぇの?

とそちらに…………(苦笑)
いや、そう思ってからは、結構気分的に楽でした~~~(苦笑)
マコさん襲撃の方がドラマティックなんですけどねー(笑)
ドラマティック路線じゃなく、エロティックかい!と自己ツッコミ(笑)

まぁでも、ウチの手塚が本能剥き出しでマコさん襲うとか…………そこはやっぱり無理(苦笑)
なので、チューもなかなかしないし、どうなるんだろうとヒヤヒヤしました。。。。。
かなり、ヒヤヒヤ…………(苦笑)

というわけで、記憶なくても結局はママ様の指摘のように、結局は下手(したて)な告白でも、ちゃんと気持ちを伝えることしか出来ない不器用さんでした★
でも、そこをちゃんと相手に認めて貰わないと、手塚はきっと踏み込めないのかなって思います。
まぁ。。。。。結局マコさんからは拒否、だったので、告白→チュー路線はなくて(泣)、あんなこんなで切羽詰まったチューになっちゃいましたけれど。。。。(苦笑)
このチューはノーカウントですね~~~。
記憶のない手塚から受けた、最初で最後のチューだったんですけど、マコさんの意識がもはやないからな★

> 手塚が思い出した事で麗華さんの恋は知らない所で霧散しちゃいましたかね。
まぁ、元々霧散してる思いでしたけどね(苦笑)
麗華さんは頭のいい女性なので、手塚の想いをマコさん(柴崎)は絶対に受け取らない、というのをマコさんから手塚を託された時に感じているんだと思うんですよね。
手塚がどんなに想っても、マコさんはその想いを受けない、と。
フラれた手塚が諦める→その時に周りには麗華さんしかいない となれば、自分にも可能性はあるでしょ、と思ってると思うんですよねー。
麗華さんは悪い人じゃないし、頭もいいけど、少し恋愛については自分本位なトコロもある人なので(というか、これまでの人生、多分自分のやりたいことはやり遂げてきた人だと思うので(もちろんちゃんと努力もして、ですよー))、駄目なら次の手とか駄目なら別の方に、とかそうやって自分を高める術はやってきている人だと思うから、手塚が自分の想いがダメだとわかったら諦めるだろうなっていう前提があると思うんですよねー。フラれて無意味な恋に執着する、ということに意義の見いだせる女性じゃない麗華さんなのだと思います。(結構ポジティブ?(笑))
記憶が戻ろうが、戻ろまいが、「諦める」という前提が「麗華さんの希望を叶えるだろう術」だと思うんですけど。
ただ、残念ながら、ウチの手塚はなかなか諦めないので、そこは麗華さんの読み違い…………記憶が戻った手塚とちゃんとお話したらわかると思いますね、多分。
まぁ「教えてもらうからね!」と宣言して電話切られたので、ちゃんと教えてあげましょう手塚くん、と思う気持ちでいっぱいです(苦笑)。フラれても拒否られても、その人しか見えない場合もあるって。
ということで、麗華さん…………まぁ麗華さんも、そういう恋愛もあることをこの機会で学ぶのかもしれませんね。

記憶が戻ったことで、手塚兄弟はまた、元のように…………憧れる男じゃないお兄ちゃんになっちゃったわけですけど、お兄ちゃんとはちゃんと手塚は話をしないと駄目なので、そこはガンバレ!と言いたいです。
手塚とお兄ちゃんの会話は、簡単そうで、実はなかなか難しいので、私も一生懸命妄想しながら頑張ります!(って自分かい!)
記憶がなかった手塚なので、やはりそこを埋めるのはお兄ちゃんしかいないしねー……………
お兄ちゃんは、記憶が戻った手塚にどう対応するのか…………お兄ちゃんも頑張れ、ですけどね。

ツンデレラ |  2016年11月01日(火) 06:05 | URL 【コメント編集】

★泣かないで~~Σ(゜□゜;)

Sauly様

生きていて良かった!(笑)
いやー、泣かないで下さいませ★
いろいろと書いていると、そりゃもう、無理~ってなることもありますし。
まぁでも、消さずにもう少し置いておかせて貰いますね。
もしかしたら……ということもありますしね。
私も、とりあえず、1週間に1度の更新……と思って書いていますが、ある意味それが「書かねばならぬ」という一種の締切?みたいになっていて、でも多分それがなくていつ書いても良かったら、自分で書いていて面白くないシーンとか(いやもちろん、お話なのでありますよー)書き辛いシーンとか(慧が絡むと結構難しい……ポロリと本音(苦笑))で詰まった時に、そこで更新止まっちゃいそうですもん。。。。。
単発で、パッと思い付いたものをパッとあげる方が、勢いのままアップできるし楽なんですよね~~。
長編って、モチベーション維持することとか、途中でホントにこれでいいの?って不安になることも結構多い……(苦笑)
(。。。。まぁけど、私の場合は、手柴を書くと短くパッとまとまった話はあんまり書けないから、必然的に長編になるので、それは仕方がない、と諦めて、とにかく最後のハピエンに辿り着くために書く、と途中はなりますけどねー…(苦笑))
そんなこんなで、途中で「君の名は」に感動してそちらの萌えもたっぷりあるSauly様ですから、気持ちがそちらにも向いてしまって、というのはありますよー。
二次をやる、となると、やはり萌えを自分の中で抑えきれずに書く、という衝動的な気持ちの方が書けちゃうものなので、ふと冷静になっちゃったり、少し気持ちが別に向くと、なかなか書けないものだとも思いますし。
お気になさらずです。
でも、書けるかもしれないので、私は、消さずに置いておかせて下さいね!とそちらをお願いしたいです!

私の方は、こんなところで止めては手柴が!な意識満載で(苦笑)、なんとかハピエンまで書ききるぞ~!とそちらの気力が湧いておりますので頑張ります!
一応、目指すところがあるので、完走だけはしたい!というそこです(笑)
他の方のリクエストも盛り込むつもりで、まだ全然、盛り込めてない(要するにまだまだある)ので、早く盛り込むところまでも行きたいし!
(当初予定から、最後の方で盛り込む(二人が寄り添うあたりから盛り込む)予定だったので、まだ先なんですよね……あうあう。

コメントはいただけるのならば私の方が感謝したいくらいで、本当に原動力なので、ありがたいですよw
お気にかけて下さってありがとうございます!
ひょっとしたら、「君の名は」の方に行っちゃったまま、帰って来られないかもしれない……という寂しい気持ち(心配)も少ししていたので、こうやってコメント貰えるなんて本当に嬉しいです!
いやもう、そんなに謝って泣かれちゃったら、私が困っちゃいますよ~~~!!



ツンデレラ |  2016年11月01日(火) 05:33 | URL 【コメント編集】

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 |  2016年10月31日(月) 22:48 |  【コメント編集】

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 |  2016年10月31日(月) 10:57 |  【コメント編集】

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 |  2016年10月31日(月) 08:46 |  【コメント編集】

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