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2016.09.07 (Wed)

≪背中の靴跡シリーズ≫ 『ひとり寝る夜の明くる間は』~vol.22~

≪ ひとり寝る夜の明くる間は~vol.22~ ≫背中の靴跡シリーズ
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
  歎きつつ ひとり寝(ぬ)る夜の 明くる間は
   いかに久しき ものとかは知る
         右大将道綱母(53番) 『拾遺集』恋四・912
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


【More・・・】

≪ ひとり寝る夜の明くる間は~vol.22~ ≫背中の靴跡シリーズ


「……く……っそ…」
はあはあと自分の荒い息だけが木霊する。
午後からの訓練は、何故か堂上の個別指導ということになり、道場での手合せを2時間休む間もなくさせられた。
笠原の審判の元、堂上と1対1の試合を休憩もなくぶっ通してやり続けた。
…………悔しいことに、1本も奪えなかった。
1時間を過ぎた頃から、手の感覚が麻痺して来るし、投げ飛ばされて頭も真っ白になった。一瞬動けなくなる俺を覗き込んで「終わりか?」と聞いて来る堂上に、悔しくて必死に立ち上がってはまた投げ飛ばされた。
最後の方はもう、朦朧としてあんまり覚えていない程だ。
見事なまでの完敗だった。
最後は、なんとか立ち上がってまだ戦おうとはしたらしいが、堂上に向かってフラフラと手を伸ばしただけで意志とは裏腹に動かない身体はそのまま床に倒れ込んで、終幕となったらしい。
外の水道の傍のベンチまで運んでくれたのは堂上で、笠原が濡らしたタオルを額や首筋に当ててくれた。
今日の訓練はこれまで、と堂上に告げられ、また悔しさが湧き上がる。
――――まだまだ、やれる!
…………そう言いたいのに、鉛のように重い身体はビクとも動かなかった。

「…………あんたもよく粘るねー、2時間以上もぶっ通しとか。ほら、脱水になるからしっかり飲んで」
差し出されるペットボトルを手に握らせてくれたけれど、ブルブルと震えて情けない。何口か飲んだものの、上手く飲めずに口の端から零れた液体もあったが、もうどうでもよかった。
頭の中が真っ白で、もう何も考えられない。
目を瞑ってしまえば、このまま何もかも手放して眠れる気さえする。
「今日のあんた、手管が荒っぽすぎ。あれじゃ、篤さんに投げ飛ばして下さいって組んでるようなもんよ?」
「…………うるさい」
「今日のあんただったら、あたしでも軽々投げ飛ばせそうだったなぁ」
「…………ぬかせ」
「珍しいよね、あんたが相手の出方も見ずに手を出すとかさ」
「…………うるさい」
息がなかなか整わない俺に、お構いなしに話し掛ける笠原。
「今日は朝から、あんた変だったもんねー。まぁ、同居人の――マコさん、だっけ? …の体調が悪くて看病してたからって言ってたけど――――。……けど、昼からは朝以上におかしかったよ手塚。なんかあったの?」
「…………」
「昼に電話しに行ったでしょ? マコさんの調子、まだ良くなってなかった?」
「…………」
額に当てられた濡れタオルを、瞼の上にまで持ってくる。
笠原は敢えて取り上げるようなことはしなかったけれど、ジッと俺の顔を見ているのは感じる。
思い出したくない――――。
そう思って、今の疲れ果てた頭だと幸い、憶測や雑念は湧いて来なかった。

ただ――――ポツリ、と虚しい言葉だけが浮かぶ。

「…………マコは――――兄貴の彼女なんだ」

「…………」
どうして、浮かんだ言葉を口にしていたのか、自分でもわからない。
疲れ果てすぎて、浮かんだ言葉がそのまま口を突いただけかもしれない。
笠原は何も言わなかった。
だけど、俺を見てる。

どうしようもない。
手も伸ばせない存在。
どうしようもないんだ。

わかってる。

疲れ果てた頭に浮かぶのは、それくらいだった。
それ以上の思考力は残っていなかった。

なんにもないまま、しばらく二人で無言で過ごした。

やがて、タオルを絞り直す、と首筋のタオルを取りかえられ、ほら飲んで、とペットボトルを手渡され、ようやく瞼の上のタオルもどけた。
笠原の顔を見ると、その表情が表現しがたいもので瞬く。
「……人の顔ばっか変だっつーけど、お前も今、変な顔してるぞ」
「…………うるさいっ」
顔に当てていたタオルも絞り直されて投げ付けて来るのを、なんなくキャッチして「そういえば」と尋ねる。
「――――お前、昼間泣いてただろ」
……そう……あの時は自分の方に余裕がなくて、他人のことにまであまり意識は向けなかったけれど、それでも笠原の異常な泣き顔にまた大泣きしてるのかとチラリと思った。
「……すっげぇ大泣き…………なんだったんだよ?」
「…………」
「また、柴崎が、とか言うんじゃないだろうな?」
そう言えば、ピクリと反応するから、アタリかと溜息が出る。

こいつの涙は、随分と胸に引っかかっていたんだよなぁ。

「……なんだよ? また、俺の分も泣いてやる、とかそういうのか?」
「…………違うもん……」
「じゃあ、なんだよ?」
「…………」
「柴崎を思い出して泣いてたのか?」
「…………」
アッサリとした手塚の口調。淡々とあたしに尋ねるだけ。
それがまた悔しくて寂しくて泣きたくなる。

…………ねぇ。

柴崎はホントにいいの?
手塚の記憶に残っていなくて――――手塚の中に何一つ柴崎のことが残っていなくて…………これでホントにいいの?

また、瞳が濡れそうになる。
悔しくて、手塚の柔道着の襟を掴む。
「あんたは?」
「――――え?」
「あんたは――――思い出さなくて平気なの?」
「…………」
真剣な笠原の目。
その鳶色の瞳はまた潤みそうになってるくせに、眼光だけは強く一瞬気圧されそうになる。

柴崎。
柴崎麻子。
俺の婚約者で――――俺と共に事件に巻き込まれて命を落とした。
彼女はもう、この世界のどこにも居ない。
思い出したところで、何がしてやれる?

思い出したところで、何も――――……

彼女は、この世界にはもう居ないのだから。
どこにも、居ない。

ゾクリ、と冷たい何かが背筋を通り抜けた。
ほんの一瞬。
慌てて目を逸らした。
笠原の手を払い除ける。
「――――――――ッ……」
何かはわからない。
何もかもわからない。
ただ、駄目だと本能が告げる。
それ以上は考えるなと、危険だと、心が全身全霊で拒否する。
異常に動悸が激しくなる。
さっきまでとは違う汗が一瞬で吹き出した。

それもほんの一瞬のことだったが。

息が乱れて、鼓動が早い自分の状態が不思議だ。
自分で自分がわからない。

なんだったんだろう?
そう思うけれど、それに目を向けることが出来ない。
それは知らなくていいものだ。

それは――――……

イチバン、ダイジナ…………
…………ナクシテ、シマッタ…………

――――……シンジナイ……――――

「…………手塚?」
笠原の言葉に我に返る。
一瞬で身体が冷えた気がする。
訳も分からず、またタオルで顔を覆う。
ギュッと握る手は、情けなく震えていた。

手塚の震える手に気付いた。
それは、訓練で筋肉疲労が酷いため、というだけじゃない気がする。
思わず衝動に駆られて胸倉を掴んで詰ってしまった。
悔しかったし寂しかったし悲しかった。
手塚が悪いんじゃないってわかってても、こんなに簡単に柴崎のことを忘れてしまった手塚に憤りが湧く。
だけど。

『柴崎さんが居なくても、手塚が頑張れるように――――』

――――あたしが居なくたって、ちゃんと幸せになんなさいよ――――

柴崎なら、きっとそう言う…………。
手塚が記憶を取り戻さない理由は、ひょっとしたら――――……。

手塚らしくない。
だけど、今はまだ、受け入れられないのかもしれない。
無意識のうちに、思い出すことを拒否しているんじゃないの?

大好きな人がこの世にいない事実を認められないから。

……わかんないけど、少しだけ、わかる。

瀕死の篤さんを置いて、当麻先生の亡命を成功させるために、何よりも大切なものを置いて行ったあの時の記憶。

怖かった。
すごく。

だからずっと、大丈夫って言い聞かせた。
大丈夫、救急車はすぐ来るから。
大丈夫、すぐに病院に運ばれるから。
治療して貰って止血すれば、絶対大丈夫。

絶対生きてる。

それしか考えなかった。
それしか、考えられなかった。

最悪のこととか、そんなの、考えることすら出来なかった。
無意識にそんな思考は全身全霊で拒絶してた。
だからあたしは頑張れた。

すべてを終えて、胸を張って、会うために。

…………手塚も同じかもしれない。

でも。
手塚の場合は、もう、本当にその人は居なくて。
会いたくても会えない。
だから、それを考えられないのかもしれない。
事実を直視出来ないのかもしれない。

――――大好きだったもんね。

ホント、じれったくなるくらい手塚が好きなの、わかってた。
そんなに好きなのに、どうしてハッキリしないかなぁ、とか。
サッサと言っちゃえばいいのに、とか。
不器用で、不器用過ぎる二人が大好きだったんだ、あたし。

幸せになって欲しかったの。

本当に、幸せになって欲しかった。

…………なんで過去形なんだろう。

堰が切れた。
ボロリと堪える間もなく涙が流れ落ちる。
「~~~~っ、……う…っ……!」
慌てて堪えようと思うのに、嗚咽が零れる。
見つめる手塚がグニャグニャな映像になって、見えない。
悔しい。
寂しい。
悲しい。

「――――お前って、ホント、泣き虫だよな…………」
「~~~~う…っ……さい!」
言葉と裏腹に滝のように涙が頬を伝い落ちる。ボロボロ、ボロボロと零れてゆく。

柴崎。
柴崎、柴崎、柴崎、柴崎、柴崎、柴崎、柴崎、柴崎。
頭に柴崎が溢れる。

――――今、ようやく。
あたしも、今、ようやく、柴崎と向き合えた。
振り返るのが怖かった――――……。
もうここに居ない柴崎を思い出して、耐えられる自信がずっとなかった。
心の中に、柴崎が浮かぶ。

――――何、泣いてんのよ?

こんなあたしを見たら柴崎だったら呆れるだろう。

――――泣いたって何も生まれないでしょ? 不毛よ。あんたはバカみたいにヘラヘラ笑ってる方が似合うわよ。

そんな悪態を混ぜつつ、あたしを叱咤するだろう。本当に口の悪いヤツだったから。
――――柴崎ぃ……。
「…………柴崎…………」
頭の中で柴崎があたしに笑えって発破をかける。
笑ってる方がいいって、あたしに言う。
――――柴崎が、あたしに…………

「…………柴崎って…………どんなヤツだった?」

ボソリ、と尋ねられた言葉に、手塚の存在を思い出す。
驚いて顔を向けたら、またボロボロと涙が落ちてゆく。
――――初めて――――かもしれない。手塚から、柴崎の話を聞いてきたのは。
あたしがこれまで、柴崎のことで泣いてても、全然興味も湧かない感じの手塚だったから。
驚きで見開いた目に、苦笑する手塚の顔が映る。
「…………気の強い女だったんだろ? 俺の方が尻に敷かれるような感じの……」
「ん……、けど、強くて優しかった。…………あたしね、濡れ衣で査問受けたことがあんの。査問会に呼び出されて――――女子寮で村八分にされた。誰も傍に寄ることすら嫌がるような素振りとか、あからさまな敵意の目とか…………それが怖くて、あたし、女子寮では1人で身じろぎも出来なくなってた。
でもね、同室だった柴崎は、そんなあたしに『顔上げろ』って『胸張って』ってずっと傍に居てくれたの。いつも一緒に行動してくれて、あたし、柴崎が居たから女子寮でも頑張ることが出来た。柴崎が居るって、柴崎はあたしの味方だって、柴崎はわかってくれてるって、それだけで頑張れたの。……柴崎は少し無理してたと思う、出来るだけあたしと一緒に居てくれるために……多分、柴崎にだって皆からいろいろ非難とかあったと思うんだ……けど、そんなの全然あたしには見せなかったから、自分のことでいっぱいいっぱいだったあたしはわかんなかったけど……振り返ったら、柴崎の立場も辛かっただろうなってわかるの。でも、そんなの微塵もあたしに感じさせなかったんだよね、いっつも毅然として、傍に付いててくれて…………。
……そう……人の痛みもわかる人だった。
そのくせ、恋愛相談とかしても絶対ハッキリは教えてくれなくて自分で答えを見つけろって発破かけて来て。……まぁ後になってわかったんだけど、偉そうに言ってた柴崎自身も実は自分の恋愛にはすっごく不器用だったんだけどさ。
口を開かなかったら美人で誰でも寄ってくるタイプに見えるけど、本当は本当の柴崎を知ったら、それこそ誰でも寄って来たんじゃないかな。だけど素直じゃなくて、口は悪いし、すぐ人のこと扱き下ろすしさ。なかなか自分を見せないから、ちょっと知ったくらいだと手におえない気の強い女のイメージが強いかもしれないけど――――でも、すっごくいいヤツだったの。素直じゃないから見せたがらないけど、本当はすっごく優しかったり、可愛いトコあったりして――――だけど、面と向かって言うと弾丸のように言い返されて本人が認めようとしないんだけどね。
そんな感じで――――いろいろ、やっかいでめんどくさいけど―――――けど、あたし、大好きだった…………」
そう言って、また笠原は泣き出した。
だけど、今度は、さっきまでとは少し違う穏やかな涙に見えた。
しばらく泣いて、少し落ち着いた笠原に、「…………ありがとな」と言葉が零れた。
なんの感謝か自分でもわからないけれど、心に浮かんで零れた言葉だった。
笠原は涙を拭いながら俺を見て、目が合うと、ようやく泣きはらした顔で笑った。
涙でグショグショの顔だったけど、向日葵の花のような、晴れやかな笑顔だった。
「…………ううん…………柴崎のこと、ようやくあたしも、向き合えた」
「…………そうなのか?」
「…………うん。…………きっとね、柴崎は、あたしやあんたに幸せになってって言ってると思う」
「…………そう……か……」
「……うん、きっと。…………そういうヤツだから」
「…………」
笠原はそう言うと、ふと、空を見上げた。
釣られて見た空は澄み渡っていた。
どこまでもどこまでも果てしなく――――澄み渡った空。

そんな風に、俺の幸せを思ってくれた人――――。

幸せ…………か……。

笠原の話を聞いても、婚約者の顔なんて浮かんでこなかった。
ただ、話を聞いて、ちょっと似てる、と思った。
心に浮かぶのは、金髪の気が強くて口の悪い女の面影だ。

俺は不実なんだろうか。

そんなに思ってくれていた女のことを忘れて。
もう違う女のことが好きになりかけてる。

だから、罰を受けているのだろうか。

例え幸せになれなくても、今だけは、大切にしたいと思うことは、罪なのだろうか。



……To be continued.







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04:53  |  *『図書館戦争』二次小説  |  TB(0)  |  CM(7)  |  EDIT  |  Top↑

★手塚の幸せか……(遠目)

Sauly様

ですね~!『君の名は』はホント、絶賛公開中ですよね~!
主題歌もいいし、余計かなァ?
でも映画館………遠いわ~~~来月どっかで見に行けるかどうか…? でも、来月まではやってそうですよね! 大人気ですから♪
単なる『とりかえばなし』ではなかったのですねー。
主題歌のイメージがそのままお話にも関わってんのかな? と思いつつ、まだその程度の関心しかない私でしたが、、、、、まぁ今月はもはやまるっと空いてる日はなくなっているので、見れても来月……どうかなー…………という感じです。
正直これまでの長い人生で、映画館に行った数って両手以内くらいしか言ったことないんで………下手したら片手くらいしかないかもしれない…………うーん。
あまり期待せずにお願いします(何がだ★)。

それより!(笑★アッサリスライド★笑)
書き始めて下さったようで嬉しいです!
二本立てとかで並行してお話を書く書き手さんも居ますけれど、頭の中が大変だろうなァっていつも思います!
Sauly様もそんな感じなのだと思いますし、あっちとこっちって大変だと思いますが頑張って下さいね!
ええ、いつでもドンと来い!ですよー♪

ウチの手塚に…………ってことは、まぁ……………ゴッドファーザーをそのまま書いていくなれば、Sauly様の手塚は…………ってことなのだろう、と予感がしますけれど。
まぁ…………ゴッドファーザーですと…………ねぇ。でもパラレルだから、そこはSauly様が弄ってもいいのでは、とも思いますけれどねー?
ウチの手塚…………まだまだ幸せには届かなさそうです。。。
今グルグルしてる人ですから★(苦笑)
ウチの手塚がいつ幸せに手が届くのかは、現段階で私もちょっと予測できていません。。。
ウチの手塚も結構悲劇的ですよねー。私の書き方もあってあんまり悲劇的な雰囲気はないですけど(苦笑)
なんとか、手を届かせてあげたいと、書き手は思ってるのですが!!(私だ)
まだまだちょっと、グルグルと遠回りしてるヤツです。
誰か、中心に向かって足蹴してやれば、いっきに距離が縮むのかもしれないんですけど…………誰か蹴ってやって欲しい。。。って書いてるのは私だ!と相変わらず突っ込む★苦笑


ツンデレラ |  2016年09月12日(月) 06:20 | URL 【コメント編集】

★管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
 |  2016年09月11日(日) 22:44 |  【コメント編集】

★読んで貰えるだけで嬉しいです!

りんご様

泣かないで下さい、りんご様!(苦笑)
郁ちゃんも、最後はにっこり向日葵笑顔だったので、りんご様もにっこり向日葵笑顔に!

お時間がある時にこうして覗いて貰えるだけで嬉しいです!
りんご様が拙い私のお話を忘れずに覚えてくれてて見てくれてるってことなので、ホントに嬉しいです!
図書戦の手柴サイトさん、本当に数少なくなりましたしね……。
私も寂しいし、手柴不足で涙ですが、手柴不足の分の妄想までこんな拙いお話ではありますが詰め込みつつ、ウギャッてなりながら続けています(苦笑)
今回のお話はまだ私も先が全然見えてなくて…………どんだけ長いんだ?!と驚愕なのですが(しかも所詮私の妄想だから、大した発展もなくお話が進むわ、多分最後までそんな大したこともなく、は?と気の抜けた茫然さとともに終わるかもしれない)、なんとか終わりまでいきつけるように、細々と書き進めようと思います。
まぁ、更新も1週間に1度くらいのペースでなんとか頑張っていこう、という亀のような感じなので、お時間ある時にまた覗いて下さいね!
季節の変わり目、体調を崩されませんよう、りんご様もお気をつけて!
まだまだ暗いお話は続きますが、手柴の明るい未来を信じて、キーボードとにらめっこして(キーボードとにらめっこしてどうすんだ……画面を見ろ画面を!苦笑)頑張りますね!

ツンデレラ |  2016年09月08日(木) 06:08 | URL 【コメント編集】

★Re: その箱の名...

アリアアリス様

いえいえ、私もホッとしました!
書き下ろしとか、購入特典なので、購入して貰わないと読めないですし、「欲しい」と思って下さる方が居るなら再販出来ればなァ…!と思っていたので、本当に良かったです!!

さて。
ですね(笑)
> 鉄壁の?自己防衛本能。
記憶ないくせにね(笑)
でも、記憶なくても、「大事な何かがない」ことは心の奥底でわかってるのでしょうね。
記憶ないからそれがどんなに大事かもわかってないくせに、あんまりにも大事過ぎて、それが失われていることを本能的に認められないのでしょうか。。。。。
だからこそ、あんまり手塚も「記憶を取り戻そう」って思ってないのかもしれない★
そして、当事者の手塚が「記憶を取り戻したい!」ってならないものだから、周囲も少し腫れ物を扱うような感じで、遠巻きにどうなるのか見守ってる感…………。
そんなところではないでしょうか。
果たして、封印したその箱を開けるのは誰なのか----ってか、そもそも、この箱って開くのか?って疑問もあるのですが。
実は開けるところがまったくない箱だったらどうしよう。。。。。(いやそれは困る)

それと、相変わらず、鋭くて。
そうですね。
私も一番弱いのは、彼女と思いますね。
そこで放棄したら駄目だと思うので。
彼女の間違いを、誰か正してくれる日は来るんでしょうかねー……
まぁ、、、今回のアリアアリス様のコメントを貰ったあたりのその結末は私もあんまりちゃんと出ていなくて、今、いろいろと考えつつ、現段階を動かしている感じで…………
鉄壁の壁、というよりは、ベルリンの壁のように本来は要らなかったものなのでは、と私は思いますが。。。。。
一生懸命なんですけど、時にそれが悲しい空回りということは、よくあることですよね。
ちょっと、この件はこれくらいで〆ておきますね(強引だな!苦笑)

> それにしにしても郁ちゃんのが、やはり先に立ち上がりましたね。
そりゃもう、郁ちゃんですから!(笑)
手塚なんか足元にも及びませんよ(笑)
手塚も記憶ないくせに、最初に見たときの郁ちゃんの涙がずーっと心に引っ掛かるくらい、やっぱり郁ちゃんの行動は手塚を揺さぶるものなんだと思いますねー♪
この調子で、手塚の背中をドンドン押していってくれることを期待するばかりです!

え、話の続きですか?
そんな楽しい続きが私も読みたいです!(…………?)
と言う、意味不明な終わり方でスミマセン★(苦笑)

ツンデレラ |  2016年09月08日(木) 05:57 | URL 【コメント編集】

★例えばアイドル写真のような?(苦笑)

ママ様

そうですよね、堂上さん、トコトンやってくれたので、「付き合いいいなー。やっぱいい上官だわー」と思った私です(笑)
ホント、堂上さんに「お疲れ様です」ですよねー(笑)
お蔭で変な雑念とか憶測とか、今の手塚には浮かばないでしょう。
そのお蔭で、ようやく郁ちゃんとも真っ白なまま(ポロリと時折本音が漏れる状態で)話が出来たんじゃないでしょうか。
この状態で郁ちゃんと手塚がゆっくりと話せる時間をとってあげること、が堂上さんの「今一番手塚に大事なこと」なんだと思ったんじゃないかなァ。。。って、なんか堂上さんの株が上がってる(笑)

うーん。
ママ様の写真のこと、始め、いろいろねぇ。。。私も考えてみました!(ヲイ★笑)
手塚は足を撃たれたので、当初、退院して社会復帰は図書館協会から、なんですよねー。
まぁ…イメージ、松葉杖つきながら通勤する姿が目に浮かぶ…(苦笑)
なので、手塚の入院中に、今後の相談も兼ねての堂上さん、小牧さん、郁ちゃんのお見舞いの際に見せられた「柴崎が一番気に入ってる写真」が手塚の中の「柴崎麻子」なんですよねー。
そりゃもう、多分、女子アナが入社試験の時の履歴書に貼る写真のようにカメラマンが「素っぽいけど一番綺麗に見える顔」を撮ったようなものだったのではないかと想像します!(笑)
完全に人当たりも良さそうな完全営業用でありながら、どこか柔らかいイメージもちゃんとあるような……みたいな?(笑)
で……………正直、手塚にとっては、堂上さんも小牧さんも郁ちゃんも、その写真を見せて貰ったお見舞いに来てくれた時って、「初対面の人達」イメージなんですよねー。自分の上官だった、とか言われたら、背筋ピーン、ですよ、手塚だから(笑)
その後、少しずつ足も治って、普通に動けるようになって、図書隊の方にも体鍛えに来るか、みたいになってきたと思うのですが、まぁ……図書隊は手塚にとって「新たな職場」なわけで、とりあえず図書隊の規律やら何やら一から覚える必要があるわけで、図書隊にとっても「新人」がポンッと入ってきた感じに教えていっていたと思うんですよねー。
なので、図書隊に手塚が来ることがあっても、今のこんな風に、手塚のプライベートなことを話したりする時間はなかったように思います。
まして、皆様結構「さすがバディの郁ちゃん」と思って下さっているようなのですが「バディだった」郁ちゃんなので…………今はほとんど図書館協会にドップリの手塚は普段のローテからは外れてどちらかと言えば新人と似たような扱いかもなー、とさえ思っておりますよ(苦笑)
まぁ、丁度記憶喪失編が始まったあたりから、手塚も身体を動かせる図書隊の方が自分に向いてるな、と思ったようなので(…そんな感じのことを手塚が言ってたような気がする………って自分で書いたんだろ★って突っ込まれそうですが)、ようやくその頃から、図書館協会で特に何もない日は出来るだけ図書隊に顔を出そうと意識し始めたのでは(手塚をもってしてその程度)、と思います。多分ね。
なのでねー。こんな風に、ゆっくり郁ちゃんと話をするとか、なかったと思うなァ。
ましてや、今の手塚は今の手塚なりに、今の自分をなんとかもっと高みに(記憶を失う前の自分くらいの動きが出来るように)とやっきになっていただろうし、そんな手塚を見てて郁ちゃんが手塚に「柴崎は、柴崎は、」と言うとも思えないし、きっと写真とか手塚に見せて思い出させようとか、そういう発想はなかったんじゃないかって思います。
むしろ郁ちゃんだし、頑張っている今の手塚を応援してあげよう!とか、そういう発想だったんじゃないかなぁ。。。
手塚にとっても、記憶がない手塚にとって郁ちゃんは「単なる同期で同僚」だったと思うんですよねー。性別も違うし、そんなプライベートな話をするような相手だとも思ってなかっただろうし。
まぁでも、郁ちゃんだから、図書隊の中ではやはり手塚の中で一番話やすい相手だったと思うから、少しずつ少しずつは気持ちも解れてきていたのでしょうけれどねー。
そんなこんなで、多分、図書隊の方は「手塚の記憶を取り戻してやろう!」よりはむしろ「今、精一杯頑張っている手塚をサポートしてやろう」意識の方が勝っていたのではないかなーって思います。
です。多分。

あと…………相当マコさんはやつれてます。。。そうだなァ、多分体重30kgくらいかもしれない………(それって小学生……泣)
頬とか腕とか足とか見ても柔らかさがまるで感じられないような感じのイメージですねー。
正直、骸骨女、という表現は的を得てると言うか…………。
手塚の元に来てから、少し、顔色とかも良くなったかもしれないですけど、多分相当顔色も悪い感じ(明らかに病人イメージ)ですね。

まぁ。。。。そんな感じのイメージなんですよ。
口煩く元気そうに文章だと見えるのですが、目で見る彼女のイメージは完全病人、ですねー。

というわけで、そんな私の考察です!(……だから、お前が書いてるんだろ★とツッコミ……苦笑)

まぁ。。。今回、手塚の中の郁ちゃんの立ち位置が、記憶を失う前の郁ちゃんの立ち位置に近づいた感があって、私もホッとしています。手塚にとって、こうやって心を少し開ける相手が出来たことは、かなり前進なのではないかなー♪
ちなみに、今のこの手塚はお兄ちゃんにも心を開いていますが(笑)、あくまで「男として理想的な」みたいな憧れもある(ぶぶぶぶっ笑っちまう)お兄ちゃんなので、下手な自分は見せないようにしようという努力はお兄ちゃんの前でもしていたかと思いますが(笑)
でも、マコさんを挟んで、お兄ちゃんとの関係は少しまた変わっていくので…………そのあたり、続きを待ってて下さいませです♪
ツンデレラ |  2016年09月08日(木) 05:41 | URL 【コメント編集】

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